明日は農土香の大人バージョンのイベントです。
私はもちろんパンもお持ちしますが、メインは
矢代静一作「宮城野」です。
数年前稽古で取り組んでいましたが、今回朗読劇でやらせていただけることになり
再びめぐり会えたことが嬉しいです。
「宮城野」は女性の名前です。
江戸時代を生きる娼婦です。
浮世絵師、東洲斎写楽の弟子の弥太郎は宮城野のなじみの客。
その弥太郎が師匠の写楽を殺害してしまったと宮城野のもとへやってきます。
嘘と真実が話の中で交錯し、何がまことで偽りなのか…
行きかうセリフの緊張感高まる芝居です。
根底に流れるひとつの変わらぬもの・・・
宗教観、愛、信念、哲学、ともとれるひとつの真実。
観てくださる方がどのように感じられるか、楽しみです。
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