Mars&Jupiter

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ヨーゼフ・ハイドンのトランペット協奏曲変ホ長調Hob.VIIE:1を聴きながら、三枚町から西谷まで

2011-09-07 06:11:26 | ヨーゼフ・ハイドンの作品
やっと小指に巻かれた包帯が取られ、水で洗うのがOKとなった。
痛々しい感じの小指の姿は変わらないのであるが、
それに慣れつつ、徐々にリハビリをしていきたい。
昨日は三枚町から西谷まで歩きました。
今回取り上げるのは、ハイドンの協奏曲である。
トランペット協奏曲変ホ長調Hob.VIIE:1は、
ヴァイディンガーのために書かれ、1796年に作曲された。
今回聴いたCDは、アラン・ストリンガーのトランペット、
ネヴィル・マリナー指揮、アカデミー室内管弦楽団の演奏。

第一楽章アレグロは、ソナタ形式で書かれている。
管弦楽全体でまず主題が奏されていき、
それをトランペットが受け継ぎ主題を奏でていく。
ここには円熟したハイドンの作曲技法をみることができる。
その主題をもとにトランペット中心に展開されたあと、
トランペットによる主題の再現部に入り、カデンツァが入り、
十分にトランペットの音色を聴かせ、最後管弦楽全体で力強く終わる。
第二楽章アンダンテは、弦楽器中心に主題が奏されたあと、
トランペットがその主題を受け継いでいく。
そして再び弦楽器中心となり、そこに木管楽器が絡み、
再びトランペットが入り主題が変形され、最後おだやかに終わる。
第三楽章アレグロは、明るく軽快な旋律が管弦楽全体で示され、
トランペットがその主題を引き継いでいく。
両者の競演が続く中で、主題が展開されいく。
そして主題の再現がトランペット中心に行われ、
再び主題が変形され、最後は金管楽器中心に華やかに終わる。
さすが名曲だなあと思わせるハイドンの傑作である。

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