自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

人形のつぶやき

2021-01-29 | Weblog

 一昨日に引きつづき、絵の作業。
 昨日は歯科医で臼歯の根っこ(遠心根)を抜いてもらった。一番奥の歯が1本無くなったが、近心根を利用して半分ぐらいの歯を設置するようだ。痛みはないが、2、3日は安静にしておこうと。80-20運動と言われていて、咀嚼のため、平均年齢の80歳で20本は歯を残す目標らしい。まだ十分残っているが、この10年で何本ダメになるかだな。
 今日は「人形」を近くに持って来て、観察しながら、今描いている「フランス人形」の修正やら描きこみ。
 ところが、まじかに人形を置くと、色々文句を言う。
「下手糞やな」「ちっとも似やん」「もっと別嬪さんに描いて」とか、「ちょっと、ペチコート触らんといて」とか。まったくうるさい小娘だ。まぁ、じっと見たり、色々触るなかで立体的に把握することができた。

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お気に入りの模写

2021-01-27 | Weblog

 昨日に続き、今日も絵の作業を午後3時まで。
 本当は「フランス人形」や「中村川」の方を描き進めないといけないのだが、作業は好きな画家の模写に偏ってしまう。
 描いていて、所詮、模写ということもあり、気軽で楽しいから仕方ないのだが。
 模写はお手本をキャンバスに移すような作業なので(勿論画家の意図など色々勉強できるが)誰でも名画に近づけられる。そのこと自体も楽しい。が、自分の手で「名画」(他人の評価は別にして、自分のオリジナリティ)を創るのは至極困難な作業なのだ。
 そうは言うものの、実は素人にとって、本歌に似せるのも、なかなか難しい。描いているこの絵も、肝心の顔がいくらやっても似ない。一昨年、レンブラントの「ヘンドリッキエ」の模写をやったが、顔が似ず、「私のヘンドリッキエ」と称して展示せざるを得なかった。この絵は展示予定はないが、人物画で顔が似ないのはいかにもタコにも都合が悪い。
 ともあれ、半日、小磯良平の「裁縫する女」の模写を愉しむ。ようよう大体の形をつかんだので、これから細部の修正作業へすすむ。

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ポンプの調子

2021-01-25 | Weblog

 暖かになる予報。明日からまた、天気が崩れるというので、午前中、椿までサイクリング。
 石薬師からしばらく踏んで走ったが、椿一宮辺りからはシンドイ。今日はお参りを兼ねていたが、神社で自転車を止めるとフラッとくる。そういう体になってきた、と思う。血液の循環不足の酸素不足かな。一瞬ではあるけれど。血液ポンプの調子が悪いのだからしょうがないが、付き合っていくしかない。
 帰途は西山~和無田コース。和無田池によると、いつもは底まで綺麗に見える池が濁っている。どうしたのかと思って見ると、この池の水源であるマンボ(地下水路)の水が枯れている。冬にはこういう時もあるのかと。(池の写真)走行49㎞
 午後からは絵のサークル活動、「フランス人形」と「小磯良平の模写」。講師先生は小磯が大好きの様子で、聞いてもいないのに色々絵のアドバイスをしてくれる。上手く描けたら「旧家から小磯のエスキースが発見された」とでも発表しますかね、と冗談を言って応える。
 

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榧の実

2021-01-22 | Weblog

 昨日松阪市柚原の「うきさとむら」で買った「榧の実」。すでに半分以上食べてしまった残り(写真;右は取り出した実)。
 津市美杉、太郎生の丸八酒店はこの榧の実を炭火で炒って、砂糖をまぶし再度炭火で炒った「榧太郎生(かやたろう)」というお菓子を作っている(今も作っているのか?要確認)。最初は頂き物で、食べたのは30年ぐらいは前になるか、焼杉の素敵な器に入って700円ぐらいだったと記憶している。美味しかったので取り寄せたこともあるし、20年近く前サイクリングで立ち寄って買おうと思ったが、(すぐに売れてしまうので)なかったこともある。(丸八さん宅に)大きな榧の木があるので・・・と言っていた。
 今も作っているとすれば、1000円はしていると思うが、高級菓子である。砂糖でつつまれ、香ばしく上品な味に仕立てられていた。油分は控えめながら味わい深く、美味いものだった。
 その思い出があったので、買ったのであるが・・・。これは炒っただけの木の実。40粒以上あったが、硬い殻を割って食べる必要がある。焦げた実もあるし、多少、炒り過ぎでほろ苦い。
 思い出は、遠く甘く包まれ、安直な再来を期待するには、ほろ苦い・・・ということか。
 

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お手軽鳥焼きコース

2021-01-21 | Weblog

 明日から天気が崩れそうなので、今日は乗っておこうとサイクリング。しかし、朝は0度と冷たい。
 ということで、車でチャリを運ぶことに。さて、どこへ、と考えて、久居の市民プールPとした。緑地もあり屋外にトイレもあるので使いやすい(今は誰もいないし)。ここは一度しか使ったことがないが、走行ルートの調査を兼ねてデポ地とした。暖かくなるのを見込んで、デポ地を出たのは10時半前とゆっくりのスタートとなった。
 行き先は中村川。まず、国道165号を横断して、戸木の旧街道を大仰まで、県道を渡り丘を越えて波瀬の入口を左折、島田橋まで。ここから中村川遡行コース。
 中村川は、描画している現場までが目的。現場では、今日もまた新たな発見。現場の存在は強力だ。いまさら直しようもないなぁ、と少し嘆息。
 12時過ぎに「うきさとむら」ランチ。鳥焼き+ごはんセット(800円;写真)。榧の実を炒ったを200円で売っていたのでお土産に購入。アクを出すのが大変なんだよネ、などと西井のおばさんとお話。鳥は大変美味しく頂きました。
 食後は細野峠へ向かうが、日陰の道端には雪が残っている。峠から下り始めるが、最初の日陰カーブで後輪がグニュグニュと2度滑る。カーブは全体が黒かったが、濡れているようでもなく、なんとか立て直したものの、次の日陰のカーブでゆっくり路面を見ると、サイプ(路面に切られた溝)の水が凍っている。朝は氷点下だっただろうからなぁ、とスリップしたのも納得。慎重に峠を降りて、後はデポ地まで。途中、デポ地近くの、戸木の辻岡醸造で田舎味噌と味味噌(八方美人)を購入して2時頃到着。走行65㎞、お手軽でした。
 

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第2波にやられる

2021-01-16 | Weblog

 天気予報は午後から「曇り」で、暖かくなる予想。ただ、昼中、前線が通過する。一時、雨に降られるかもしれん、と思い、タイツをウィンドブレークとした。このタイツ、10度以上になる天気だと脚が暑く感じ、汗が出るが不安定な天気を考えてあえて選択。
 8時45分頃家を出て、まずは安楽。新年を迎え、古希にならんとする今日、ますます坂がしんどくなってきている。よろよろ、ふうふうという感じで登る。サミット手前の日陰で雪が残り、押したが、滋賀県側は轍が融けており、乗って降りることができた。
 「緊急警戒宣言」で他県への不急不要な外出は避けねばならぬが、今日のランチは阿山道の駅。滋賀県は通過するのみだから良いかと鹿深の道。と、言いつつ油日神社でトイレ休憩&初詣、他人はいないけど。
 高嶺から三重県側東湯船に入り、モクモク前を通過して、阿山道の駅へ11時半頃。ランチは「日向屋」中華そば、こってり醤油800円(写真)。ご飯は自由お替りOK.
 食べていると、バタバタ、ざぁざぁ屋根をたたく音。強風と共に強い雨が降りしきる。空の様子は入店前はそんな感じでは無かったので驚いた。自転車は濡れないところへ止めておいたので良かった。これが前線の通過か、と思い、食後、道の駅館内で20分ほど雨宿り。
 昼食時で良かったかと思い、止んだ雨を見て帰ることに。ただ、道は濡れ、水たまりもあり、持っていた小さなポリ袋をタイツの中に入れて、お尻が直接濡れないように保護する。泥除けを付けてくるべきだったと反省。
 上友田、小杉、柘植と来て、亀山方面は明るいのに、なぜか周囲が暗い。後ろをみると黒雲だ。追いつかれては大変と、加太越え、加太、関と黒雲から逃げる。関の東の外れで後ろを見ると、黒雲が迫ってくる。
 帰途はいつもの農免道路、山下町の急登を登ると、雨が降ってきた。たまらず藪の下へ逃げて雨宿り、小止みになるのを待って再出発。しかし、波状攻撃。タイツの中も濡れ始める。たまらず、天神町の倉庫の庇の下で再度の雨宿り。雨の第2波につかまり、やられてしまった。
 小降りの中をスタートして、鈴鹿市内まで来ると陽が差すようになり、後はゆったりと帰宅。走行100㎞。
 帰宅して、自転車を洗っていると、第3波の雨がひとしきり降るなど不安定な一日でした。

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小磯良平模写

2021-01-15 | Weblog

 今日もお絵かき。小磯良平71歳時の「裁縫をする女」の絵部分(写真)。
 小磯は自分が若い頃から「上手い絵を描くなぁ」と思っていた画家。デッサンが素敵で、絵は洒脱だ。
 好きな画家の絵だけに、こうして下手なりに模写に苦労していること自体が楽しい。この間、絵のサークルで、長年描いている人がこの絵を見て「(画家を)知らない」などと言ってたのがむしろ信じられない。
 昭和63年に85歳で亡くなっているが、文化勲章も貰っている大家だ。
  こうして参考写真と並べると、随分間違いがある。描いている時は気が付かないが、こうして、突き放して客観的に見るとどこがおかしいか良くわかる。
 今回は光のとらえ方、表現を学ぶつもりで模写しているので、多少形は違っていても良いと思うが、形を押さえるのは基礎の基礎。それもできないのが現状・・・。
 この絵の現物を観たことは無い。印刷物を見ていては気が付かなかったが、描こうとすると色々気が付く事がある。例えば、背後のドアは少し斜めになっている。これはモデルの姿勢が左へ傾いているのに沿わせてやや左へ傾いている。また、本来あるドアの框などは省略されている。バックの色彩処理には邪魔だからと思う・・・などなど。

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寒気もゆるんで・・・

2021-01-13 | Weblog

 中8日空けてのサイクリング。ようやく寒さもゆるむ天気となった。それでも9時半近くまで、暖かくなるのを待って家を出る。
 中勢バイパスを南下。気温は5,6度の表示。体重が増えたせいか、先週と同じように脚が回らない。無理せず、久居から石橋、大仰へ。亀が広の桜並木の手前で、北へ進路をとる。少し行くと、高山親子の白山窯を右手に眺めて、165号へ出る。白山窯へは車で南から訪ねたことがあるが、国道へ出る道は初めて。
 一旦国道を西へ走って、三ケ野の集落への脇道へと右手に入る。以前からグリーンを走るたびにこの道はどこへ通じているのだろうと思っていたが、なるほど走って分かった。グリーンに出て、北上する。
 11時半、今日のランチは、美里足坂の一粒庵の弁当(写真)600円(税込み)。お店の50mほど東の農道に腰かけて食べる(食後パックは店に返還)。この弁当、白米より玄米が旨いと思っているので、玄米を入れてもらうよう頼む。今日はこの予定であったので、ボトルにお茶も入れてきた。
 食後は、グリーンを北上。このまま行くつもりであったが、先日の家所辰水神社のジャンボ干支をもう一度観に行こうと進路変更。二組ほど観に来ていた。
 後は県道を北上、高野尾まで出て、下庄経由で帰宅。走行75㎞。

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これまでの知見

2021-01-09 | Weblog

 コロナはあっという間に広がって、恐ろしい事になっている。2月初旬に予定の母の1周忌も東京の長兄は欠席となった。
 本県も2日連続過去最高更新だが、会食だけでなく、年末年始の人の移動(密な接触)でこのようなことになっていることは、県の事例でも一つ一つ見れば分かる事。昨年2月以来の知見を基に、ちゃんと手を打たないからこういうことになる。
 さて、天気の良い土日だが、寒い。5度以下では冬用グローブを嵌めていても手指が冷たくなり、時々腹に手を入れて温めないと、耐えられなくなる。仕事をしている時は「乗らないと」という気持ちでこんな天気でも乗っていたが、今やお日様と相談して塩梅の良い時に乗ればいいかと、今日もお絵かき、だ。
 しかし、お絵かきの方も、展覧会の中止などで気が緩んで、いささか集中を欠く。在庫(未発表の)があるから、などという気持ちはダメですな。べたべたと絵の具を無駄に使うのみ、だ。(写真は今日のあり様)気がこう緩んでは、油絵始めて3年目に至るも、これまでの知見が生かされていないということに・・・。

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乗り初め

2021-01-04 | Weblog

 良い天気。今日は椿までサイクリング。三が日で餅腹となって、いささか重い。多少は消費しないと、とペダルを踏むもこれも重い。まったくノロノロと椿まで。平日なれど、車も多く、神社周辺は避けて、新名神側道で迂回し、遠くを見て参拝する。入道が岳も鎌が岳も雪が残っている(写真)。
 帰途は水沢~西山~和無田の先日のコースと同じ。婆さん宅にも寄り道して焼香。
 少しのサイクリングではあるけれど、体を動かすのは気分が良い。走行47㎞。午後からは撮りだめのテレビ番組鑑賞。まだまだ正月気分で過ごす。

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競争相手

2021-01-03 | Weblog

 箱根駅伝を昨日に引き続き見ていたが、最後の鶴見中継所で、これは創価大の優勝間違いなし、と見切りをつけて、誰もいない婆さん宅へ正月の焼香と油絵の「描き初め」に行った。
 しかし、午後からでは「描き初め」の方も気が入らず、2時間余りでの帰宅となった。それで知ったのであるが、世の中、何が起こるか分からない、ということを証明するような結末であった。
 ところで、婆さん宅の床の間には正月用に翁の面の絵(掛軸)を掛けている。(写真:部分)祖父が昭和9年に、自分の還暦に描いたもので、脇に「天下泰平国家安穏 今日の新禱代」とも書かれている。祖父は昭和21年に他界しているので会ったことはない。が、絵は上手そうだ、と思う。字も達筆だし、密かな競争相手なのだが、全くかなわない。
 自分は、今年は「古希」を迎えてしまうので、逆転劇となることは既に望めそうもない・・・。

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