ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

総裁選候補者9人の推薦人 - 3 ( 林氏と茂木氏と上川氏 )

2024-09-16 11:08:26 | 徒然の記

 「正しい国家観を持つのは、高市早苗さん以外いません! 」

 西田氏の言葉を読みながら、林芳正氏の推薦人議員の名前を紹介します。

  林芳正氏・・・ 岸田派 ( 15人 ) 無所属 ( 4人 )    安倍派 ( 1人 )  

 岸田首相の信頼が厚さが、推薦人の数に表れています。中国の外務大臣かと悪口を言われるほど親中の議員ですが、そんな噂は意に介していません。林氏は最初から推薦人集めの苦労のないことが分かります。

      田村憲久 (岸田派)   石橋林太郎 (岸田派 )  江藤拓 (無所属)  金子容三 ( 岸田派 )   後藤茂之 (無所属 )

      渡辺孝一 ( 岸田派 )   越智俊之 (岸田派 )       小林一大 (岸田派 )  桜井充 ( 無所属 )  古川俊治 ( 安部派)

      山本啓介 ( 岸田派 )   石原宏高 (岸田派 )     金子俊平 ( 岸田派)       古賀篤 ( 岸田派)   西田昭二 (岸田派 )

      足立俊之 ( 岸田派 )   古賀友一郎 ( 岸田派 )    小鑓隆史 ( 岸田派 )       藤木真也 ( 岸田派 )  星北斗 ( 無所属 )

 岸田派は46人いますから、林氏に15人振り分けても、まだ31人います。二階派も解散したとは言え38人なので、突然キングメーカーになった菅グループより影響力があるのかもしれません。

 各派閥の長老が、どの候補者にどれだけの議員を割り振っているのかを見ると、いろいろなことが推測できます。

 次は茂木氏の推薦人議員の名前です。

  茂木敏充氏・・・ 茂木派 ( 10人 ) 無所属 ( 5人 )    安倍派 ( 3人 ) 麻生派 ( 2人 ) 

 小泉、安倍、福田、安倍、岸田内閣で大臣になり、党の役職も経験した有能な政治家です。人望が今ひとつと言われていますが、氏の率いる茂木派は、旧竹下派を引き継いだもので、人望がなければそんなことはできない気がします。

      新藤義孝 (茂木派)   東国幹 (無所属 )  大西秀雄 (安部派)  笹川博義 ( 無所属 )   鈴木憲和 (無所属 )

      高見康裕 ( 茂木派 )   宮崎正久 (茂木派 )       山本左近 (麻生派 )  臼井正一 ( 茂木派 )  高橋克法 ( 麻生派 )

      山本佐知子 ( 茂木派 )  上田英俊 (茂木派 )  梶山弘志 ( 無所属 )  新谷正義 ( 無所属 )  鈴木隼人 (茂木派 )

      古川康 ( 茂木派 )    梁和生 ( 安倍派 )    上野通子 (安倍派 )       加藤明良 ( 茂木派 )  永井学 ( 茂木派 )

 茂木派は53人でから、長老の岸田派より7人多くいます。頭数で言えば、最大派閥の麻生派より3人少ないだけです。

 国民に人気のない石破氏は、小グループの水月会で17人の国会議員を集めていたから立候補ができました。青山氏が20名の推薦人の5人が確保できず、立候補を断念したことを考えますと、派閥を持つ意味の大きさが分かります。文字通り「数は力」です。

  次は上川氏の推薦人議員の名前です。

 上川陽子氏・・ 麻生派 ( 9人 )   無派閥 ( 2人 )   岸田派 ( 4人 )   二階派 ( 2人 )   安倍派 ( 2人 )    茂木派 ( 1人 )  

 官僚の原稿を棒読みするだけの大臣と酷評されていますが、麻生派を筆頭に各派閥から満遍なく推薦人を得ています。これを見ていますと、国民の評価に関係なく、派閥の支援さえあれば、政治家の地位は安泰と教えられている気もします。

      槇原秀樹 (無所属)   井出庸生 (麻生派 )  国光文乃 (岸田派)  小島敏文 ( 岸田派 )   深沢陽一 (無所属 )

      松島みどり ( 安倍派 )   盛山正仁 (岸田派 )       猪口邦子 (麻生派 )  山東昭子 ( 麻生派 )  牧野京夫 ( 茂木派 )

      若林洋平 ( 二階派 )  井林辰憲 (麻生派 )  小泉龍司 ( 二階派 )  二木博文 ( 麻生派 )  堀内明子 (岸田派 )

      松本剛明 ( 麻生派 )    山口俊一 ( 麻生派 )    今井絵理子 (麻生派 )       中西祐介 ( 麻生派 )  森雅子 ( 安倍派 )

 外務大臣として戦闘中のウクライナを訪問し、アメリカと話し合い、関連諸国と会談しと、難しい外交をこなしています。官僚の原稿を読んでいるだけで、できる仕事ではありません。ネットの世界で酷評されるほど無能な政治家ではないと、「ねこ庭」は見ています。

 西田氏の言う「正しい国家観」の言葉に照らしたとき、上川氏の曖昧さが目立ちます。日本のために働いているのなら、ウクライナへの巨額の支援についても、堂々と説明すれば良いと思うのに言葉を濁します。マスコミからの攻撃と失言を恐れ、国内での発言は常に曖昧です。

 林氏もそうですが、国民の安全と幸福のため諸外国と交渉し、政治をしているという信念を語らないところで、疑問を抱かせる二人です。

 青山氏は、日本の安全と国民の幸福のため政治をすると公言し、総裁選挙に立候補しました。動画の視聴者である多数の国民が支援していますが、政界では議員の支援が得られませんでした。

 たった20人の議員が集められなかった原因を、「派閥の引き剥がし」のせいだけにして良いのかという疑問がどうしても残ります。「正しい国家観」があるのか疑わしい議員でも、「総裁選挙」に多数出ている原因を他責ばかりにせず、自責の観点からも、氏は反省する必要があるのでないかと考えます。

 青山氏の話がメインでありませんので、次回は次の候補者の推薦議員の紹介をします。

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総裁選候補者9人の推薦人 - 2 ( 小泉氏 )

2024-09-15 18:54:54 | 徒然の記

 「正しい国家観を持つのは、高市早苗さん以外いません! 」

 西田氏の言葉を見ながら、小泉氏の推薦人議員の名前を紹介します。

  小泉進次郎氏・・・ 菅G ( 9人 ) 無所属 ( 4人 )    二階派 ( 2人 )  岸田派 ( 2人 )   麻生派 ( 1人 )  安部派 ( 1人 )  石破派 ( 1人 )

 

      鷲尾英二郎 (二階派)   大串正樹 (菅G )     小寺宏雄 (二階派)  辻清文 ( 岸田派 )     穂坂泰 (菅G )

      山田美樹 ( 安倍派 )     朝日健太郎 (菅G )     三原じゅん子 (菅G ) 赤間二郎 ( 麻生派 )    加藤鮎子 ( 無所属)

      小林史明 ( 岸田派 )      田中良正 (菅G )     野田聖子 ( 無所属)  古川直季 ( 無所属)   星野剛士 (菅G )

      山本有二( 石破派 )     阿達雅志(菅G )      三宅伸吾(菅G )             長谷川淳二 ( 無所属)  武村展栄(菅G )

 ここで見えるのは、長老菅氏の政界行動の一端です。菅グループは14名ですから、あと5人残っています。決選投票でこの5人は、石破氏に行くのか、河野氏に流れるのか。おそらく菅氏が情勢を眺めながら判断し、議員が従うのでしょう。

 同じことを麻生氏がやり、岸田、二階氏がしています。まるで政治家の悪事を暴く、テレビドラマを見ているようですが、青山氏の言う「自由民主党の腐った部分」というのが、これなのでしょうか。

 あるいは西田氏の言う、「正しい国家観」の無い政治家の行動なのかもしれません。突飛な推測が並ぶと思われるらしく、「ねこ庭」を訪問される方が減りました。

 そんな酷い話が自由民主党の現実であるはずがないと、否定される方がいても当然と思います。ここ数日の情報とデータから推測を固めていますが、別の解釈と受け止め方があるのかもしれません。

 意見をネットで広げたら、喜ぶのは反日野党と敵対する周辺国ではないか。「ねこ庭」がしていることは、日本崩壊の手助けでないのか。と、非難される方があるのかもしれません。

 しかし「日本の戦後史の大河」の流れを見た時から、「ねこ庭」の認識は変化しました。ゆっくりした変化なのでまだ確信になっていませんが、「東京裁判」で弾劾された日本を見ているような気持ちです。

 「自由民主党だけが腐っている。」「自由民主党の政治家だけが、自己保身と利得のために動いている。」

 「彼らには、愛国心もなく、国民への使命感もない。」

 もしそんな批判と攻撃の結論を得ている人がいたら、「ねこ庭」は次のように言います。

 「いったい世界のどこ国に、自由民主党の議員を弾劾する資格のある政治家がいるのでしょうか。」

 「利権と自己保身で動かない政治家が、どこの国にいますか。」

 つまり政治は世界のどこでも似たような形で行われ、その中で奮闘する政治家がいるから、国土と国民が守られています。分かったことを言うと冷笑されそうですが、政治の世界はどこも変わらないことを歴史の大河が教えています。

 政治史の大河を眺め、現実を正しく認識した人がいたから、次の言葉が生まれたのだと思っています。

  「政治は、最高の道徳である。」 

 泥沼の中で、ハスが真っ白な美しい花を咲かせるように、政治家は泥沼の政界で奮闘し、国と国民のために働いていると教えてくれる言葉です。おかしな結論と言われるかもしれませんが、「ねこ庭」は、自由民主党と議員諸氏への敬意を失っていません。

 怒りをぶつけ、批判攻撃しても、泥沼で奮闘している議員への敬意は持っています。無理やり作った結論でなく、これが自由民主党への「ねこ庭」からの諫言です。

 それなら反日野党の議員にも敬意を表するのかと聞かれると、それはノーです。マルクス主義の思考を捨てない限り、「ねこ庭」は肯定しません。日本の歴史と伝統を憎み、破壊しようとする勢力を、自由民主党の議員と同列に語れません。

 どこから話が横道へ逸れたのか、テーマを外れました。次回は「小石河」3氏以外の候補者の推薦人の氏名を紹介します。

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総裁選候補者9人の推薦人 ( 河野氏と石破氏 )

2024-09-15 12:20:59 | 徒然の記

 「正しい国家観を持つのは、高市早苗さん以外いません! 」

 西田氏は西田昌司ビデオレター」の動画で、視聴者に語りかけています。9人の候補者の中で特に「正しい国家観」のない人物として有名なのが、「小石河」( 小泉、石破、河野 ) の3氏です。

 党内で隠に陽に「憲法改正」を邪魔し、「女性・女系天皇」に賛成し、日本の独立を阻んでいる3氏を、いったい誰が支持しているのかと不思議でなりませんでした。

 今回推薦人の議員名が明らかになったので、彼らが自由民主党内の反日勢力で、リベラリスト集団議員だと光が当たりました。国民の悲願である「日本の独立」を取り戻すための「憲法改正」を邪魔している、「獅子身中の虫」たちです。

 「国会の大砲」「自民党の爆弾男」と呼ばれた西田氏も、さすがに動画の中で彼らの名前をあげることはできませんでした。「獅子身中の虫」議員の上には、彼らを支配している長老がいますから、それを氏に要求するのは無理な話です。

 「正しい国家観」のない、「日本の独立」を邪魔する議員を具体的に批判・攻撃するのは「ねこ庭」の役目になります。彼らの追放は一度にできないので、時間をかけ、ゆっくりと落選させるのが現実的です。

 というより、もともと信念のない彼らは、「勝ち馬」に乗るための風を読んでいる議員ですから、国民の審判が身に及びそうになると、「正しい国家観」の側につきます。

 今日はいくらでも時間がありますから、西田氏と青山氏に代わり、唾棄すべき推薦人議員の名前を紹介します。河野、石破、小泉氏の順に紹介し、コメントはその後で入れることにします。

  河野太郎氏・・・ 麻生派 ( 18人 )  二階派 ( 1人 )  茂木派 (  1人 )

      森英介   秋葉賢也 (茂木派)  伊藤忠彦 (二階派)  井上信治   鈴木馨裕

      塚田一郎  長岡桂子      中西健治      武藤容治    浅尾慶一郎

      武見敬三  船橋利実       英利アルファイア  田中和徳  土田慎

      長坂康正  牧島かれん      柳本顕       神谷政幸  藤川政人

 二階派と茂木派の2名を除く18名は、全て麻生派です。キングメーカーになった麻生氏は、メデイアには支持しないそぶりを見せながら、裏で河野氏を積極的に支援していました。

 党の副総裁の要職にいて、「国家観」の無い亡国議員を動かしているのですから、氏こそが日本の独立を妨げる害虫の親玉ということになります。敗戦後の日本の指導者だった吉田茂氏の孫、麻生財閥の総帥、財力のある名門政治家の一族。

 これが青山氏の言う、「自由民主党の腐った部分」なのでしょうか。

 今の自由民主党で、麻生氏を名指しで批判できる議員はいませんので、青山氏を総裁選挙に出られなくした原因が今度は見えました。コメントは後でと言いながら、我慢がならなくなり言葉を挟んでしまいました。

 次は石破氏の推薦人議員の名前ですが、今度はコメントを入れないようにします。保守の顔をして国民には立派なことを喋る、石破氏に似た議員たちです。騙されていた人は、目を覚まして欲しいものです。と、ついコメントを入れました。

  石破 茂氏・・ 石破派 ( 7人 )   無派閥 ( 7人 )  二階派 ( 4人 )  茂木派 ( 1人 )   森山派 ( 1人 )

      岩屋毅   赤沢亮正 (石破派)  伊東良孝 (二階派)  門山宏哲 (石破派)   橘慶一郎 (無派閥)

      村上誠一郎( 無 )  保岡宏武 (無)  藤井一博 (無)  山田俊雄 (森山派)   泉田裕彦 (無)

      古里泰弘 (無)   平将明 (石破派)  田所嘉徳 (石破派)  冨樫博之 (石破派)   細野剛志 (二階閥)

      八木哲也 (石破派) 青木一彦 (茂木派) 舞立昇治 (石破派)  谷公一 (二階派)   長島昭久 (二階派)

 岩屋氏や村上誠一郎氏はなるほどと思いますが、長島氏や細野氏は意外な感じがします。それでも二階派の所属議員ですから、中国に擦り寄る仲間です。

 これだけの議員たちが麻生氏や二階氏の指示を受け、党内で安倍総理の「憲法改正」と「女性天皇反対」に抵抗していたのですから、「河野談話」の見直しもできず、日本の独立も進まないわけです。

 次回は小泉氏の推薦人を紹介しますが、一人ずつ議員の顔を思い浮かべますと不快感が増します。党内に巣食う反日の彼らが野党と連携しているとすれば、「党」の立て直しの困難さが目に見えます。

 数少ない保守派の議員同志で、西田氏と青山氏は協力し合えば良いのにと思いますが、そうならないところに現実があります。酷暑の夏も当分居座り、自由民主党内の反日リベラリストも減る気配がなく、「ねこ庭」の不快指数が高まっていきます。

 更に不快指数を高めるため、次回は小泉氏の推薦人議員名を紹介します。

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総裁選候補者9人の派閥別推薦人数

2024-09-14 23:52:17 | 徒然の記

 本日 9月14日13時に山口敬之氏が、総裁選候補者9人の推薦人の名前を公表しました。

 西田昌司氏の意見の紹介を中断し、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に紹介します。山口氏は、各候補者の推薦人になった議員名を全て公表していますが、夜も遅いので、取り急ぎ、派閥別推薦人の数だけを報告します。

 議員の名前を紹介していると時間がかかるので、今は割愛します。派閥別の人数だけでも、今回の「総裁選挙」の異常さと、水面下で動いている長老たちの姿が見えます。

 これも先に紹介し、詳細の報告は後でいたします。これを見ますと、曲者は麻生氏で、二階氏も活動しているのが分かります。

 派閥を否定していた石破氏が、結局は水月会グループという自分の派閥の結束で足場を固めていたことも分かりました。

  林芳正氏  岸田派・・15人

        無派閥・・  4人

        安部派・・    1人

  茂木敏充氏 茂木派・・10人

        無派閥・・  5人

        安部派・・   3人

        麻生派・・   2人

  石破 茂氏 石破派・・   7人

        無派閥・・   7人

        二階派・・   4人

        茂木派・・   1人

        森山派・・   1人

  上川陽子氏 麻生派・・   9人

        無派閥・・   2人

        岸田派・・   4人

        二階派・・   2人

        安倍派・・  2人

        茂木派・・  1人

  小林鷹之氏 二階派・・   5人

        無派閥・・   6人

        麻生派・・   4人

        安倍派・・   4人

        森山派・・   1人

 小泉進次郎氏 菅G・・  9人

        無派閥・・   4人

        二階派・・   2人

        岸田派・・   2人

        麻生派・・   1人

        安倍派・・   1人

        石破派・・   1人

  河野太郎氏 麻生派・・  18人

        二階派・・   1人

        茂木派・・   1人

  加藤勝信氏 茂木派・・   6人

        二階派・・   4人

        無派閥・・   4人

        安部派・・   4人

        麻生派・・   1人

        森山派・・   1人

  高市早苗氏 安倍派・・  14人

        二階派・・   2人

        麻生派・・   2人

        無派閥・・   2人

    以上、取り急ぎ報告いたします。

 

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「総裁選挙」 西田昌司氏の見方 - 4 ( 政界では通じない正論 )

2024-09-14 21:36:02 | 徒然の記

  1.  令和6年8月19日 西田昌司ビデオレター」

        「 自民党総裁選 大乱立 。正しい国家観を持つのは高市早苗さん以外、いません! 」

   1.  「裏金問題」   2. 「戦後レジーム」   3.  「新自由主義」

 1.  の「裏金問題」について、西田氏の意見の続きです。

  ・ですからそこを整理しろと、私は派閥の中でも、自民党の中でも、岸田総理にも訴えてきましたけれど、できませんでした。

  ・不記載の金があれば党が全額没収する、そして国へ寄付するということ、もちろんこれは法律ではできませんが、実質的に該当する議員にやって貰うこと。

  ・それに従えない人間は、今後自民党として公認しない。こう言うことを党として決めることが、政治と金の問題に対する自民党の姿勢を国民に示すことになります。

  ・私はこのことを是非任期中にやって頂きたいと、岸田総理に申しており、高市さんにも話しております。

  ・しかし問題はですね。そう言うことをすると該当する人間、特に安部派の人間ですよね。何で俺たちだけがそんな排除するようなことをされるのかと、思う方がいるのかもしれませんが、

  ・それは、自分が被害者だと思うからそうなるのであって、実際は被害者でなくて当事者ですからね。当事者として、政治家として責任を取るのは当然のことだと私は思っております。

  ・であるにも関わらず、今回立候補予定のある若手議員の方からですね。安部派には優秀な人が沢山いるのに、安部派というだけで役職を外すというのは如何なものか、もっと能力を発揮し、党のため政府のために働けるようにすべきだという趣旨の、発言をしている人がいました。

  ・私はこれを、とんでもない認識の間違いだと思っております。安部派が排除されているんじゃないんですよ。

  ・安部派はもう解散手続きに入っていますので、実体は無いんですけれど、個々の議員たちが自分の責任をどう考えているのか、自分たちの責任を果たしているのかということが問題なんですよ。

  ・それを果たさずに、次の政治には何が求められているのかを論文で書いたり、新聞に出たりしていますが、私はですね。そういうことを言う前に、自分たちの身の処し方、少なくとも「政倫審」に出てしっかり説明をして、身の証を立てるべきと思います。

  ・説明のつかないお金があるのなら党へ返して、国へ寄付するなど、要するに自分たちは何の利得も得ていないし、得るつもりもない姿勢を示すことが大事なんです。

  ・そのことを抜きにして、改革論とか世代交代論とかを持ち出してもですね。誰が耳を傾けるのかなと思います。

 今の時期に意見をハッキリ述べるのは、勇気が入ります。青山氏と同じ正論ですが、正論が現実の政界ではどのようになるのか。先日紹介した 、共同通信社の9月12日の記事が語っていましたので、再度転記します。

  ・小泉氏陣営も、党内に敵を作らないよう神経を尖らせる。

  ・当初は、派閥裏金事件の震源地・安部派の議員を選挙で原則非公認とする案が浮上していた。

  ・しかし解散方針を決めたとはいえ、80人超の大所帯から反発を買うのは避けたい。

  ・後ろ盾の菅義偉前首相の指南を受け、小泉氏は公認について「新執行部で厳正に判断する」と述べるにとどめる。

 総裁候補のトップにいると言われている小泉氏も、旧安部派に配慮して正論を封じました。それだけでなく、これを指南しているのが菅前総理だというのです。

 9月6日の「ねこ庭」で、故安倍総理の国葬時の「弔文」を紹介しました。多くの国民の心を打った、菅前総理の言葉は何だったのでしょうか。菅氏が支援する「小石河」3氏は、生前の安倍首相のいわば敵対勢力の政治家です。

 どこでどうして、菅氏が変わってしまったのか。政界の一寸先が闇とは言え、政治家はここまで変わるものなのでしょうか。

 感動的だった氏の「弔辞」の一部を、再度転記します。 

 ・何度でも申し上げます。安倍総理、あなたは我が国日本にとっての真のリーダーでした。

 ・衆院第1議員会館1212号室のあなたの机には、読みかけの本が1冊ありました。岡義武著「山県有朋」です。ここまで読んだという最後のページは、端を折ってありました。そしてそのページには、マーカーペンで線を引いたところがありました。

 ・印をつけた箇所にあったのは、いみじくも山県有朋が長年の盟友、伊藤博文に先立たれ、故人をしのんで詠んだ歌でありました。いまこの歌くらい、私自身の思いをよく詠んだ一首はありません。

  かたりあひて 尽しゝ人は 先立ちぬ 今より後の 世をいかにせむ

 ・深い悲しみと寂しさを覚えます。総理、本当にありがとうございました。どうか安らかにお休みください。

 深い悲しみと寂しさを覚えながら今回のテーマを終わり、次回は2. の「戦後レジーム」へ進みます。

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「総裁選挙」 西田昌司氏の見方 - 3 ( 氏の矜持 )

2024-09-14 17:23:44 | 徒然の記

  1.  令和6年8月19日 西田昌司ビデオレター」

        「 自民党総裁選 大乱立 。正しい国家観を持つのは高市早苗さん以外、いません! 」

 9月13日19時30分、動画の文字起こしが終わりました。氏の意見を聞き終えて考えますと、話は大きく3つに分かれていました。

  1.  「裏金問題」   2. 「戦後レジーム」   3.  「新自由主義」

 タイトルに高市氏の名前がありますので、高市氏の政治信条や活動についての意見かと思いましたが、そうではありませんでした。簡単に言いますと、小泉内閣以後の自由民主党の歩みが中心でした。

 麻生内閣の後自由民主党が下野し、民主党政権になった時の苦労話と言って良いのかもしれません。2の「戦後レジーム」3の「新自由主義」の意見を聞いていますと、保守政治家としての西田氏の姿が鮮明になりました。

 氏が、「国会の大砲」「自民党の爆弾男」と呼ばれ野党から恐れられていたのは、この時の話です。

 自由民主党が国民の支持を失い、大バッシングを受け野党に転落した時、自由民主党の政権復帰につながった一つの要因は、間違いなく氏の痛烈な与党批判と攻撃でした。

 自慢話の好きな青山氏と違って、苦労の中身について語っていませんが、氏の厳しい民主党の失政追求が功を奏し、自由民主党が政権に復帰したと言っても過言ではないと思います。

 小泉・竹中ラインの「新自由主義」は、自由民主党が国民の信頼を失い下野した原因ですから、説明に説得力がありました。名指しをしていませんが、「郵政改革」という名前で「新自由主義」を日本に導入した小泉政権を、氏は強く批判していました。

 他の議員の協力があっての民主党攻撃でしたが、氏の行動力と信念がなければできなかった活動です。氏が青山氏を評価せず、無視している理由もここから推察できました。

  単なる誹謗中傷でなく、事実を調べた上での国会質疑で、西田氏は民主党の大臣を失脚させ、失政を暴露して民主党政権を追い詰めました。氏の名前は知りませんでしたが、事件そのものはマスコミが大きく報道していたので記憶しています。

 「自由民主党を中から変える。党内の腐った部分を切り捨てる。」

 そう言って孤軍奮闘している青山氏ですが、西田氏は別の意味で自由民主党のために奮闘した議員です。青山氏と当時の西田氏と、どちらの苦労が大きいかと比較するは愚行ですが、青山氏のように自慢話をしない分だけ、西田氏の方が光ります。

 自由民主党を中から変えると、動画で公開する前に、青山氏は西田氏と意思疎通を図るべきだったのではないでしょうか。

 自分より前に、党のために奮闘した先輩がいるとすれば、青山氏は先輩議員に礼を尽くすべきだったと思います。どこの世界でも同じですが、新人はまず先輩への挨拶と礼儀で始まり、批判・攻撃をするのは次のステップでしょう。

 両氏の間の詳しい事情を知りませんが、氏が青山氏を無視する背景に、「ねこ庭」は青山氏の努力不足を感じさせられました。

   1.  「裏金問題」   2. 「戦後レジーム」   3.  「新自由主義」

 今からこの順番で西田氏の意見を紹介しますので、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々も、読んで頂ければ何かが見えると思います。その何かを「ねこ庭」は、「西田氏の矜持」と表現してみました。

 中断していた「裏金問題」に関する、西田氏の意見の紹介を再開します。

  ・しかも裏金問題は、安倍元総理が幹事長だった時代に、報告を受けて、「こう言うことをやってはダメだろう。」と止めることを決められた後、

  ・安倍さんが亡くなって、亡くなったにも関わらず残った幹部が、どういう経緯か分かりませんけれど、その裏金の方法をそのまま温存してやってきたと、それが一番の問題なんですよ。

  ・ですから、一番責任があるのは残った幹部、私もそうですけれども、安部派の人間に責任があるのは当然の話です。

  ・何度も言いましたが私自身はその「キックバック問題」には一切関与しておりませんが、結果として私の知らないところで、キックバックを事務所の方が受け取っていた。

  ・事務所はその還付されたものを、収入として記載したいと申し入れたが、派閥側がさせなかったので、そのまま不記載にするしかなかったと言うことです。

  ・しかしその金は、翌期のパーティー券の購入に当てており、派閥側から事務所宛の領収証もあったお陰で、検察の捜査においても西田事務所では裏金化の操作はなかったと認定されました。

  ・ではその整理を、安倍派の人間がどれだけしているのかと言えば、残念ながら、ほとんどしていないわけです。

  ・政治資金の修正はしたけれども、その内容について「政治倫理審査会」でしっかり語った方は、幹部の方以外は基本的におられませんでしたよね。

  ・しかも修正したと言っても、その金は何に使ったかと言うと、「分かりません」と不明のままの修正というわけの分からない形になっていますよね。

  ・これが国民から見ますとね、政治家は裏金をもらって何に使ったのか分からなくても、課税もされないし処罰も受けないという政治不信のいちばんの原因なんですよ。

 「裏金問題」について、私は氏と違った視点から、違った捉え方をしていますが、ここではコメントを挟まず、先を急ぐことにします。

 次回のテーマは 2の「戦後レジーム」ですが、前半は「裏金問題」の続きです。

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共同通信の「総裁選」記事 - 3 ( 長老支配政治 ? )

2024-09-12 22:48:25 | 徒然の記

 只今、ネットの動画で青山繁晴氏の「総裁選挙」不出馬のニュースを見ました。推薦人20人に届かず15名だったとのことです。これで日本が終わるわけでありませんので、書きかけていたブログに戻ります。

 報道各社の世論調査を見ながら書いているのだと共同通信社は説明し、決選投票の上位2者を石破氏と小泉氏に絞っています。

 従って記事は、石破氏と小泉氏に関する説明が半分を占め、残るスペースは麻生、岸田、菅の3長老がどのような工作をしているかの説明です。

 議員票と党員票の違いについて説明していますので、まず最初に紹介します。

 ・総裁選の一回目の投票

   ・「国会議員票」と党員・党友票を合わせた「地方票」を同数として扱い、合計票数を争う。

 ・総裁選の決戦投票

   ・国会議員票と、各都道府県連に一票ずつ割り振られた47票の合計で決めるため、議員票の比重が大きい。

 つまり決選投票では、47人対372人になる訳ですから、議員票が絶対に有力です。党員数が109万人いても、意味がないと言う仕組みです。幽霊党員の存在を考えますと無理もない気がしますが、これでは党員の重みがありません。

 実際にどのような影響が出るかの実例を、石破氏の動きで伝えています。

  ・「出来るだけ早くとか、そんなことを申し上げるべきではない。」石破元幹事長は、10日の日本テレビ番組で、新総裁になった場合にいつ衆院解散をするのかと問われると、言葉を濁した。

  ・「可能な限り早く信は問いたい。」と意気込んだ8月24日の立候補表明とは、まるで別人。

  ・関係者によると、早期解散に慎重な議員から石破氏陣営に苦情が寄せられ、軌道修正したと言う。

  ・なぜか。ベテラン議員は「決選投票を視野に入れているからだ。」と指摘する。

 説明するまでもないと思いますが、決選投票では場合、47対372の投票になりますから、議員の機嫌を損ねるような発言を控えたと言うことです。

  ・そのため石破氏陣営は、「軌道修正により、3位以下の候補らが乗ってくれる余地を残す方が得策」( 中堅 ) と踏む。

 小泉氏の動きも伝えています。

  ・小泉氏陣営も、党内に敵を作らないよう神経を尖らせる。

  ・当初は、派閥裏金事件の震源地・安部派の議員を選挙で原則非公認とする案が浮上していた。

  ・しかし解散方針を決めたとはいえ、80人超の大所帯から反発を買うのは避けたい。

  ・後ろ盾の菅義偉前首相の指南を受け、小泉氏は公認について「新執行部で厳正に判断する」と述べるにとどめる。

 この部分では、菅長老の関与も書かれています。石破氏とのバランスを考え、記事の量も考慮しているようで、まだ続きます。

  ・ただ小泉陣営には、別の不安が残る。政策通の若手は集まるものの、「決選投票に進んだ際、他陣営から票を回してもらうといった、水面下の交渉を担う重量級がいない」( 中堅 ) ことだ。

 記事の最後には、大物の長老である岸田、麻生両氏の動きを伝えています。

 ・岸田氏の動き

   ・岸田首相も、解散した岸田派の議員と会食を重ねる。

   ・周囲には、「一回目では動かないが、決戦ではまとまろう」と呼びかけていると言う。

   ・閣僚経験者は、「キングメーカーになるつもりだ」と見る。

 ・麻生氏の動き

   ・安倍政権発足以来、主流派に身を置く麻生太郎副総裁は、総裁選後の国会論戦を見据え周辺に伝えた。

   ・「誰が予算委員会を乗り切れるのか、シビアに見て決める。」

 以上、9月12日の共同通信社の記事の全文を紹介しました。「長老支配」の自由民主党政治が、見事に描かれた記事です。青山氏が、20人の推薦人を集められなかった理由も見えてきます。

 次回は、中断している「総裁選挙」   西田昌司氏の見方に戻ります。どちらにしましても、「総裁選挙」が終わるまでは、このテーマから離れられません。

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共同通信の「総裁選」記事 - 2 ( 幽霊党員 ? )

2024-09-12 17:24:27 | 徒然の記

 「乱戦の底流」   自説封印  取り込み期待」

  「影響力保持へ勝ち馬見定め」「決選投票にらむポスト岸田」

 4面の4分1を占める4段組の記事は、大きな活字の見出しが目を奪います。中身を読まなくても、何となく乱戦の空気が伝わって来ます。

   麻生太郎氏 ( 83才 )    菅義偉氏 ( 75才 )     岸田文雄氏 ( 75才 )

   森喜朗氏 ( 87才 )     二階俊博氏 ( 85才 ) 

 先日のブログで現在の長老の名前を5人上げましたが、本日の記事では黒字で表示した森氏と二階氏の名前が消え、麻生、菅、岸田3長老の動きを伝えています。

 決選投票を睨んだ記事だとこうなるのか、前評判の高かった河野、高市、小林、加藤、林、以上5氏の名前が消えています。

 茂木氏は消えかかりつつある様子が、あからさまに書かれています。

  ・知名度不足がネックの茂木敏充幹事長は、9月6日のBS日テレ番組で、「小泉さんとは方向性が一致する部分が多い」と言及

  ・他陣営では、「決戦で高く売る腹だろう」と疑念の目を向ける

 そしてなぜこうなるのか「ねこ庭」には依然として疑問ですが、共同通信社は決選投票をする上位2名を、小泉氏と石破氏に絞っています。

  ・乱戦必至の今回は、報道各社の世論調査で人気の高い石破氏と、小泉進次郎氏が抜け出すとの見方が強い。

 記事を読むと分かりますが、投票権を持っているのは自由民主党の党員と国会議員です。同等と説明されながら実質的には、党員票より議員票の方が大きな力を持っています。

 自由民主党の党員数は109万人で、議員数は372人です。党員数はダントツに数が多くても、企業や後援会、支援団体が提出する党員名簿には、名前だけの幽霊党員の存在が公然の秘密です。

 常識的に考えても、熾烈な「総裁選挙」で顔の見えない党員に、党の総裁を決定させるのは危険です。だから最終的には、顔が見え足もある国会議員が決定する仕組みになっています。

 企業や団体の支援を受けない青山氏は例外で、幽霊会員はいませんが、3年連続で党員獲得議員のトップになっていても、党内での評価は総裁選挙に直結していません。

 自由民主党は党勢拡大のため、議員に罰金を払わせてまで「党員獲得」を督促していますが、なぜか議員が獲得した党員数の公表をしません。息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に知らせたいと、青山氏の獲得した党員数を調べましたが見つかりませんでした。

 その代わり自由民主党が公表した令和4年の、党員獲得トップテンの議員名の資料を見つけましたので紹介します。

   1位 青山繁晴    参議院議員                 6位 茂木敏充    衆議院議員

   2位 堀内詔子    衆議院議員                 7位 武田良太     衆議院議員

   3位 高市早苗    衆議院議                8位 細野豪志    衆議院議員 

   4位 森山裕        衆議院議員                9位 小野田紀美  参議院議員

   5位 二階俊博    衆議院議員                 10位 城内実     衆議院議員

 議員の名前を見ますと、失礼ながら金の力で、無理やり党員名を集める気配のある議員の名前もあります。

 名簿の内容を重視すると言うより、党員数に応じた党費の払い込みがあれば良しとしている空気が党内にあります。ネットの情報なので確認する方法はありませんが、「党員獲得数」のランキングが、党内で大きな位置付けになっていないことだけは確かなようです。

 私を含め青山氏を支援する人々は、「総裁選挙」の鍵を握っているのはあくまでも国会議員だと言う、この事実を知っておく必要があります。政界とマスコミ界には常識でも、私たちは知りませんので「なぜ青山氏を無視するのか」と疑問を抱きます。

 共同通信社の記事がこの事実をおしえてくれたと、私は感謝しました。一つ賢くなっところで元のテーマに戻り、次回はまた同社の記事の紹介を続けます。

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共同通信の「総裁選」記事

2024-09-12 12:13:59 | 徒然の記

 9月12日、自由民主党の「総裁選挙」告知日です。西田昌司氏の動画の文字起こしを中断しました。

 下記一覧表は山口氏の動画からそのまま借用しますが、早くも2名の候補者が消えました。黒字で表示した野田氏と斉藤氏です。

〈 候補者の推薦人議員数の予測 〉

    小林鷹之氏( 49 才) ・・ 36名  高市潰しのため、岸田派が支援

    石破茂氏( 67 才 )    ・・ 15名  菅G・旧石破Gが支援

    河野太郎氏( 61 才 ) ・・ 16名  麻生派が一部支援 菅Gが支援

    小泉進次郎氏( 43 才 ) ・・ 20名  菅Gと二階派が支援

    高市早苗氏( 63 才 ) ・・ 15名  旧安部派が支援

    林芳正氏 ( 63 才 ) ・・ 23名  岸田派が支援

    茂木敏充氏( 68 才 )  ・・12名

    上川陽子氏( 71 才 )   ・・12名   麻生・岸田派が支援

    加藤勝信氏( 68 才 )  ・・12名

    斎藤健氏 ( 65 才 )  ・・  5名    旧石破Gが支援  石破潰しのため立候補

    野田聖子氏( 63 才)   ・・  4名

    青山繁晴氏( 72 才 )   ・・  3名  和田政宗氏が支援

 党員票では多数を獲得していても、推薦人の議員20人を集めるのが困難らしく、顔写真入りの一面トップ記事の中に、相変わらず青山繁晴氏の名前がありません。

 今日中には事実が判明するのですが、昨日の「文化人放送局」「日本のすごいニュース」のユーチューブのタイトルを紹介します。

 〈 文人放送局 〉

  最強の二人!高市議員&青山議員総裁選へ!

 〈 日本のすごいニュース 〉

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「総裁選挙」 西田昌司氏の見方 - 2 ( 驚きと反省 )

2024-09-11 12:27:04 | 徒然の記

 1.  令和6年8月19日 西田昌司ビデオレター」

       「 自民党総裁選 大乱立 。正しい国家観を持つのは高市早苗さん以外、いません! 」

 今日から西田氏の意見を紹介します。

  ・マスコミのニュースは「自民党の総裁選」、今の所11人の方が立候補に意欲があるという形ですが、どなたがどうなるのかと、そういうことばかりが出ているのですけれども、

  ・まず各候補者は、これから国会議員の推薦人を20名集めないと立候補の資格がないということですから、そこが大きなポイントだと思います。

  ・私は、高市さんの推薦人になることを決めております。推薦人になって欲しいと言われれば推薦人になりますけれども、推薦人を20人集められるよう輪を広げていくことが、まずは先決なんです。

  ・その一方で、私が理解できないことも沢山あるんですね。今回の「総裁選挙」は岸田総理が出馬しないと言われたので、私も、俺もと一挙に候補者が出てきたこと。

  ・それはそれで党の活性化のために良いと思いますけれども、大事なことはですね。岸田総理が何が原因で総理を辞めたかということなんですよ。

  ・それは、岸田総理が自らおっしゃっているようにですね。政治と金の問題、これに端を発して自民党と内閣の支持率が極端に落ちたことなんですよね。

  ・このままでは次の衆議院選挙、参議院選挙で戦うことができないと考えられ、全ての責任をとって身を引くことを決められたということです。私は、それはそれで立派な決心をされたと思っています。

  ・では政治と金の問題は、岸田さんが責任をとったということで、そのままにしておいて良いのかということなんですね。

  ・この問題は、岸田総理が「裏金問題」の中心人物だったということではなくてですね。一番の問題は私が所属していた安部派なんですね。

 ここまで文字起こしをして、指が止まってしまいました。

  ・こんな話をしているのなら、西田氏にはことの本質が分かっていない。

  ・「安倍派叩きの風」に乗り、「勝ち馬に乗ろう」としている「風見鶏」ではないのか。

 昨夜の興奮は何なんだったのだろうと、学徒の喜びが消えました。

  ・前代未聞の「総裁選挙」のお陰で、西田氏の明確な意見を知り、保守政治家としての氏を確認することができました。自分の早計を反省する意味でも、氏の意見を紹介したくなりました。

 紹介する西田氏の動画を3件にしたところから説明する方が、「ねこ庭」を訪問される方々と息子たちには、話が分かりやすいのではと思います。

    1.  令和6年8月19日 「西田昌司ビデオレター」

       2.  令和6年9月  5日 「週間西田」

    3.  2時間前 に配信済み     「虎ノ門ニュース」「総裁選」

 上記3件を紹介すると決めたきっかけは、昨日観た2. と3. の動画でした。ここで氏はいつもの曖昧な喋り方を止め、保守政治家としての意見を述べていました。
 
 「総裁選挙」が近くなっているせいなのか、考えを明確にした西田氏に驚き、「ねこ庭」で紹介しようと考えました。2件だけにしておけばよかったのに、タイトルを見て8月19日の動画を追加しました。
 
 これまで氏は意見を曖昧にしていたが、本当は信念を隠していたのだと考え直し、8月も同じ意見のはずと思いこんだのが早とちりでした。
 
  ・保守でもないのに保守の顔をし、曖昧なことを言って国民を誤魔化していた亡国の議員名が明確になりますから、今後は彼らに選挙の一票を入れなくすれば良いのです。

 昨日こう述べた時、西田氏は除外していました。2.と3.の動画は、それほど1.の動画と意見に差がありました。わずかひと月で意見を変える政治家なら、やはり信の置けない人物になります。

 二度も自分の早計を反省し、息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に恥をさらしますが、これも勉強の一つと恥を忍ぶことに致しました。

 ここで中断せず予定通りの紹介を続け、「西田議員の研究」シリーズの再開をする覚悟です。

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