自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

汐見坂

2024-03-07 | Weblog
 午前中は絵を描いていたが、昼から軽くサイクリング。今日の午後は暖かく、春めいてきた感じ。ジャージ・タイツも薄目を着用。
 まずは忍田橋(河内渓谷)まで、向かい風の中進む。ここからは追い風、下り基調で40㎞/h走行ができる。この頃は追い風下り基調でないと、このスピードは出ない・・・。
 いつもの田圃道をすっ飛ばして、ヤマギシ球場につきあたる。ここを左折するのが定例だが、今日は、立派な球場を見物した後、反対側に曲がって、下った集落から再度田圃道を走って、県道410号から交差点を左折し県道649号で工業団地の坂を登って、再度右折し、田舎道をたどって、三重病院にでる。再度田舎道で、今日のお目当て「汐見坂」(見出しの写真)。
 伊勢別街道窪田宿の北にある、街道にタッチする脇道のこの坂、「汐見」という名前がついているが、今は屋並みで海は見えない。その昔、親鸞聖人がこの坂の取り付きの所から高田本山(一身田)を見たという言い伝えが残っている、という。
 伊勢別街道は大和、京から関で分かれて津(伊勢)へ抜ける道であるが、このルートは室町時代以降のようだ。それ以前は安濃川沿いに道があった、とのこと。親鸞聖人はこの脇道を下って一身田へ向かったのであろうか?などと・・・想像したが、後でよく調べると、高田本山が創建されたのは親鸞没後150年以上後の事で、これは後世の話かと。なお、真宗高田派は元々栃木県高田の専修寺が起源で、一身田の寺が本山となった経緯がある。
 あの津台、中勢BPで帰宅。走行53㎞。
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