ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

お茄子

2006-07-23 | きょうのできごと
お昼近くに一人でお買い物に出かけたときのこと。
お茄子がお買い得で3個で○○円なりです。それも、大嫌いな窮屈パック詰めじゃなくって、一つ一つ選べるばら売りでした。
つやつやとした濃い茄子色の美しいこと。大きそうなのを選んでいても、ヘタのところのとげとげが触ると痛い!という新鮮さが「うれしいぴょん!」でるんるんです。
そして、選んだお茄子の一つに本当にちっちゃくてごみかと見まがうほどの赤ちゃんカタツムリがくっついていました。
今まで見た事もないちっちゃさです。
誰か気づかないかなあと思いながら、そっと他のお茄子に置いてきました。
毎日毎日雨降りでじめじめして気持が悪いくらいでしたが、このお茄子のカタツムリで、もうしばらくは我慢できそうなくらいの爽やか気分に。良かった気づいて・・・
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母たちの村

2006-07-11 | 映画のお話
フランス・セネガル合作。
カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリ他受賞多数とのこと。
アフリカでは慣習となっている女子割礼は、女性差別・人権擁護の点だけでなく、様々な医学的問題などもはらんでいて、ここ数年マスコミなどにもとりあげられて来た。
でもこの映画のよさは大らかに温かく包み込むような母性で仕上がっている点にあるのかもしれない。内容的には随分悲惨な物もあったのはずなのだが、アフリカの大地と風景、リズミカルでたくましい音楽とセリフの抑揚が楽しい。いつも朗らかでたくましい母達の顔とブルーなどの鮮やかで大胆な色彩が心を癒す。
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女7人寄れば

2006-07-07 | きょうのできごと
「R&R」(アルト・アール)という名の郊外の小さなレストランでの昼食会。
和食と洋食がミックスした感じの気軽なお箸でいただくランチです。シンプルで洗練された色づかいのこじゃれたレストランで、なかなか落ち着けそうな雰囲気。
女7人奇れば、お料理に、盛り付けに、お皿に、から始まって話題は尽きません。
ついついおしゃべりに夢中になって、肝心の料理のお写真を撮るのを忘れてしまっていました。
ほんわりやわらかく優しい味のキッシュと穀類が気にならないふんわりパンがおいしかった。(添えられた塩と胡桃入りのオリーブオイルはいまいちだったけどね。)メインディッシュは岩手産プラチナポーク(白金豚)と彩りよく散りばめられた季節の野菜のソテーでしたが。
デザートとお紅茶のカップのお写真だけとはちょっと寂しいけど・・・
後半は犬と旦那の話題で持ちきり。旦那をいかに躾けるかって、犬よりずっとずっと大変でございまする。やりがいがあることでしょう!
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葉ずれのささやきで風を

2006-07-03 | きょうのできごと
隣りに10階建てのマンションが建つことになりました。
私有地だった公園も整地して、真ん中あたりにあったびわや枝垂桜、ソメイヨシノも梅も切られてしまったけれど、周囲の桜や栗や竹、そして幾種類かの大木が残されていました。
数日工事が中断していたので、何十年もの年月を経てきたこれらの木々を生かして、建設されるものと思っていました。
でもけたたましいチェーンと重機の音がして、見ると、空をつんざく様にのびていた大木も跡形もありません。竹たちが、左右にいやいやをするように揺れていましたが、それもあっという間に倒されてしまいました。
葉ずれのささやきで感じていた風はどこへいってしまったのかしら。さまざまな鳥達のさえずりも・・・
今は木立も葉陰もなくなって、あとにはただまぶしいだけのうすい空が広がっています。何か心の中まで、ぽっかりと穴があいたような思いです。
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