ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

今年最後のランチ会 「ビストロ でぐち」

2022-12-23 | 美味しかったぁ~
今年最後のランチ会は4人がそろいました。
あいにくの雨です。
わたしはちょっと遠いのでバスにしました。

宮町5丁目で降りると
この辺りは何だか懐かしい雰囲気です。

何とか間に合ったかな?

まだ開店前で下のところでみんなが待っていてくれました。

時間になって上がるとほかにもお客さんが上がってきています。
こんな雨ふりで平日なのにすごいです。
予約していて正解でしたね。

コートを預かっていただき席に着きましたが
次々とお客さんがやってきてあっという間に満席です。

ご夫婦でやっている小さなビストロなのですが、ずいぶん久しぶりです。
一番リーズナブルなスープランチにしました。

お魚とお肉がありましたが
今日のお魚は スズキのパセリパン粉焼きです。

パンプキンポタージュが程よいコクと甘さで本当に美味しい。
スズキはほんわりと柔らかくて、かなり薄味の優しい味わいです。
自家製のパンがおいしいですね。

デザートのプチショコラアイスがスプーンで触れるとあっという間に溶けてしまいました。

コーヒーもデザートもついて1150円はやっぱりうれしいです。

外は冷たい雨ですが、
みんなでおしゃべりしながら楽しいひと時を過ごせました。

今年最後のランチ会
クリスマスももうすぐです。



ビストロ でぐちフレンチ / 東照宮駅
昼総合点★★★☆☆ 3.2











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ボロネーゼとフォカッチャと

2022-12-17 | 美味しかったぁ~
10時頃からの映画を観終えるともはや13時近く
下界に降りると外は暗く雨交じりの雪がたたきつけるように降っている。
フードをかぶってホテルのイタリアンに向かった。
ランチ客は出払ったのか、数組だけが窓近くの席にいて
わたくしも久しぶりに明るい窓にほど近い席に案内された。

今日はパスタにしようと思っていたのだが
いつになく
ボロネーゼに目が行った。

お客は少ないのだが珍しくフォカッチャがなかなか来ない。
サラダとのタイミングを計っていたのか
サラダと前後しての到着。

が、いつもに増しての焦げ茶色に驚いてしまう。
訪れるたびに
ピカイチだったフォカッチャがどんどん変わってゆく・・・

サラダをつまんでいると
ほどなくしてボロネーゼが置かれ
チーズをおろして下さる。
その辺でと早めにお声がけしてあらためて観ると
残念ながら本場のようなタリアテッレ(フィットチーネ)ではなく
スパゲッティーニのような細さにがっかり・・・

どうしてどこもかしこも細麺なんだろう・・・

こんなの、ボロネーゼじゃないなどと駄々をこねるわけにもいかず
落胆しながら静かにいただく。
太麺は割高だろうし、湯がくのにも電気代もかかるし
このご時世ではお値段を上げるわけにもいかず、いたしかたないのだろうけど・・・

ああ、ボロネーゼがよく絡む幅広い、もちもちした麺で食したかったなあ~
そうしたら、赤ワインも飲みたくなるのになあ~
などと一人心の中でごちて
お上品な細麺をいただいた。

さほどボリュームも感じられず
ソースの濃厚さも感じられずでした。
細麺ですからね。

まあ、こんなものでしょうか・・・わたくしの人生も・・・

食後のホットコーヒーを味わいつつ
今日は退散いたしましょう~

 
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「バルド、偽りの記録と一握りの真実」

2022-12-16 | 映画のお話
第35回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門に出品され
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、黒澤明賞を受賞した。
この黒澤明賞は14年ぶりに復活したらしいが、監督は大の黒澤ファンでかなりの崇拝者らしい。

最初の場面で妙に足の長い人影が滑走して離陸を試みる
飛び立ったもののすぐ着地してしまい、もう一度試みるがまた失敗する。
3度目の滑走時はずいぶんと疲れている様子だったが、何とか飛び立つことができ
はるかに地上は遠くなりもう降りてはこなかった。

最後の方でその場面の意味が分かり、思っていたほど難解な作品ではなかったことに安堵した。
3時間近くの長い作品だったが、飽きることもなく、
不可解な部分もあっけなく腑に落ちて
作品の中にちりばめられていた美しい風景や色彩に癒された。
ユーモアもいっぱいでつい笑ってしまったり

今回は監督のおっしゃる通り
理論スイッチをOFFにして、感じることが存分にできた。
何よりわかりやすく、美しく、壮大で、人の世はすばらしく
そして何だか清々しい。
編み込まれた様々な人間らしい感情や思いが
ぽこぽこと浮かびあがり、浮かんでは消えしてどんどん上がっていくようだ。

「バルド」はチベット語で中間の状態を表し、
人は死ぬと“バルド”という別の状態に入ってゆくのだという。

輪廻転生、人が身体をもって生きているのも生を死を繰り返す旅の途中なのだ。

メキシコにもアメリカにも身の置き場はないけれど それも人生
なつかしいメキシコへの思いはいっぱいだがわかってもらえそうもない
アメリカで成功した男性の心の壮大な旅路を描く、自叙伝的なノスタルジックコメディ
メキシコを出て21年間アメリカで移住者として生きてきた監督自身の思いなのだろう。

私の人生も
生と死をくりかえす大きな流れの中にただ浮かんでいるだけなのかもしれない
今までの人生を振り返ってドローンのように上から見ているようなそんな気がした。

以前観た「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」は暗かった。
アカデミー作品・監督・脚本の3部門受賞のダークファタジーらしいが、陰鬱で辟易したものだ。

こんなに素晴らしい作品なのに観客は私ともう一人の男性だけだった。
ああ、もったいないなあ・・・

チベット仏教の経典には
死はすべての終わりではなく、死者の意識は、死後バルド(中有)世界に入ってゆき、
さまざまな体験をする様子が詳しく書かれているようだ。

電車の床いっぱいの水の中で自由に泳いでいたはずの魚たちが
水気のない床で掃除の女性に拾われるシーンが印象的だった。

もう浮遊できずに干からびて葬られてしまうのだから・・・

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水と酒 三花

2022-12-13 | 美味しかったぁ~
OF HOTEL の地下1階
コンクリート打ちっぱなしのカジュアルな雰囲気の中
降りる大ぶりの階段には途中までの手すりしかなく
全然バリアフリーじゃないのが残念です。

どこかにエレベーターとかあるのかしら・・・

幅広の大きな引き戸を開けると右手にワインがずらり
カウンターと4人掛けテーブル4つ
めいっぱいで二十数人のこじんまりとした店内です。

入店時はほぼ満席
テーブル席はほとんどが女性のグループでにぎやかな活気がありました。

ランチ定食は
本日の魚 メヌケの西京みそ焼き
今週の肉 ジューシー!ハンバーグのキノコ赤ワインソースがけ
の2種
外にあった案内のジューシーの後の!が印象的でしたので
お肉にしてみました。

ちょっと崩した形のハンバーグがこじゃれています。
ポテトサラダに小松菜のおひたし、きんぴら、野菜の天ぷら2種、卵焼きなどが
茶色の乾燥朴葉の上にのっていてあしらいも素敵です。

お盆のサイズが合わないのかポトフのお椀をちゃんとのせると
ご飯のお茶碗が斜めになってしまっているのはご愛敬ですが
あまりおしゃれではないかなぁ~

和風ポトフがとても優しい味わいで
やわらかいお野菜が美味しかったのですが
何かの筋が口の中に残ってしまったのがちょっっぴり残念でした。


ご飯の普通盛りは思ったりより多めで おなか一杯になり
デザートというのも何だかな~だったので
定食だけになりました。

入れ替わるように
つぎつぎと来客があり場所柄人気のようです。

他にもステーキやお造りもあるようでしたが皆さん定食を注文されていました。

残念だったのはランチサービスのコーヒーがないこと・・・
上階のカフェとの兼ね合いでもあるのでしょうか?

お紅茶は何種類かあるようでしたが、まあまあのお値段になり
アイス300円、ケーキ400円よりもお高いので
ランチ代が倍近くになってしまうのでちょっと・・・

女性客が多いので 
系列店のように コーヒーやちょっとしたデザートが
優しいお値段であったらいいのになあと思いました。



水と酒 三花ワインバー / 仙台駅広瀬通駅あおば通駅

昼総合点★★★☆☆ 3.0

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5種のりんご

2022-12-10 | 美味しかったぁ~
生協の宅配で5種のリンゴがあったので注文してみた。



青森津軽りんご組合のめぐみ野りんごたち
サン王林・蜜入り雪待ちサンフジ・サンジョナゴールド・サン金星・シナノゴールド
シナノゴールド以外は全部サンがついている。

サン金星が一番見た目は悪かったが味はどうかな・・・
・・・食べてみたがまだ若くて味わいがよくわからなかった、失敗・・・

「サンふじ」や「サンつがる」など、名前の前に「サン」がつくものは無袋だそうで
燦燦と太陽も直に降り注ぐが風も雨も直撃なのでみすぼらしい見た目になるようだ。

見た目の良し悪しは気にしないで、
甘味の強い「無袋」の方がより美味しくてお勧めらしいけど・・・

王林が好きだったが最近はあまり見かけない。
売っているのは「黄王」ばかりになってしまった
どうやら王林との掛け合わせが黄王らしい

この間 注文したシナノスイートは
山形産が不足して青森産に変わっていたが上品な美味しさだった。

随分昔になるが中野市との交流でリンゴ狩りをしたが
その時に初めてシナノとつくリンゴを知った。
その頃はこちらでは出回っていなかったが、だんだんと
東北でも栽培を始めたようで今は普通に並んでいる。

子供の頃のりんごは雪の下とインドりんご、紅玉、
夏に出回る青りんごぐらいしか覚えていない
何も考えずに食べていたのかもしれないけれど・・・

リンゴ箱という言葉もあったなあ・・・





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メゾンカイザー三越店

2022-12-10 | 美味しかったぁ~


久しぶりのメゾンカイザーのパン
三越店の地下奥にある
ブルーチーズと蜂蜜のカンパーニュとイチジクのパンを買い求めた。
ブルーチーズと蜂蜜のパンはいつも目についてしまう。

お昼にいただいたがやっぱり美味しい
三越にもメゾンカイザーのイートインスペースがあるといいのになあ~
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鷹の羽 ちょうちん定食

2022-12-10 | 美味しかったぁ~
13時半もまわってお店はしい~んとした感じだ。
それでもお客さんが二組いるのでほっとする。
しばらく待ってもお店の人が現れないので声をかけるが気づかないようで・・・
気を取り直して、立って行って奥の方に再び声をかける
と、優しくきれいな 感じの良い声が返ってきた。

表で見たが、今日はメンチカツで
一度食べたかったちょうちん定食はまだあるのかしら
伺うと大丈夫のようでまたほっとする

こんなに空いているのに結構な時間、待っているような気がするが
店内に注文があってからゆでるので時間がかかる旨の張り紙があり
納得して じっと待つ
ゆでたてのお蕎麦がきた
歯ごたえも香りも味わいもいい塩梅だ。

メンチカツは熱々ではなかったがまだ温かくお蕎麦を待っていたのだろう
大人向けのピリリとしたケチャップソースがかかっていて素朴な味わい
ご飯がおいしい
中途半端な時間で食欲を心配したがどんどん箸が進んで平らげてしまった。

カレー蕎麦も気になるところ
寒い日のなべ焼きもいいなあ

会計を済ませて帰るお客さんへの優しい声かけも素晴らしい

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やまぶき

2022-12-10 | 映画のお話
やまぶき色は結構好きな色
春、見かけるやまぶきの鮮やかな明るい色合いはいつも素敵だなと思う。
やまぶきは山の日の当たる斜面に咲く花だとずうっと思っていた。
この映画では、日の当たりづらい場所にしか咲かない山の花だと言う。
ほんとうにやまぶきはそんな花なのだろうか・・・

かつては韓国の乗馬会のホープだったチャンスは
父親の会社の倒産で多額の借金を背負って逃れ流れ着いたのだろうか
今は日本の田舎の町に暮らしている。

嫁ぎ先から逃げてきた母子と暮らす毎日はほのぼのと温かく、
優しさにあふれる清貧な暮らしだ。

ヒロインの女子高生の名が「山吹」
何不自由ない暮らしのようだが、父は刑事で母の存在は写真だけ。
異国で命を落としたであろうジャーナリストだった母と重なるような芯の強さがあり
サイレントスタンディングを始める。

16ミリフィルムでの撮影のきめの粗さが写実的で現実感がある。

現代の吹き溜まりのような地方の小さな町の人々の暮らしや思い
皆どこかでつながっていることを思わせるような展開

山吹を好きだという男子の存在がほのぼのとしたユーモアを誘い
まるで漫画のような展開の落石事故や山から転がり落ちてくる大金
明るいうちに家の前に穴を掘って埋める様子も不自然で可笑しい。

でも現実はシビアだ
借金はなくならずどこまでも追ってくる
正社員になれたはずなのに
山吹を持ち帰ろうとした刑事のせいで車が落石に合い
事故でけがをして首になってしまう

それを告げられるや否や
病院から飛び出し、
松葉づえで一目散に山の仕事場に走る姿は哀れなんか飛び越している


やまぶきの花言葉は「気品」
万葉集にも出てくる いにしえの時代から歌に詠まれていた美しい花だ。
薬草でもあるらしい。

私の住む県でも市の花にしているところもあるくらいで
私のやまぶきの印象はこの映画での扱いとは全く違っている。
あくまでも日向のたおやかな花だ。
本当はたおやかで光をいっぱい浴びようともがいているのかもしれない。





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石窯焼イタリアン ジョー&ジョー (Joe&Joe)

2022-12-02 | 美味しかったぁ~
ビュッフェが別料金となってからは初めての訪問
サラダはリーフやブロッコリー、大根、わかめ、コーンやトマトなど数種と増えていたが、
チキンフリットは外側が異常に硬くてフォークを刺すのが大変

フォカッチャは相変わらずぱさぱさ系

気に入ったのはグリーンパスタのクリームチーズ和え風の前菜
おかひじきかとも思ったが、茶そばでもないし、グリーンパスタにしておこう
普通のグリーン・パスタはほうれん草で色付けするらしいが、
平らで細長いタリアテッレの形なので全然ちがう
ビーツを使ったピンクパスタはあるみたいだけど・・・

マカロニやポテトサラダはなく
ワインもドリンクも注文式ではなくセルフに変わっていた。

ボンゴレ・ビアンコはあさりがたっぷり
でも数枚,殻が小さく割れていて、危なっかしい
ついうっかり口に入れてしまいそうでひやひや
あっさりと上品な味わい
テーブル上のオイルをかけたが辛みがもっとあるといいなあ

意外にお昼を過ぎると女性のおひとりさまがぽつりぽつりと増え
ゆっくりランチを堪能されているようだ。
穴場だとご存じなのだろう

ゆっくりワインとコーヒーをいただいてごちそうさま


 
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ジラフのパン   Girafe Repos (ジラフ ルポ)

2022-12-02 | 美味しかったぁ~

郊外の人気のパン屋さん「ブーランジェリー ジラフ」
その2号店が駅の近くにできたと聞いていたのをふと思い出し、
用事を済ませて帰る道すがら寄ってみた。

確か日吉ビルのあたりと並びを見たが見当たらない。

ビル入り口をのぞきこむと並んでいるような数人の姿が・・・
見ると入り口を少し入った右手にちいちゃな店舗があった。

11時少し前、まだ開店前のようだ。とりあえず並んでみる。
中ではパンを並べている最中のようだが、さして急いでいる風でもない。
時々笑い声が何度かしていて、余裕のようだ。

外を歩いている方も目ざとく見つけて列に加わった。
周りの方のお話では前は薬局だった所らしい。

11時過ぎ、行列から(あれっ開けないの?)
(時間なのに)とつぶやく声がしだすと
中で(もう開けて)という声が聞こえてオープン

小さなお店の狭い店内なので、まずは4人だけの入店
ところが列がすすまない。
どれを買おうかとあれこれ悩んでいるせいなのかと思ったが
並べていたお姉さんが、パンの棚の前であれこれ札を取り替えはじめたので
近づけず、まわりのパンも、選べないし、とれないしで進めないようだ。
しばらくしてお姉さんがやっと別なところに行ったのでよどみも解消。

だが、こののんびり加減と買いに来ているお客のことをそっちのけの態度にうんざり
目新しいおしゃれ系や総菜パンが多くて見ているだけでも楽しいのだけれど・・・

お客さんはほとんどおば様たちで
トレーに大量のパンを載せているご様子。
乗り切らなくなって二つ目のトレーもと ご執心の方もいてなかなかの人気。

もう少し、お客さんを大事にしてほしいなあ。
開店ももっと早いといいのだけれど・・・

残念ながら好みのハード系は少なく、
クルミオレンジとミルククランベリーを選ぶと
早々に引き上げた。
結構おいしいし、お値段もまあまあなので、いろいろ買って食べてみたいのですが






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