うちの会社には、
「電話会議」というのがある。
「テレビ会議」じゃないよ。
同時に何カ所もの事務所と電話をつなぎ、
発言者がボタンを押して機械に向かって話すと、
その声を、参加者全員が同時に聞くことが出来る。
というもの。
昨日、その会議があって、
事前に送られてきたレジュメに目を通すと、
自分が担当している仕事が入っていた。
しかし、レジュメを読み進めいくと、
自分がやっていたことと、違うことが打ち出されてきている。
本社に確認しながらやってたのに!
質問する気満々。
本社のやり口を、こてんぱんにしてやろうと思っていた。
そんなところへ本社から電話が入った。
本社:今日の電話会議、よろしくお願いします。
飲兵衛:こちらこそ、よろしくお願いします。
本:レジュメ、目を通していただけましたか?
飲:午前中出掛けていて、今読み始まったところです。
あっはっは~!
本:あんなカンジになってしまって…。
先制口撃を仕掛けてきた(笑)。
本社が新しく打ち出してきた方針と違うことをしている、
うちと名古屋の支店に、「口封じ」の電話をしてきたらしい。
そうなった経緯やら、後の処理やらを聞いて電話を切り、
会議の最中は、なぁ~んにも発言しなかった。
上局の打ち出した方針に逆らっても、仕方ないしね。
会議後、1時間くらい経ったころ、
本社の担当からメールが来た。
「大人しくしていてくれたお陰で、助かりました。」