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ガリア聖歌を聴きながら中目黒駅から駒場東大前駅付近まで歩く

2010-03-29 06:24:52 | 古代・中世・ルネサンス音楽その他の作品編
昨日は中目黒駅から駒場東大前駅まで歩きました。
目的は「第四回 若手の夜明け 2010 in 駒場エミナース」、
つまりは日本酒の試飲会に行くためであった。
中目黒駅から山手通りを歩き、途中目黒川を横切った。
目黒川の桜は満開で美しく、花見で多くの人が集まっていた。
その光景を横目に見ながら、旧山手通りに入る。
渋谷方面に向かい、246号線を横切り、その先の道を左に入る。
あとはそのまままっすぐ歩き、山手通りを渡ってさらに進むと、
駒場エミナースが左手に見えてくる。
所要時間30分で意外に近いんだなあと思った。
帰りは、山手通りでそのまま中目黒駅まで歩いた。

「第四回 若手の夜明け 2010 in 駒場エミナース」の会場は、
多くの人で賑わい、13の蔵元が出す日本酒は、それぞれに個性があった。
個人的には町田酒造の酒が冷やして飲むには好みではある。
しかし他の蔵元の酒も燗酒にして飲むと美味しい酒もあるし、
どれも甲乙つけ難いところが日本酒の世界の深さである。

途中聴いたのは、ガリア聖歌。
聴いたCDは、アルフレッド・デラー指揮、
デラー・コンソートによる演奏のものである。
グレゴリオ聖歌成立の前にガリアの諸教会に広まっていたのが、
ガリア聖歌というようで、6世紀以降広まっていたようだ。
多くはフランク王国でローマ典礼が受容される際に衰退したか、
グレゴリオ聖歌に同化していったのではないかと考えられている。
オルレアン司教テオドルフの唱句の『栄光をたたえ』は、
シリアやギリシアが源流と思われる聖歌と考えられるようだ。
素朴で暖かい感じの歌で、全体で歌う部分の旋律が印象的だ。
聖週間第7旋法の応唱(レスポンソリウム)『暗やみとなり』は、
十字架の上のイエスの受苦の声を表現した応唱ということだ。
途中やや劇的な感じを見せながら、最後は静かに終わる。

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