Mars&Jupiter

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ヴァン・ホルンボーの弦楽四重奏曲第4番作品63を聴く

2013-07-29 18:26:56 | 古典~現代音楽デンマーク編
一昨日は二俣川から三ツ境まで歩きましたが、
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは1909年生まれのデンマークの作曲家ホルンボーの作品で、
1954年に作曲された弦楽四重奏曲第4番作品63である。
作品は彼の生徒であるペア・ノアゴーに献呈されている。
作曲者の略歴については以前述べているので省略する。
今回聴いたCDはコントラ四重奏団の演奏による。
第一楽章アンダンテ・パッショナートは、
思いつめたような激しい感情を示すような音楽で始まる。
ヴァイオリンとチェロが対話するように旋律を受け渡し、
他の楽器も絡みながら、シリアスな感じが継続していく。
最後は静かに消え入るようにして終わる。
第二楽章プレスト・エスパンシーヴォは、
ピチカートと速い動きの旋律が絡んでいく。
軽快で生き生きとした躍動感のある音楽である。
第三楽章アダージョ・アフェットゥオーサは、
チェロが歌うように朗々と旋律を奏でて始まり、
他の楽器がそれに絡んでいき、徐々に情熱的に盛り上っていく。
それが終わるとややおだやかになり、
旋律が繰り返されていき、対話が繰り返され、最後静かに終わる。
第四楽章ラルゴ・エ・センプリースもおだやかな感じで始まるが、
短い楽章であり、それぞれの楽器が対話を続けるような感じである。
第五楽章アレグレット・セレーノは、
明るく舞踏的な旋律が奏でられて始まる。
躍動感がある楽章で北欧らしさを感じる。
弦楽器同士掛け合いながら、最後おだやかに終わる。

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