Mars&Jupiter

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ヨーゼフ・ハイドンの交響曲第99番変ホ長調Hob.I:99を聴きながら二俣川から三ツ境まで歩く

2011-08-06 05:58:58 | ヨーゼフ・ハイドンの作品
昨日は二俣川から三ツ境駅まで往復して歩きました。
途中聴いたのは、ヨーゼフ・ハイドンの交響曲。
交響曲第99番変ホ長調Hob.I:99は、1793年に作曲された。
今回聴いたCDは、ラファエル・クーベリック指揮、
バイエルン放送交響楽団による1985年3月9日のライブ録音の演奏。
第一楽章アダージョ-ヴィヴァーチェ・アッサイは、
堂々とした感じで始まるアダージョの導入が置かれる。
途中ハ短調に転じ、叙情的な感じになるが、それが終わると主調に戻り、
主部に入り、明るく快活な感じの主題が弦楽器により奏される。
もう一つの主題も歌うような旋律が愛らしい感じである。
展開部は第一主題を変形してから始まり、もう一つの主題も変形されていく。
短い展開部を経て、再現部に入り、最後は堂々とした感じで終わる。

第二楽章アダージョは、弦楽器が奏する旋律によりゆったりと始まり、
木管楽器が絡んでいき、木管楽器同士の作り出すハーモニーが美しい。
やがて弦楽器はドラマティックに盛り上げ、
それが終わると再び最初の旋律を繰り返して終わる。
第三楽章メヌエット:アレグレット-トリオは、
舞踏風でしかしスケルツォ的な部分も感じさせるメヌエットが奏されて始まる。
ティンパニが効果的に使われて、金管楽器も加わる。
トリオは牧歌風の旋律がクラリネットなど木管楽器が絡んで奏される。
再び冒頭のメヌエット主題が繰り返され、最後華やかな感じで終わる。
第四楽章フィナーレ:ヴィヴァーチェは、軽快な主題が弦楽器により奏され、
木管楽器も絡み管弦楽全体で力強く奏されていく。
もう一つの主題も木管楽器が絡んで奏される愛らしい感じの旋律である。
この二つの主題が繰り返され、その中で主題が様々な形で扱われていく。
ここには彼の円熟した作曲技法をみることができる。
最後は歌劇の序曲が終わるかのように、華やかな感じで終わる。

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