ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

「久しぶりの雨」

2013-05-30 | きょうのできごと
さわやかな風がちょっぴり涼しいような
すがすがしい初夏を感じさせたこの頃、
今日は久しぶりの雨

そういえば桜が咲いてから
66年ぶりとかいう雪が降り積もったり
おかしな天候が続いていた。

そうして今年は所によっては10日以上も早い梅雨入りが
始まりだしている。

梅雨は6月と言うイメージがあって
あじさいの咲く頃だったのだが
どんどん変わってきているのだろうか・・・

4月21日の雪はあの
3月11日の雪を思い出させ
いい気がしなかった。

満開の桜はそれでもがんばって咲いていた。

震災の復旧はいっこうに進んでいないように見えるが
増税のあらしはもう静かに始まっている

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ティーブティック 海産のお茶めかぶ柚子茶&めかぶ生姜茶」

2013-05-29 | 美味しかったぁ~
「ティーブティック」って何ともおしゃれな言葉ですね!
日本緑茶センターの商品名なんです。
そして、もっとおもしろいのが、「海のめかぶのお茶」ってこと。



海産のお茶「めかぶ柚子茶」と「めかぶ生姜茶」なんです。
でも考えてみればめかぶを食べる時は
生姜醤油や柚子ポン酢をかけたりして食べてましたね。

実は「おはモニ」で当選して、この商品をモニターしているんです。
乾燥しためかぶがごろごろ入っているって感じです。



大根とニンジンの一夜漬けがちょっと薄味すぎたので、
めかぶ生姜茶を加えてもみこんでみました。
めかぶなので、ミネラルたっぷりと言う感じでいいですね。
そうして、めかぶ柚子茶をトッピングして、
めかぶ柚子茶をたっぷり注いで
お茶漬けのできあがり

    

お茶を入れた後の茶ガラと言うか「めかぶガラ」も加えると
ヘルシーエコかもね~
あっさりとしてめかぶの味わいがほんのりあまくて、優しくて
味が深いんです。
これは結構いけます!


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「偽りなき者」

2013-05-07 | 映画のお話
 カンヌ国際映画祭主演男優賞受賞

何だか気が晴れない日々が続いて、
ぽっと時間ができたのを幸いに
映画を観て気分転換でもしよう!
そう思ってこの作品を選んだのだったが・・・

デンマークのことわざに
「子供と酔っぱらいは嘘をつかない」というのがあるそうだ。

酔っぱらいはつい本音を出してしまうこともあるが
子どもははたしてどうだろうかと
私は疑ってかかるたちだが
自分の子どもなら信じてやりたいと思う。

小学校の閉鎖で職を失い、
離婚した妻の元に愛する息子がいるルーカスは
ようやく幼稚園の教師の職を得て、
穏やかに暮らし始めていた。

親友テロの家族や町の猟仲間の男たちとの楽しい集い

北欧の暗い森

裸で沼に飛び込むのは
この田舎町の男たちの祭りだろうか

酒を酌み交わして、
酔い騒ぎながら家路を帰る風景も
のどかだがどこか寂しい


それが、ある日突然、
まだあどけない親友の娘の作り話で
変質者にされてしまったルーカス。
 
真実はひとつしかないはずなのに
無実の証明ができない。
仕事も親友も失い、孤立してしまう。

町の住人たちの迫害はすさまじい。
これでもかと憎しみや敵意をルーカスや息子にまで
むけてくる。
スーパーでは食品も売ってもらえず
殴られ蹴られ、石をぶつけられる


観ているとあちらこちらですすり泣きがした。
ひとつおいた隣の女性は
ひとこと何か口走ったかと思うと
ずうっと泣いていた。

私はふと子どもの頃、
漫画で見た「村八分」を思い出した。

人間ってなんて惨い、酷いものだ。

逮捕され、裁判で無罪となっても
差別や偏見はおさまらない。
何もしていないルーカスの尊厳を捻じ曲げ
人としての良心などもうないくらいに・・・

「魔女狩り」のように
親しかった町の人々の狂気は燃え上ってゆく
最初は子どもを守るためだった行為が
どんどんエスカレートしてゆく様が耐えがたい

人としての誇り、信念、絶対に譲れないものがあって
ルーカスはそれでも町をはなれない。

愛犬を殺されても
自分の家に住み、その町で買い物をしようとする。

いつかみんながわかってくれるはずとでも信じているのだろうか・・・


一年後の人々の様子は和解したように見えた。
息子の狩りデビューの日の
ルーカスを狙った銃弾にびくりとするまでは

この映画ではびくりとすることが何回かあった。
私は泣かなかったかわりに、
座席から二度ほど飛び上がりそうになった。

ハッピイエンドでなくても
それらしき雰囲気で終わらせてほしかったのだが

人々の悪意と憎悪はそう簡単には消えはしない。

原題は「JAGTEN」
(狩る)という意味だそうだ。

狩りのシーンが最初にもあったが
中ほどで殺された愛犬も
ルーカスの代わりに狩られたのだろう。


昔観たデンマーク映画
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」も とにかく暗かった。
あれはリズミカルだったから少しは救われたけれど
でも不条理ないけにえだった。

ルーカスはどうなるのだろうか








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いつの間にか「皐月」

2013-05-05 | 草花のささやき
4月の下旬に雪が積もり、またもやお騒がせの春になった。
咲いた桜の花に、雪がのっかり、
数年前の不思議な光景がまた繰り返された。

あの年は桜が早く咲き過ぎたのだろう、
今年は雪が遅すぎたようだ。

そうして、いつの間にか皐月になっていた

心の澱が時々掻きまわされ、
沈んでいた鬱事が舞い上がっては
ゆっくりといつまでもまわり続けていた

じっとしていられなくて
苦しい時の神頼みで手を合わせに行くが
目に映る景色はただ平らに見ているような気分だった

久しぶりの街の
大通りのケヤキたちは
若葉が優しげな色で萌えだしていた。
イチョウ並木の芽吹いた様も
何だか張り絵のようで初々しい。

高速を避けて久しぶりに通った山道には
淡く染まったヤマザクラと
若葉の薄い緑色の
それぞれの色合いが
おぼろげで心癒されるようだった。

そんな中、
さし色のように山吹が
ところどころに咲き乱れて
春は黄色が嬉しい季節だと思う。

グリーンベルトのタンポポも
太く肥えた長い茎を
空めがけてのばしている。

子孫を残すために
少しでも遠くまで飛ばさなければと
がんばっている

毎日、少しずつ、春の中で
元気を沸かせなくてはと思う五月
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする