不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

妻籠宿の飾り、各戸の玄関に

2017-11-30 14:54:05 | 日記・エッセイ・コラム

 

妻籠宿は古い町並みを、昭和43年から保存事業を始められたそうです。

43年といえば日本の高度成長期が始まったころで、ここ妻籠地域や馬籠宿、奈良井宿を再開発する話が持ち上がった。

ブルドーザーで古い家を壊してコンクリで固めるのは、その当時の田中首相のやりそうなこと。

日本列島改造計画なるコンクリート革命が、インフラ革命が日本に吹き荒れてきました。

だけど、、、長野県の考えは、取り残された景観を保存して観光事業で売り出したかった。

県からその当時のお金で2000万円支給されたそうです。

1戸あたり30万円だった。

30万円は、今の貨幣価値で言えば300万円に匹敵するかもしれない。

ボロボロの家もあったし、簡単な改築ですんだ家もあったり、当時は大工さんや人夫さんが多くて、一気に妻籠宿を整備したそうです。

そんな話は、バス停で待っている時に地元の人から聞きました。

昼間の観光客が多いのはけっこうだが、宿泊客をどうしたら増やせるか。

いまひとつ考えねば。

いっそのこと、昔みたいに日本風ドミトリーで、和室で雑魚寝で安くするのはどうかな???

夜がて早くてお店が閉まり、真っ暗になるので、そぞろ歩きができないのがネックかな。

日本のある時期の家屋の典型です。

素晴らしいのが、各戸におしゃれな飾りが飾ってあること。

町並み全体が濃い茶色なので、ちいさな飾りがすごく活きている。

ジャーン

人形と吊るし柿。

お雛様のように段を作って飾ってありました。

生の吊るし柿をズラーリ。

それと下の鉢植えですかねー。

大きな菊の鉢植え。

見事です。

趣向を変えて桶に生花+枝付き柿。

これなどは地味ですが味があります。

葉牡丹と草花。

こんなものでも、さりげなく活けてあると全体が引き締まります。

おおぉぉーやったなーーーって感じ。

これはこれは、わびさびの枯れ草と、面白い器に生花です。

やっていますねー。

この写真は前回使いましたが、一般的な意匠です。

柿をそのまま吊るしていて、日本の原風景そのいちです。

なにしろ、柿は日本原産ですからーーー。

そうそう、宿の夕食にミョウガが出ていたので、同宿の米国人女性に「ミョウガとワサビ、アケビ、紫陽花は日本原産なんです」と教えておいた。すると、女性はスマホでさっさっと調べて「ミョウガはジャパニーズ・ジンジャーなんですね」と話が早かった。

スマホ恐るべしです。

柿も藁で包むと趣が変わります。

ずっと高貴な感じに変化した。

柿をそのまま吊るしたら、民の柿で、藁で包んで吊るすと、献上物かお届け物って感じになります。

これは大胆なデザインでしょー。

 

唐辛子はわかるけど、丸いのはおもちゃかぼちゃかもしれない。

ちいさなかぼちゃは食べられないそうです。

下嵯峨屋さんに私は泊まりました。

味がある旅宿でしょ。

夕食、朝食付きで8800円だった。

そのお宿の飾りも、そうとうキテいる。

松ぼっくりと龍のひげかーーー。

いいですねー。

旅宿は何軒もあります。

隣のお部屋との境目が障子かもしれないので、お電話して聞いた方が良い。

男同士だったらいいけど、女性を含んだらちょと注意です。

 

日本の夏は亜熱帯で、樹木には勢いがあります。

妻籠宿は日中は大混雑しますが、早朝や夕方はその表情が一変します。

水は豊富です。

さすがに日本は水の国です。

たぶんam6:30ごろ。

早朝に1時間ぐらい歩き回って、宿に戻り朝食を10分ぐらいで食べ、バス停へ駆け込んだ。バス停に子供ちゃんを送りに来ていた親父さんに話しかけて、妻籠宿の由来を聞き出しました。

11月28日 早朝の妻籠宿

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/7999932c9c681fb2355f08409edefa1e

11月27日 下嵯峨屋さんの立地は

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/df1fa4e536aeb2fdce51ab3f81e5e6c1

11月26日 南木曽の妻籠宿に泊まる

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/db2764fb6defab0a036a5d38571c3479

11月25日 上田の「草笛」でお蕎麦を腹いっぱいに食す

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/8b41d6633fc6121e9f3b26adf7ea75fd



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 昨日の5000mタイムトライ... | トップ | 上田電鉄、ローカル線の旅 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事