Mars&Jupiter

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フランツ・ダンツィのフルート協奏曲ニ短調作品31を聴きながら横浜から星川まで歩く

2009-04-09 22:13:55 | 古典~現代音楽ドイツ編
今日は横浜から星川駅まで歩きました。
途中聴いたのは1763年生まれのダンツィの作品。
ダンツィの略歴は室内楽曲・器楽曲編で触れたので省略する。
フルート協奏曲ニ短調作品31を聴いたが、今回聴いたCDは、
アドリアンのフルート、シュタドルマイヤーの指揮、
ミュンヘン室内管弦楽団によるものである。

第一楽章アレグロは、モーツアルトと同時代であることを感じさせ、
始まり方がモーツアルトの短調による交響曲を想起させる。
展開部におけるフルートの扱いはさすがである。
独奏フルートが鋭い感じで入り、
ところどころ音楽は、ベートーヴェン風である。
第二楽章ラルゲット・ノン・トロッポは、
優雅で歌うような旋律をフルートが奏でる。
中間部は少し感じの違う旋律で対照的である。
第三楽章ポラッカは、軽快な旋律で始まり、
フルートとしては高度な演奏技術を要しそうな曲である。
そんなことお構いなく、さらっと過ぎていく音楽は爽快感がある。

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