大統領に就任したら、まともな人間らしい内容のことを口にするかと思いきや、アメリカ新大統領はこれまでのアメリカの”理念”を捨て去った演説に終わった。現実の政治の場では相当低レベルのことをやっていても（例えばジョージ・Ｗ・ブッシュンように）、少なくとも就任演説ではアメリカの理念を高く掲げていたものである。即ち、正義や自由そして真実、更には民主主義を高く掲げたものである。そして、同席する前・元大統領たちへの、敬意の言葉をお世辞でも言うものである。ありがとうとしか言っていない。それもそうである、これまでアメリカは間違ったことやっていたというのであるから。昨年のオバマの半分以下の聴衆は、白人ばかりでアフリカ系やヒスパニック系がほとんど見られない。就任式会場は、支援者で溢れていた選挙期間中の支援会場を彷彿させるものである。
就任早々ＴＰＰ離脱の公約を実行すると表明した。ＮＡＦＴＡ（北米自由貿易協定）はカナダとメキシコに再交渉を求め、両国が応じなければ離脱するとした。各国間で結んでいるＦＴＡ（自由貿易協定）も見直すようである。これまでアメリカに脅されて国々はいい迷惑である。更にオバマが懸命に妥協を繰り返しながら取り組んだ、医療保険制度（オバママケアー）を見直すとのことである。国家が国民に医療の保証を放棄するのである。健康は自分たちで勝手にやれというのである。
就任会場の外では、トランプの就任を認めないという人たちが、大暴れであ３００名ほど拘束されたとのことである。これも前代未聞のことである。アメリカはトランプによって分断された。多くの分野で不安が広がっている。トランプを支持した白人の中間層の人たちも、この男が自分たちと異なる、超富裕層の代表であることにほどなく気が付くであろう。
偉大な国を目指すというが、その姿も道筋も全く見えていない、新大統領の船出である。
同様に、
オバマさんの記者会見の英語と、トランプさんの記者会見の英語も、全然違う、ことが、
英文を読んで、感じられました。
トランプさんも、オバマは自分の言葉がわかりにくいことに気づいていない、と言っていたそうですね、
モシカシタラ、この、言葉の違い、というのも、日本人にはわかりにくいですが、相当大きな、支持基盤ではないか、と思われました。
いままで政治家の英語がちんぷんかんぷんだった、でもプライドが邪魔してそう言えなくて、政治に興味ねえんだよ、とポーズをとっていた、田舎の？白人たちの、ハートをがっちりつかんで、
「俺達、私たちの知っている種類の英語、テレビの娯楽番組でつかわれる英語を使う、"私たちの言葉サークル"の代表」みたいな感覚、
トランプさんが大金持ちでもべつにそれほど気にしない、だって"セレブ"は"知っている人"（ただしテレビの娯楽番組で）
実は、いままでひそかに引け目を感じてきた、分かる英語レベルの代表、という、支持基盤、も、ありはしないでしょうか？
就任演説でトランプ節復活、とか、
「トランプだけが、私たちを分かってくれる代表♪他の人は信用できない」と言う、素朴そうな田舎の主婦などの高陽した様子から、思いました。
（信用というより理解できないンじゃないの？(￢ー￢)←嫌な女nasty woman）
モシカシタラ、政治家のしゃべっている日本語を、誰でも意味が分かるのが普通、の日本人には、感覚的にわかりにくいところかもしれない、
アメリカを反面教師として、日本は、これからも、教育格差を大きくしないことが、実はとっても大事なのではないでしょうか？
勉強のできる子もできない子も、とりあえず一緒に学んで話して考える、みたいな。。
最近の、小中一貫とか教育特区とか、エリート校とか、英語で授業とかどうなんでしょうね、
モシカシタラ将来の日本社会にとって、大きなデメリットもあるのではないか、と思われました。。
トランプが超富裕層をいくら優遇しても、アノ支持基盤はあまりダメージなく、
トランプさんが"トランプ節"をやめて、大統領らしい良識的な話をし始めた時こそ、アノ支持基盤がガタガタになる、と、予想します。
・・それって、ますます自らの首を絞めるような、そう思うとアメリカって、すくなくともトランプ支持のアノ人たちの教育を、変な動機付けのような、大失敗してません？私とは同年代、なにが悪かった？
教育の影響は数十年後単位ですね、私たちはよくよく考えないと。
本当にまともな理念掲げるような国なら、先住民の土地を侵略し、虐殺撲滅し、その財産や土地を強奪して白人中心の身勝手国家など創るものか。
アメリカよ、これからは、他者他国のことに出しゃばらずに、白人の言う"Mind your own business."でやって行け！
ノアの箱船のテーマパーク、そこに来ている人は、白人ばかりでした。
善男善女、という感じの、親子連れやお年寄り夫婦のように見えました。
お母さんと中学生小学生の姉妹、ベビーカーの赤ちゃんという、質実な真面目そうな感じの良い家族連れが、学校はホームスクールだ、と言っていました。
公立学校は進化論みたいな聖書に反する嘘を教えるからダメ、家でお母さんが、世界は聖書に書いてあるとおりだと、教育している、そうです。
・・・そら、ヒラリー演説とか、ちんぷんかんぷんになるハズやわ～(〇o〇；)
でも、そういう教育を受けた子供達は、お母さんを誇りに思っているだろうから、ヒラリーやオバマの演説の意味がよくわからないのは、自分やお母さんの教育のせいではなく、ヒラリーが気取ったnasty womanだからなのよッ(-_-#)と、思うのではないでしょうか。
（ケンタッキー・・ペットにお馬さんの二三頭くらい飼っていそう・・(^-^;）
実は20年ほど前にケンタッキーに行って、牧場に訪問させてもらったことがありますが、
空港で「サイトシーイング！ヽ(^o^ )」というと係員にそんなことないヤロここは観光地ちゃう！と言われたことと、
牧場の若い跡取り息子さん（もちろん白人）に、
「ニューヨークとか都会の人たちは礼儀知らずで冷たいでしょう、私たち田舎の人間は親切で暖かいのに」
と、初対面なのに言われて、(ﾟДﾟ)ﾊｧ?いきなりなんでこんなこと言うん？と、戸惑ったこと、が印象に残っています。
・・その当時から都会人への反感、対抗心があったのかな、
あのお兄さん（今はいいおっちゃんでしょうけど）は、今回やっぱりトランプさんに投票したんやろか(-_-;)、と、思います。
空港の売店で買ったかわいらしいロバのパペット
20年前の話です。