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ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15そして二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2010-12-27 06:33:48 | ベートーヴェンの交響曲・管弦楽曲
昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩きました。
途中聴いたのは、1770年生まれのベートーヴェンの作品。
年末はベートーヴェンの協奏曲をとりあげていこう。
ピアノ協奏曲第1番ハ長調作品15の作曲時期は調べると、
1798年が一般的だが、1794~95年の間とか、1796~97年の間とあり、
改訂の部分も含めれば成立時期が1795~1801年の間と書いているものもある。
諸説あるような感じだが、ここでは1790年代ということにしておこう。
今回とりあげるCDはグレン・グールドのピアノ、
ヴラディーミル・ゴルシュマン指揮、コロンビア交響楽団の演奏による。

第1楽章アレグロ・コンブリオは、ソナタ形式である。
最初のオーケストラだけの部分は軽快で、モーツアルト風である。
ピアノが入ってきて、流れるような旋律が奏でられていく。
グールドのピアノによるものは今回開封して聴いてみたが、
軽やかな感じの演奏はとてもあっている。
カデンツァはグールドによるもので、バッハ風である。
対位法風にやるところは彼らしいが、ちょっと違和感がある。
若々しいベートーヴェンらしさがみられる楽章である。
第2楽章ラルゴは、ゆったりとした三部形式による楽章で、
クラリネットなど木管楽器が牧歌風な雰囲気を漂わせ、
ピアノは甘美な旋律を奏でてロマンティックで官能的でもある。
第3楽章ロンド、アレグロ・スケルツァンドは、
ピアノが主題となる旋律を冒頭で奏で、管弦楽がそれを繰り返す。
この旋律をグールドは速いテンポで奏し、音楽は軽快なテンポで進んでいく。
この楽章は一番ベートーヴェンらしさがでている感じがする。
最後は一気に駆け抜けていくような爽快な感じで終わる。

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