Mars&Jupiter

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ヴァン・ホルンボーの五重奏曲を聴きながら二俣川から西谷駅まで歩く

2008-06-15 07:52:14 | 古典~現代音楽デンマーク編
昨日は二俣川から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは1909年デンマーク生まれのホルンボーの五重奏曲。
今回から器楽曲・室内楽曲は北欧編に入る。
彼は金管楽器のための五重奏曲を2つ作曲しているようだ。
私が持っているのは1961年に作曲された五重奏曲である。
編成は2本のトランペット、ホルン、トロンボーン、テューバで、
聴いたCDはスウェーデン金管五重奏団によるものである。

4楽章で構成された五重奏曲は、全体で13分弱の演奏時間である。
全体は新古典主義的な作風で書かれている。
第一楽章ポコ・レントは冒頭トランペットで奏される
主題が印象的で、曲は3部形式で書かれている感じだ。
第ニ楽章アレグロは少し滑稽な感じの軽快で短い曲で、
曲の途中で第一楽章の冒頭の主題が時々顔を出す。
第三楽章アダージョはゆったりとした田園風の曲。
第四楽章ヴィヴァーチェは、軽快な曲であるが、
第一楽章の冒頭が変形されて旋律に登場する。
奏者にとっても高い演奏技術を要求している曲だと思う。
拍子もところどころで変化するが、
最後は第一楽章の冒頭の主題が登場して終わる。
それにしてもスウェーデン金管五重奏団の演奏は、
この難しそうな曲を難なく演奏しているから凄い。

なお、前回とりあげた器楽曲・室内楽曲の北アメリカ編
に関するCD等の情報は、以下のアドレスに載せてあります。
http://www1.ocn.ne.jp/~bocchi07/chamber-music-cd-america.html

を参考にしていただければ幸いです。

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