八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

足場も無くなって・・

2015年08月31日 15時36分18秒 | 日記
こんにちは、S出仕です。

今日は朝からずっと雨が降り続いています。

工事中の社務所は、ここ数日で、屋根の銅板葺き、外回廊の白木及び白壁の塗装が
終了、ついに足場が撤去されました。


事務室受付前や玄関へのアプローチの上に軒が伸びているため、屋根の存在感が非常に
大きいです。
隣の拝殿と比べ、高さは低いものの、屋根の大きさでは超えているようです。


受付前と玄関周りの様子です。
 

9月中に今の仮社務所から引越す予定です。新しい社務所で参拝の方々をお迎えするまで
もう少しです。

さて、この一週間、家祓と地鎮祭の一人奉仕をする機会が与えられました。
Aさんは中古住宅の取得、Bさんは宅地を取得しての新築、どちらも子どもの就学が近く
なってきたため、思い切って、ということでした。

Aさん、Bさんともに、じっくりと時間をかけて決断されたようですが、
特に印象に残ったのはBさんで、ここ2年くらい、家族連れでモデルハウスなどを回り、
化学物質などの匂いが感じられる住宅を除外したり、消費税アップをを前にして早く
決断させようとする業者を避けたりしながら、最終的には、いつもは落ち着かないで
にぎやかに動き回るお子さんが気持ちよさげに眠ってしまった住宅を建てた工務店さんに
決めたそうです。

子どもにとってどのような住宅で成長するかは一生を左右します。
まず健康を損なわないこと、いろいろな災害から家族を守ってくれることはもちろんですが、
円満な家族関係の下でしっかりと家庭教育に力を入れていただきたいと期待しています。

そのような気持ちをもっと上手に伝えられるように工夫していきたいとあらためて感じた
次第です。

S出仕でした。