友達といろいろ話をしてきました。
ゴ~が亡くなってそろそろ半年が経とうとしています。
ル~が亡くなった時は、「ゴ~を探したい」とひと言発しただけでみるみる道が拓けてほぼ2ヶ月後にゴ~がうちに来ている、という状況でした。
30歳を迎えるのはもちろん、最高齢を目指そう、なんて思っていたル~が29歳で亡くなった事にも納得できました。
ゴ~が亡くなっても次にそういう流れがない事から、馬と暮らすのはこれで終わりで、他の形(一口いくら、という支援など)で関わっていくべき時という事なのか、或いは私の寿命が尽きようとしていてその前に大型のゴ~をまず見送って、という神さまのプランなのか、このままでは老後の資金がないから馬に時間を使わないで仕事のステップアップで給料増加しなさい、という事なのか、馬に関わる仕事の話をいただいたので思い切ってそっちへ進むべきなのか…。
いろんな事を考えてしまうけどもちろん私ごときに神さまのプラン(←言葉は適切ではないかもしれないけど)が理解できるわけもなく、どこにも進めずにいました。
たくさんの人が居る中の馬好きな人、その中でまた馬との関わり方は様々です。
私は触れ合ってコミュニケーションを取るのが好きです。
大阪の乗馬クラブ時代も、乗ってて一体感を感じた貴重な体験もありますが、手入れの時間が好き、フリーの時間ににんじんを持ってみんなに少しずつ配ってまわって遊ぶのが好きでした。
北海道の生産牧場でも、やっぱり手入れの時間と、仕事以外の時間に遊ぶのが好きでした。
忙しすぎてその時間が取れない牧場ではストレスがかなり大きかったです。
そして今いる場所でできた「馬と一緒に暮らす」…町で仕事なのでずっと一緒ではないけど、じっくり向き合って濃い時間を過ごし、絆ができていくこの形はとても幸せでした。
馬の仕事の話があった3月、もう仕事では馬と関わらないと思っていたし、北海道を出て行った事のない土地に行く話だけど、これは勇気を出して行くべき流れなのか、と迷いました。
この頃に友達とメールをやりとりした中で、物事を決める時、「頭と心が一致している事が肝心だと思っている」「自分の心に従って間違いはないと信じている」「それを思った時に明るい気持ち、いい気持ちになれたら進むべき道じゃないかな」と大事な言葉をもらいました。
まだ思考が正常じゃない感じだった時期に、その言葉で自分が明るい気持ちになれる事を改めて考えて、上に書いたような関わり方が自分の望みだと整理しました。
ただ、それが私の心が満たされる馬との関わり方である事は明らかと認識したものの、やりたい事と今やるべき事は一緒?という気持ちがなくならない。
これだけの言葉をもらっておきながら…。
思いたったらとりあえずやってみるタイプの私には、こんなに決められないのは今までにない事でした。
もう若くないっていうのもあるかもしれないけど。
また馬と暮らすには、体力面、金銭面、ここの建物の古さ、そしてまたこの辛い別れがセットで付いてくるけどそれに耐えられるのか、いろいろ問題点もあります。
今回の馬の仕事の話はせっかくいただいたお話ながら、私には合ってないと判断したものの、どこにも進めない。
おセンちゃんが見つかれば決断できる、と思ってちょっと動いてみたけど見つからず。
そして数日前、友達にもうひと押ししてもらったのでした。
自分の心が満たされる事…馬と暮らすという事をまだやっていいのかな?
このなかなか踏ん切りがつかない所に、「やりたい事をやっていいと思う」と言ってもらいました。
このひと言だけ取ると簡単ですがいろいろ話した中での言葉で、いろいろ聞いて喋ってその方向に進む事にしました。
まだ進んでませんが…。
同じ所に立ってぐるぐるまわってたのが、ようやくひとつの方向に向かって止まった感じだと思います。
おセンちゃんをもう少し探してみて、見つからなければ誰か行き場がなくなった馬を迎えられれば、と思います。
秋には行き場のなくなる繁殖さんが多数出てくると思うのですが、うちでは1頭になるし、私の力などを考えると乗馬引退馬が合うと思っています。
また私が常駐ではないので、それよりいい環境に行ける馬はそっちに行ってほしいと思います。
それから友達と話していてとても救われたのは、私がまだゴ~の服もねわらもそのままにしてる事を「別にええやん、誰にも迷惑かけてへんねんし。馬が来るってなったら服も洗う気になるし、馬房も掃除しよって思うよ」と言ってくれた事でした。
もうすぐ半年が経とうとしているのにまだこんな状態でいる事に、自分で戸惑い、焦り、どうなってるんやろう、私…という気持ちだったけど、あ~、いいのか、これで…とラクになりました。
この友達のひと言で以前にもラクになった事があります。
ル~を迎えて間もない頃、生産牧場での飼い方がベースになってたので早起きして放牧して、でも昼間仕事に出かけるし、で、自分の体力がもう無理~と思っていたら、「自分ができるやり方でやったらいいねん」というような事を言ってくれたのでした。
あ、それでいいのか…。
それからうちなりの暮らし方がいろいろできていくのでした。
ゴ~との暮らしが戻らない悲しみが消えるわけではないけど、ちょっとだけ進展しました。
おセンちゃんについてはまた改めて母馬の名前を公開して、見た事がある人がいないか呼びかけたいと思っています。
ありがとうございます。
ちゃくらさんもそうでしたか…。
「それだけの(価値があるというほうの意味合い)馬に出会えたって事やん」とも言ってもらいました。
それでもなかなか淋しい気持ちは変わりませんね。
でもまだまだ時間をかけていいんですね。
ありがとうございます。
いろいろ難しい事もあり、簡単には進めないのですが…。
お友達の言葉に本当に感謝ですね~。
私も20年間連れ添った猫ちゃんを天国へお見送りしてもう2年が立ちますが何も片付けられず、プルぽんさんと同じです(^_^;)
おセンちゃんが無事に見つかりますように☆
自分のできる範囲でやってみましょう。
おセンちゃん見つかるといいですね!
会えるように祈っています。