Mars&Jupiter

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ジャン=フィリップ・ラモーのクラヴサン曲の「めんどり」を聴きながら、西谷から二俣川まで歩く

2009-07-01 04:54:25 | バロック音楽器楽曲・室内楽曲編
昨日は西谷から二俣川まで歩きました。
途中聴いたのは、1683年生まれのラモーの作品である。
今回からはバロック音楽の器楽曲・室内楽曲編に入る。
ラモーはこの前の協奏曲・管弦楽曲編で触れたので、略歴は省略する。
今回はクラヴサン曲集のCDを聴いた。
その中でも「めんどり」と「粗野な人々」が印象に残ったので触れる。
これらは「新クラヴサン組曲集」の第三巻に収められており、
1728年頃に出版されたようである。
今回聴いたCDはクラヴサンの演奏は、
ユゲット・グレミー=ショーリャックによる。

「めんどり」は、まさに音によるめんどりを描写した作品である。
コッコ、コッコと鳴きながら、周囲を歩き回るせわしい感じが、
クラヴサンによって見事に表現されている。
気品ありながらもそんな遊び心がこの音楽にはある。
「粗野な人たち」は、軽快なしかしやや哀愁のある曲。
一度聴いたら忘れられないような魅力ある旋律である。
オペラ=バレー「優雅なインドの国々」の中でも使っている旋律?
あれっ?じゃあこの前きいたはずだなあと思って聴いてみたら、
「未開人のエール」の曲が同じ旋律のものであった。
確かに管弦楽版の方が華やかさはあるのだが、
クラヴサンの音色も味わい深く、いいものである。

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