今日は、パタゴニア日本支社のオフィスにうかがい、5月に行われた修学旅行企画でパタゴニアコース設置をご快諾くださった辻井隆行社長にお会いし、企画のご報告をさせていただきました。
風のように現れた辻井社長は、私たちの話に熱心に耳を傾けてくださいました。事前学習から現地学習、そして事後学習にわたるコースの学習内容と中学生たちの学びの成果をお伝えし、Enのメンバー、そしてご協力くださったストアのスタッフの方の振り返りも共有しました。辻井社長が、「こういう形になったのを見ると、やってよかったと思う」と言ってくださったのが本当にうれしかったです。こうして私たちを選んでいただいたことを、本当にありがたく思います。
ご報告のあと、今回の企画でとてもお世話になった社員の方がオフィスのいろいろなところを案内してくださいました。すれ違うと笑顔で挨拶をしてくださる社員の方、ミーティングから聞こえてくる拍手と笑い声、近い将来日本でも販売されることになるPatagonia Provision(パタゴニアが手掛けるオーガニックフード)の試食(おいしかったです!)、尽きない興味とお話… 居心地のいいオフィスに、つい長居してしまいました。
中でも、辻井社長のおすすめでもあるカスタマーサービスの部署に行くと、社員の方が出てきてくださり、パタゴニアのカスタマーサービスについてお話しくださいました。特に印象的だったのは、「自分たちは、カスタマーサービスを誇りを持てる仕事にしたい」という言葉で、ここから世の中のカスタマーサービスの存在そのものを変えていくという誇りと気概のようなものを感じました。
パタゴニアは、自らの原点にある思いを人から人へと今日まで受け継ぐことによって、本当に大切なことを失わずにきたのだと思います。そして、いつも原点に立ち返ることで、企業とは何か、ビジネスとは何かを世の中に問い、その新しい可能性を示そうとしているように感じます。まさに同じように、パタゴニアのカスタマーサービスは、パタゴニアの原点にある思いをお客さんとの「関係」づくりにおいて体現することによって、企業における「カスタマーサービス」の本当の意味を問うているのだと思います。むしろ、カスタマーサービスのあり方を通して、企業とは何かを問うているのかもしれません。
同じように、修学旅行企画で外部団体である私たちを受け入れてくださっている中学校も、Enも、学ぶことの本来の意味を見つめ、修学旅行の新しい姿を実現することで、「学ぶ」とは何かを問い、学びの可能性を広げているのだと思います。
そしてそんな風に誇りと気概を持って静かな戦いを続ける人々の姿勢は、新しい世界を開くとともに、きっと誰かにとっての希望になることができるのだと思います。
そんなことを考えさせられたパタゴニアオフィス訪問でした。私も自分の場所からできることを、丁寧にやっていこうと思います。
パタゴニアの皆様、本当にありがとうございました。
(しまかお)
風のように現れた辻井社長は、私たちの話に熱心に耳を傾けてくださいました。事前学習から現地学習、そして事後学習にわたるコースの学習内容と中学生たちの学びの成果をお伝えし、Enのメンバー、そしてご協力くださったストアのスタッフの方の振り返りも共有しました。辻井社長が、「こういう形になったのを見ると、やってよかったと思う」と言ってくださったのが本当にうれしかったです。こうして私たちを選んでいただいたことを、本当にありがたく思います。
ご報告のあと、今回の企画でとてもお世話になった社員の方がオフィスのいろいろなところを案内してくださいました。すれ違うと笑顔で挨拶をしてくださる社員の方、ミーティングから聞こえてくる拍手と笑い声、近い将来日本でも販売されることになるPatagonia Provision(パタゴニアが手掛けるオーガニックフード)の試食(おいしかったです!)、尽きない興味とお話… 居心地のいいオフィスに、つい長居してしまいました。
中でも、辻井社長のおすすめでもあるカスタマーサービスの部署に行くと、社員の方が出てきてくださり、パタゴニアのカスタマーサービスについてお話しくださいました。特に印象的だったのは、「自分たちは、カスタマーサービスを誇りを持てる仕事にしたい」という言葉で、ここから世の中のカスタマーサービスの存在そのものを変えていくという誇りと気概のようなものを感じました。
パタゴニアは、自らの原点にある思いを人から人へと今日まで受け継ぐことによって、本当に大切なことを失わずにきたのだと思います。そして、いつも原点に立ち返ることで、企業とは何か、ビジネスとは何かを世の中に問い、その新しい可能性を示そうとしているように感じます。まさに同じように、パタゴニアのカスタマーサービスは、パタゴニアの原点にある思いをお客さんとの「関係」づくりにおいて体現することによって、企業における「カスタマーサービス」の本当の意味を問うているのだと思います。むしろ、カスタマーサービスのあり方を通して、企業とは何かを問うているのかもしれません。
同じように、修学旅行企画で外部団体である私たちを受け入れてくださっている中学校も、Enも、学ぶことの本来の意味を見つめ、修学旅行の新しい姿を実現することで、「学ぶ」とは何かを問い、学びの可能性を広げているのだと思います。
そしてそんな風に誇りと気概を持って静かな戦いを続ける人々の姿勢は、新しい世界を開くとともに、きっと誰かにとっての希望になることができるのだと思います。
そんなことを考えさせられたパタゴニアオフィス訪問でした。私も自分の場所からできることを、丁寧にやっていこうと思います。
パタゴニアの皆様、本当にありがとうございました。
(しまかお)