パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

韓国に行ってきました

2012年03月23日 | おでかけ
3月23日(金)曇り

この、だらだら旅行記(・・・まだ目的地に着いてもいない)、この調子で書いていたら
桜が満開の頃まで続きそうだ。
桜の頃には桜の事を書きたいので、少々スピードアップ。
数年後に、「初めて行ったときは○○に行ったんだったなあ」と振り返りたいので、
大急ぎで行程を記しておく。
横道に逸れないように!(自分に釘を刺しておく)

3月15日19時頃、韓国到着。
ホテル近くの『ハノッチ』にてキムチチムとキムチチゲを食べる。
3月16日、屋台トーストを食べた後、韓国文化体験へ。
ホテルまでお迎えの車が来てくれて、3グループの日本人観光客を乗せ北村へ。
まず、伝統茶をいただく。
五味子茶・柚子茶・梅茶・漢方茶・ナツメ茶・・・(もっとたくさんあった気がするが失念)などの中から選ぶ。
ワタクシ迷わず『漢方茶!』
お店の方を含め、メンバー一同「なぜにそのチョイス!?それも自信たっぷりに・・」の表情。
そして、みんなで回し飲む。
想像してたものよりずっと漢方茶は甘くて飲みやすかったが
次は絶対『五味子茶』にする。(←ちょっと後悔しているらしい・・・)
我が娘はフツーに梅茶をチョイス。
つまんないわねえ~せっかく韓国に来てるのに!梅茶ならママでも作れるわよ、と思いながら一口飲み・・・
フツーに美味しい。
この、フツーというのも大事ね。
人生、チャレンジばかりではダメです。今日の教訓。
次は、韓服体験です。
韓流ドラマで時々見るチマチョゴリの綺麗さ、可愛らしさに憧れてたのでこれはもう大興奮です。
ワタクシ、ぢつは、何を根拠にか知らんが、似合う自信があった。
いや、根拠はある。
その昔、若かりし頃、社員旅行で沖縄に行った。
沖縄の料亭で、民族衣装を着せてもらえるとのことで、当時(25才くらいだったか)若かった女子社員2名が選ばれる。
ワタクシと、楚々とした美人A子さん。
着付けてもらい、髪をアップにしておだんごにしてもらう。
するとまあ、とっても素敵なのだ。よく似合って、おじさまたちから絶賛の嵐。
普段はA子さんのほうがはるかに人気があったのだが、楚々としたお顔立ちが沖縄の強い配色の着物に負けたのか
眉毛凛々しい南国顔のワタクシに軍配が上がったのであった。
人生で唯一、一瞬ちやほやされた記憶にすがり、こういう民族衣装系にワタクシは強いと思い込んでいた。
余談ですが、ワタクシ、着物も意外と似合うのだ、めったに着ないけど。
マリーアントワネット系や肌露出系は、絶対似合わない自信があるが、
アジア系のものは似合う自信があった。
しかし・・・今回、意外と似合わなかった・・・
なぜだ???
敗因を分析するに、まずは髪型。
ワタクシのお出かけの最上級スタイルは巻き髪。
ワタクシとデートした事のある方で、その時ワタクシが巻き髪だったら、
そのデートは本命です。
気合いが入っているんだね、愛されているんだね僕(あるいは『私』)と思って下さい。
今回の韓国旅行、もちろん最上級イベントですから巻き髪です。
洋服を一枚減らしてカーラー(ホットカーラーでもアイロンでもない、巻いて寝る昭和スタイル)を持参したくらいです。
しかし、この巻き髪が、チマチョゴリには合わないのだと思う。
自分に合わないなら、せめて娘だけでもと思ったのだが・・・
これまた意外と、想像したよりは似合わない。
これもまた髪型だと思う。
娘は、前髪ぱっつんの黒髪ロングストレートである。
結んで髪飾りをつけてたるいさんが、ワタクシの中で勝手にベストドレッサー賞。
るい姉りいさんは、すごく背が高くていらっしゃる。
絶対バレーの実業団にいたでしょと思うが、絶対みんなが同じ事を聞くであろうから
あえて聞かなかった。
ものすごくスタイルがいい。
彼女の上着は、丈が長く、高貴な身分の女性の衣装。
その隣に並ぶチビなワタクシ・・・まるで彼女のお付きの下女のようだ・・・
そして、とどめに、お店の人が写真を撮ってくれる時
「あなたは背伸びして!」
長いチマの中で、必死で背伸びしてゆらゆら揺れながら写真を撮ってもらうのであった・・・
・・・いかん、もう、2000字が近くなってきた。
ワタクシ、いくら長文書きとはいえ、一日分は2000字程度と決めているのだ。
沖縄旅行なんぞの思い出話をしてる場合じゃない。
ギアをチェンジして、走れ!
とにかく、この、韓服を着るというイベントはものすごく楽しい。
似合えばもっと楽しい。
ワタクシは、本来ならもっと似合うはず(まだ言ってる・・・)
よって、次回韓国に行った時も、必ずここには寄る。
次はキムチ作り体験。

二人一組で漬ける。
ものすごく簡単。
今後キムチは買わない。あたしゃ作れる。
ただ、辛いのが苦手な母娘は、分量の唐辛子をだいぶ減らして作ったので、
持ち帰ったキムチを食した夫から「思ったより辛くないんだね」と言われる。
ここで作った分がなくなったら、今度はあなた好みの激辛で作ってあげるわ。
ちゃんと韓国唐辛子も買ってきたのよ。
キムチ作りの後は、韓国の家庭料理を堪能。
チヂミやプルコギなど、とても美味しい。
韓流ドラマでよく見る食卓のシーンだ。
おかあさんが「キムチも食べなさい」と皿を差し出す、あれだ。
ドラマと言えば
韓国文化体験の後、三清洞を散策したのだが、どうやらこの辺りが『冬ソナ』の舞台になったらしく
『冬ソナ』を見た事がないことを少し後悔した。
とはいえ、このあたりは、韓国伝統の家屋『韓屋』が並ぶ趣きある素敵な場所。
遠くには現代的なビルが見え、でもしっくりと融合してる感じがおもしろい。

ホテルに戻り、キムチを冷蔵庫に入れてから、今度は明洞へ。
そう!日本でいうところの銀座であります。
ここで、るいりい姉妹はエステへ行き、n母娘は南山公園へ行きソウルタワーに上るつもりでした。
しかし・・・雨模様のお天気ということもあり(雨女の力は異国でも衰えず・・・)
また、その事以上に明洞の華やかな通りに惹かれ、結局ショッピング。
かたつむりパックをどっさり買い込む娘・・・
そういうのに疎い母娘、お店の人に説明されて、初めて流行ってることを知る。
知ってました?かたつむりだのヘビだののパックのこと。
「アッチの商品は70%だけどうちのは90%」とか言われても
一体かたつむりの何が90%も入ってるというのだろうか。
あのネバネバした粘液でお肌を引き上げるのだろうか。
エステが終わり、つるっつるのお肌になったるいりい姉妹と合流し、江南エリアへ。
大型スーパーで買い物したり、おやつを食べたり、ジュースを飲んだりする。
翌日は龍山の大型スーパーへ。
予定ではロッテ免税店へ行くはずだったのだが、ブランド高級品やら化粧品に疎いn母娘には
全くありがたみがわからない。
よって、臨機応変なすばらしい添乗員さんは、予定を変更して大型スーパー&東大門の市場というコースに変更。
お昼はタッカンマリという、鶏を煮込んだ鍋。
この後、彼女達はショッピング、ワタクシ達は動物園へ行く予定だった。
しかし、少し時間がたりなくなってきたこともあり、また、それ以上に市場はワタクシ達を魅了。
動物園をあっさりあきらめ市場を少しうろうろして帰宅し、爆睡。
8時に爆睡してるって、子どもよりひどいわ・・・
そして最終日。
るいさんが「ホントのガイドさんなら知ってるべきだったんでしょうけど、
何と今日、ソウルマラソンらしいんですよ。
少し交通事情とか考えて、時間を遅らせましょう。」
テレビをつけたらちょうどスタートするところだったらしい。
すばらしいです、その対応。
ワタクシなんて、BSで「カーネーション」見てたからね。
余談ですが、このホテルのテレビ、何でも映る。
インドの番組から中国やらイスラム圏やら・・・
韓国人はドラマ好きとのことで、朝から延々と深刻なシーンのドラマもやってる。
子ども番組でミッキーやらドナルドが出てるのもあり、韓国語をしゃべるミッキーはおもしろかった。
オシャレな通りを散策しながら「Slow Garden」でワッフルブランチ。
その後行った仁寺洞サムジキルは、すっごく可愛い雑貨屋さんだらけ。
テンション上がりまくる母娘であった。
ここに、あと3時間いたいと思ったが、それは飛行機が許さない。
後ろ髪引かれまくりつつ空港へ。
韓国名物『薄いコーヒー』を飲み終わるとちょうど搭乗。
すばらしい時間配分である。
るいりい姉妹がいなかったらワタクシ達、まだサムジキルで「きゃーーーっ、この猫ちゃんの手帳可愛い!」と盛り上がっていただろう。危ない危ない。
おかげさまで無事帰国。
楽しい旅でありました。
コメント (4)
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