Mars&Jupiter

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アントニオ・デ・カベソンの『騎士の歌』によるディフェレンシアスを聴く

2015-07-09 06:28:46 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1510年頃にスペインで生まれた、
アントニオ・デ・カベソンが作曲したビウエラ独奏曲、
『騎士の歌』によるディフェレンシアスである。
「鍵盤、ハープ、ビウエラのための曲集」におさめられた、
オルガン独奏曲のようだが、ここではビウエラで演奏されている。
今回聴いたCDは、ホセ・ミゲル・モレーノのビウエラ演奏による。
最初はビウエラが奏でる駆け上がるような旋律が繰り返される。
カステーリャの俗謡をもとにしたこの主題は簡素な対位法により提示され、
そのあと4つの変奏が繰り広げられるが、しみじみとした曲である。

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