被災地支援プロジェクトチームEn

東北の中長期的な復興を目的としたボランティア任意団体です。活動のご報告をしていきます。

【修学旅行】現地学習6「緊急時の対応~目の前で倒れた人にみんなができること~」

2016-05-19 23:39:38 | 日記
【実施内容】
日本体育大学保健医療学部の助教授であり、救急救命士の鈴木先生から講義をしていただきました。災害のリスクとはどういうものかの講義を受けました。中学生は真剣な顔でメモをしていました。大学生に倒れた演技をしてもらい、初期評価を実際に体験しました。はじめは倒れた人に「大丈夫ですか?」としか言えませんでしたが、講義が終わった後には初期評価を行えるようになりました。このコースで伝えたかったことは、災害医療が特別なものではなく通常の延長線上にあって「普段できないことは災害時に出来ない」ということです。また、中学生が普段から緊急の時に出来る事があるということに気付いてもらうことです。

【中学生の言動から感じたこと】
看護師を目指す中学生が多かったので、実際に人を助けるにはどうするのかという講義は自分に出来ることがあるのだと気づきを得られたようでした。講義の前は緊張して倒れている人がいたらどうすればいいのか動けずにいましたが、講義の後はテキパキと初期観察を行えるようになっていました。そして「自分に出来ることを見つけて倒れている人を助けられるようになりたい。多くの人を助けたい。」と感想を聞けたので、この災害医療について学べたことは、看護師などそれぞれの進路に向かうための良い経験になったと思います。

【新しい世界で得たもの】
普段できないことは災害時に出来ないということです。何か問題が発生した時に何もできない大人が多いと先生は話していました。ただ先生の短い講義の中ででも、人が倒れたときに最低限何をすればいいのか、救急隊がほしい情報が何なのかを学ぶことが出来ました。この数時間での知識があるかないかで、身近な人の命を助かる確率が上がります。普段の少しの意識の差によって命が助かるかどうかに関わるので、有事や問題を想定して生活しようと思いました。(きゅうり)
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【修学旅行】現地学習5「パーソナルトレーナーに学ぶ、夢や目標を達成するために必須の継続力」

2016-05-18 23:41:37 | 日記
こちらは、パーソナルトレーナーであるBody improve代表二見氏のコースです。このコースで中学生に伝えたかったことは、「夢や目標を達成するためには、行動目標を継続して行うことが大切だ」ということです。その行動目標を継続させるためには①数値や内容、行う時間を具体的に決め、普段習慣付いていることに紐付けて行うこと、②1人で行うのではなく、周りを巻き込み、一緒に行っていくかつ、報告する相手を作る、ということもともに学んでもらい、毎日継続するイメージを具体的につけてもらいました。

【中学生の言動で気になったこと】
「何事にも積極的に取り組む姿勢」
運動の時間は、ストレッチやマシンを使用しました。運動部の子が多かったということもありますが、非常に積極的に行動し、果敢に挑戦していました。一度使ったマシンを一度で満足することなく、何度も使用し、さらには重さを自ら重くしどのくらいまで上げられるかを挑戦していました。使ってみたい、挑戦してみたいという気持ちが非常に伝わってきた姿勢でした。また、二見さんが1人で持ち上げた85キロの重さを2人や3人で協力して持ち上げようと挑戦する姿勢も印象的でした。

【新しい世界で得たもの】
このコースでは、「継続力」について学ばせていただきました。二見さんの「散歩している人が富士山を登ることはできない。富士山をのぼるためにはそのための準備が必要だ。」という言葉に非常に納得し、心に刺さるものがありました。私は現在、将来の夢に向かって勉強を続けています。その日の勉強量などは具体的に決めておらず、できるところまでやろうとしています。しかし、これからは時間や量を数値的に具体的に決め、勉強することを習慣化し、怠けることのないように継続していきたいと思いました。(こんちゃん)
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【修学旅行】現地学習4「ドローンから考える未来の生活」

2016-05-16 23:31:53 | 日記
こちらのコースは、ドローンに携わっているゲストの話を聞き、「ただニュースなどの情報を鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考えられるようになって欲しい」という考えのもとワークを行いました。 具体的には下記の内容を行ないました。 ①事前学習(ドローンに対する考えや、現在使われている活用法で関心のあるものの発表。 ②ドローンを実際に操作する。③日々の生活の中での不自由なことを挙げ、ドローンを用いて解決する方法を考える。
実際に触り操作することで、昨今話題に上がるドローンという新しい可能性について身近に感じてもらい更にその可能性を自ら模索することで、主体的な発信ができるようになってほしいと考えました。なぜなら今ある街や世界というのはかつての誰かの夢物語や理想が一つの現実となったものであるからです。このコースを通して、「誰かがこうしたいとまず望むことが未来を変えていく一歩に繋がる」ことを中学生に伝えました。

【生徒達の言葉で印象に残った言葉】
それは生徒達の「すごい!」という言葉です。 まずはドローンを上げた時、ゲストの方々が風がすごいですよと忠告して下さいましたが、実際に飛ばすと予想より遥かに音も風もあり、生徒は口々にすごい!と言っていました。 その後ドローンを生徒自身が操作する段階でも上手な人に対して「すごい!」という言葉が飛び交いました。ただの感嘆句ではありますがそこに込められた思いはきっと自分の期待を良い意味で裏切るものであり、そういった経験は生徒の心の中に深く残っていくものではないかと考えています。生徒の顔は生き生きとして、場の雰囲気がわっと盛り上がりました。

【自分自身の発見】
ドローンコースに関わることで、ゲストの方々が中学生に伝えたかったことを僕自身も強く受け取ることが出来ました。それは、未来は自分の手で広げていけるということです。参加してくださったゲストの方全員がバイタリティに溢れる社会人で自分の進みたい道を実現するために努力して結果を残されていました。それに触れることで僕自身も自分の可能性というものを考えようと思えるようになりました。ドローンに関しても当初こそ未知ではありましたが今回の企画を通して調べて、可能性を感じ、より今後関心を持っていきたいと考えています。(ヒロ)
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【修学旅行】現地学習3「JAXAがつなぐ石巻と未来」

2016-05-16 23:29:22 | 日記
【実施内容】
このコースでは、宇宙という普段の生活からは遠く感じるものを身近に感じてもらえるよう、難しい話はなるべくせず「わくわく感」を伝えることをメインにしました。
最初にゲストの方に宇宙開発とは何かや人工衛星、ご自身のお仕事の内容や中学生に今後の人生で大切にしてほしいことなどをお話していただきました。
その後はみんなで水ロケットを作成し、打ち上げました!実際に自分の手を動かし、最後まで自分の力でやりきる。この経験が中学生の今後の人生のどこかで生きてくれればと思います。

【中学生の印象的だった言動】
ひとつはとある生徒の学びに対する姿勢です。なるべく難しい話はしないようにとは言っても、やはり中学生にとっては難しく、理解しにくい内容もあったと思います。ですがその子は終始前のめりになり、時には頷きながら堀さんの話を聞いていました。また、自分で大切だと思ったことや印象に残ったことをたくさんメモしていました。その子の姿勢を見て、「この子は本当に宇宙について学びたくてこのコースを選んでくれたんだな…」と嬉しく思いました。きっとこの子の熱意はゲストの方にも伝わったと思います。
もうひとつは水ロケットを作っている時の中学生のキラキラした目です。自分の手を動かし自分の力で何かを作るということは生徒たちにとってなかなか無い経験になったのではないかと思います。慎重に作る子や大胆に作る子など!生徒一人一人の個性が垣間見えてサポートする側の私も楽しめました!

【"新しい世界への関心"について】
私がこの企画を通して持った新しい世界への関心は、「子供以上に大きな夢を持って、実際に叶えるために努力する大人がいること」です。今の自分を考えると中高生時代ほど大きな夢は持てていないように思います。それはきっと色々な現実を見たり、自分の能力を考えたりしているからだと思います。ですが今回出会ったゲストの方は、成功する保証はない壮大なプロジェクトに日々全力で挑んでいます。その姿を見て、「こんなに頑張ってる大人の人もいるのだから、私も負けてられない」と思えました。(こがっち)
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【修学旅行】現地学習2「企業のこだわりで、社会を変える~モノとヒト、そして環境の関係~」

2016-05-15 23:27:55 | 日記
【実施内容】
 このコースはアウトドア用品メーカーのパタゴニアをゲストに迎え、ゲートシティ大崎のストアのスタッフの方から製品の製造過程やモノの選択についてお話を伺い、実際に製品を自分で選んで着てみるという企画を行った。製品が作られる過程、すなわち「モノの裏側」を見る力をつけること、そして、「モノの裏側」にこだわり、その情報を公開している企業の存在を知り、裏側に注目して物を選ぶという方法を知ることを目指した。

 当日は、事前学習の発表から始めた。自分が気に入ったものについて、誰が、どのような思いで、どんな材料から、どのように作ったのかということを調べた内容を発表・共有し、その後スタッフの方から、服の製造過程における労働者の人権侵害や、ダウン用の羽毛の残酷な調達状況など、アパレル業界の現状の闇についてお話を伺った。そして、パタゴニアの思いやパタゴニアが企業として労働者を守り、環境への負荷を最小限に抑えるために行っている取り組みを教えていただいた。さらに、モノを買うときに選ぶ基準についても中学生とディスカッションを行った。
 
【印象的だった中学生の言葉】
最後に感想を共有したときに、「(製品の製造過程での影響に配慮したパタゴニア製品を着てみて、)こういう服もいいなと思った。」や「たんすの中に使っていない服があるので、リサイクルに出そうと思った。」、さらに「今度からモノを買うときに、裏側のことも考えてみようと思った。」など、このコースで伝えたかったことが伝わったのではないかと思える言葉が多く出てきて、印象的であった。

同時に、「環境問題と聞いて、思っていたのと少し違った」という声も複数聞かれた。これも印象的な言葉であった。環境問題と言えば、地球温暖化や砂漠化など、自分たちとは遠いところで起きている大きな問題というイメージや、それ自体として存在しているようなイメージがあったかもしれない。

一方、このコースは、環境問題を企業の活動や一人ひとりの生活の中での選択と結びつけて考えるものであったため、「少し違う」という印象になったのではないかと思う。

なぜこれが「環境問題」をテーマとしたコースの内容なのかというところに、自分で気付いていってほしい。そして、環境問題への新しい視点やアプローチを考えていくことにつながればと思う。

【私自身が新しく見た世界】
このコースは「モノの裏側を見る力をつける」ことを目標としていた。私自身、自分の問題意識や専門分野の特性から、「モノの裏側」についていつも考えてきたが、今回さらに深く製品の裏側について考える想像力がついたと思う。

また、モノの裏側の人や環境、すなわち製品の製造過程で関わる労働者の生活や環境負荷に配慮した製品を作ることを徹底し、ビジネスとして成り立たせている企業があるということは、驚きであった。企業として強い信念を持ち、それを実現するための手間を惜しまず、企業としての責任に真摯に向き合いつづけ、メッセージを発信し、現代の大量消費文化に飲み込まれない選択肢を提供している企業があるということ、そしてそれがグローバル経済の中でも可能なのだということが、新しく見た世界であった。それは私にとって大きな希望のようにも感じられる。

また、「働くことの裏側」についても、考えるきっかけをいただいた。自分がどこで、どんな思いで、どのように働くことが、誰とどのようにつながり、その人たちや環境にどのような影響を与え、社会にどのようなメッセージを発することにつながるのかということは、今後も考えつづけていきたい。(しまかお)
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