被災地支援プロジェクトチームEn

東北の中長期的な復興を目的としたボランティア任意団体です。活動のご報告をしていきます。

【防災】 教頭先生の防災教育を受けて

2014-12-31 14:23:12 | 日記
3日目の講習会が終了した後に、以前より「防災教育」に力を入れていらっしゃる中学校の教頭先生からお話を頂きました。

昨年度地震が起きた際に、中学生が自主的に動き地域の方に体育館を開放し、食事を配布する姿が写った写真に、日々の防災教育が実際に活かされているのだということが分かりました。あの東日本大震災も、もし新学期の4月に起きていたならもっと大きな被害に遭っていただろう、ずっと訓練を積んできた3月に起きたので適切な対応を生徒たちがとることができた、とも教頭先生はおっしゃいました。

防災教育は人づくりであり、将来子どもたちが大人になりまた親になった時に自分たちの子どもに伝えていって欲しい。3本柱となるのはしっかりとしたカリキュラム、教材、教員研修であると、どれほど力を入れているかが伺われました。また防災教育を通して地域コミュニティとのつながりの意識を持ってほしいとも教えていただきました。防災教育を通して学校教育が地域に還元されている姿がそこにはありました。

~わたしたちにできること~
この夜のミーティングではEnのメンバーで防災教育のお話について①話を聞いて感じたこと、②自分たちが何をすべきなのかという2点から振り返り、共有する時間を持ちました。メンバーの多くが印象に残ったこととして挙げたのは、たとえメディアで報道されたとしても4~5割しか伝わらないということ、そして風化しつつあるということでした。

これに対し、実際に目にし、中学生と交流し学び合った私たちがSNS等を用いて発信していく必要があるのではないかという意見が多く挙がりました。他にも、このEnという東北に関わる活動を継続していくこと、「震災は自分の近く」にあるものであるから私たち自身が「防災教育」について学び続けること、まずは普段から防災意識をもって対策をして私たち自身が自分の身を守れるようにすること。

今回の教頭先生からのお話で防災教育の意義や重要性を知った私たちが、防災教育について学び、そのような局面に陥った時にその場でリーダーシップを発揮できるようなリーダーになることが、私たちに課せられた課題でもあると、考える機会になりました。
                          (文責:はづ)
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【学習支援】 2014年度第9回:これまでの活動を振り返って

2014-12-30 14:27:43 | 日記
Enが中学校への学習支援を始めて5か月が経ちました。これまでを振り返ると、「一体感」のある活動だったと感じます。スタッフである大学生、社会人、そして支援先の中学校の先生方、PTAをはじめとする保護者の方々、生徒のみなさん全員で一体となって走り続けた5か月間でした。

大学生と社会人で構成されるスタッフ陣は、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、常に活動をより良くしようと本気の議論を重ねてきました。こうしたメンバーの多様性はEnの活動の可能性を大きく広げ、スタッフの一体感は活動を前進させる大きな力となりました。

そして何より嬉しくありがたいのは、学校と一体感を持って活動を進められていることです。校長先生をはじめ先生方は私達を受け入れ、理解し、協力してくださいます。寒い日の朝には、私達より早く学校に入り教室を暖めて待っていてくださるなど、私達をいつも温かく迎えてくださいます。そして、「本当は平日も生徒たちをお願いしたいぐらいだ」と嬉しい言葉もいただきました。また、PTAを中心に保護者の方々もEnの講習会の宣伝をしてくださり、私達の活動をサポートをしてくださっています。

スタッフ、先生方、親御さん、活動をサポートしてくださる地元の方々、助成金という形で活動をサポートしてくださる方々…たくさんの人の想いがこの活動の原動力です。
 
校長先生の「子供たちに震災を言い訳にしてほしくない」という想いを実現できるよう、これからも私達は学習支援を通して中学生が夢や希望に向かって努力できる環境を提供し続けます!!

                         文責:なこ
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【学習支援】 2014年度第9回:受験生へのメッセージ

2014-12-29 14:33:03 | 日記
☆★受験生へのメッセージo(`^´*)

受験生の皆さん。受験勉強頑張っていますか?講習会を通して目標を具体的に、明確にできましたか?これから先の受験を通して、「計画を立て勉強をする」という力を皆が身につけていくと思います。それは、受験のみならず進学した後も継続していってほしいのです。なぜならば、身の回りのすべての物事につながることだからです。勉強をするというのは時に辛いものです。しかし、目標達成のためには楽ばかりしていられないというのも事実です。

計画的に実行をすることは、自分の負担を減らすことにもなるんですよ!それと、自分の自信になります!「私はこれだけ頑張ったんだ!」という自信をつけるためにも、毎日をこつこつと計画を実行していってください!

それから、勉強ばかりでは疲れてしまいます。時には一息いれる時間も大事ですよ。だらだらと休むのではなく、時間をきめてメリハリのある勉強にしてください!

受験生の皆さんが、志望校に合格できるように僕たちも全力でサポートしていきます。ですから、毎日自分を信じて目標にまっすぐ進んでいってください!!
            ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆  (文責:じょー)
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【学習支援】 2014年度第9回:明確な目標をもつために

2014-12-28 14:38:20 | 日記
今回の活動目的は、「中学生が自主的な勉強をすること」でした。
そこで、中学生が自分の力を一点に注ぎ込むために「中学生が明確な目標をもつ」という目標を掲げました。

前回までの講習で、「入試のレベルを知ること」「今の自分の実力を知ること」「受験専用の勉強をすること」の3点について詳しく説明し、「受験モードに切り替わる」ことを目指してきました。今回は、「明確な目標を立てる」ために「意識」と「戦略」の2つの面から中学生のサポートを行いました。

今回の講習会では、「明確な目標をもつためのレクチャー」「思いを共有するレクリエーション」「英単語必須100語テスト」「入試過去問テスト」「入試までの受験勉強計画の作成」を実施しました。
明確な目標を立てるためのレクチャーでは、「なぜ明確な目標が必要なのか?」を自分の力を一点に集中させるためであること、明確な目標がないと、漠然とした努力になってしまうことと説明しました。

思いを共有するレクリエーション(意識面)では、この講習会に来た目的や目標をスタッフと共有することや、この中学校の出身である大学生から自身の経験談や「何のために頑張っているのか」という目的を話してもらい、中学生が受験や勉強に明確な目的意識を見出すきっかけを与えました。

英単語テストでは、入試までにおさえておきたい単語100問を解き、できなかったところは次の日にうめることができるよう目指し、3日目には100問を完ぺきにする子も出てきました。入試過去問テストでは、解く前に対策レクチャーを受けて、解くためのポイントを自分のものにしてから問題を解くことをしました。対策レクチャーを受けて難しかった問題が解けるようになった子も多くいました。

4日目に行った受験勉強計画の作成(戦略面)では、中学生が受験日まで一直線に走り続けるための明確な目標を立てるために、合格最低ラインを元に目標を定め、各教科の目標点数と目標達成のための勉強計画を立てました。なかなか目標が立てられない子は、スタッフのアドバイスを元に目標を立てることができました。

今回の目標「明確な目標をもつ」は、高校受験だけでなくその先の大学入試などにも役に立つと考えています。中学生たちには、このことについて気付いてもらえたと思います。また、先輩の声として経験談を聞き、自分の将来を具体的に思い描くことができたと思います。

受験まであと少し、私たちスタッフは中学生たちの将来の一部に関われたことに喜びと責任を感じつつ、受験の先輩として伝えられる自分の経験などすべてを伝え、最後までサポートし続けていきます!!
                                                     (文責:かっくん)
コメント
この記事をはてなブックマークに追加

【学習支援】 2014年度第8回:中学生・被災地から感じたこと

2014-12-23 14:44:57 | 日記
今回はじめて被災地を訪れました。これまで何か支援をしたいとは思いつつも、一歩踏み出せずにいましたが、Enの活動を続けている友人に刺激を受け、参加させて頂くに至りました。

活動の2日目に、被災地ツアーに連れて行って頂きました。被災から3年以上が経過しましたが、予想していた以上に復興が進んでいないという印象を受けました。街の至る所が工事中で、特に河口に近い箇所は見渡すかぎり何もない箇所もありました。ツアーの中で訪れた日和山公園には震災前の写真が掲示されていました。被災前の石巻には訪れたことがなかったため、こんなにも活気があった街だったのか、今はこんなに変わってしまったのかということを、メディアを通しては分からない実感として感じ、愕然としました。

その一方、中学生の指導をさせて頂き、とても明るく素直なことに驚きました。学習指導の経験は初めてで、不器用ながら伝えたことでも、素直に受け入れ、それを糧に成長しようとしてくれました。震災後は様々な辛いことを経験したと思いますし、街に活気が失われ、暗いムードに包まれていたと想像します。それでも、負けることなく、将来の夢を持ち、ひたむきに頑張っている姿を見て、心を打たれ、私自身元気をもらいました。

中学生が学習後に書いた振り返りのシートを見せて頂きましたが、その多くには、勉強の楽しさを知った、頑張る気持ちになったと書かれていました。指導の難しさ、自分の至らなさを感じる2日間ではありましたが、こうした中学生の背中を少しでも押せたなら、参加した意義があったのではないかと思いました。

今回、何が今被災地で求められているのか、今何が自分にできるのかを考えたいという思いもあり、参加させて頂きましたが、石巻を作っていく「人」を元気づける、このような活動は、今本当に必要なことの一つではないかと考えさせられました。自分に何ができるかまだ答えが見つかってはいませんが、今後も続けて取り組み、考えていきたいと思っています。

                     (文責:たま)
コメント
この記事をはてなブックマークに追加