Mars&Jupiter

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ハヴァーガル・ブライアンの3つの同時代の歌曲を聴く

2016-10-02 08:11:23 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
作曲した3つの同時代の歌曲である。
ジェラルド・カンバーランドの詩に基づく作品である。
演奏はマーク・ストーンのバリトン、
ショルト・カイナッチのピアノの伴奏によるものである。
第1曲「「妖精の歌(A Faery Song)」作品13cは、
1906年に作曲され、ウィリアム・バトラー・イェーツの詩に基づく。
軽快なピアノ伴奏に乗ってバリトンが歌う旋律は、明るく楽しい。
第2曲「ソウル・オブ・スティール(鋼鉄の魂) (The Soul of Steel)」は、
1918年に作曲され、クリストファー・M・マスターマンの詩に基づく。
重々しいピアノの伴奏に始まり、バリトンが歌う旋律は、
深遠な感じで、心の中の叫びを歌っているかのようである。
第3曲「シンス・ラヴ・イズ・デッド(愛が死んでから)
(Since love is dead) 」は、1923年に作曲され、
アルフレッド・ジョージ・ボウルズの詩に基づく。
重々しいピアノの伴奏とバリトンの歌で始まる。
悲しみと愛することに疲れた感じが伝わってくる。

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