八咫烏の声

神社の行事、社務などの日記です。

河守神社例大祭

2008年09月30日 09時18分50秒 | 日々是神明奉仕

先日9月27、28日に当神社の兼務社(通常は専属の神職がおらず別の神社の神職が社務を兼任している神社。またそれに対し専属の神職がいる神社を本務社と言います)であります遠賀郡水巻町吉田に鎮座する河守神社の例大祭が執り行われました。

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河守神社。

遠賀川の洪水被害を防ぐため筑前黒田藩が執り行った治水工事により遠賀川から洞海湾を結ぶ堀川が開削されました。

堀川は川艜(かわひらた・船底の浅い川舟)による運送やその水が水下十六ヶ村と呼ばれる村々への灌漑用水として使用されました。

河守神社はその堀川の守護神として永らく栄えた神社であります。

その河守神社の年に一度の大祭。

27日は前夜祭でした。

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先ずは午後3時より地元、吉田小学校の生徒有志による子供神輿。

午後5時半より前夜祭祭典を執り行い御神輿の御神幸(ごしんこう・神様が御神輿に乗って氏子地域や縁のある場所へ御巡幸いたします)です。

御神輿の担ぎ手は神社すぐ近くの折尾高校の野球部のみなさんです。

さすがに高校球児、軽々と御神輿を担いでました。

画像は御旅所での一コマです。

この御旅所から神社に戻り、還御(かんぎょ・御神輿が神社に戻り御神輿に乗せていた神様の御霊を社殿内にお戻しすること)の儀を執り行い前夜祭は無事執り納めました。

その後、午後7時より神賑行事。

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太鼓演奏の奉納や歌や舞踊の奉納が夜が更けるまで続きました。

画像は地元、水巻南中学校の「砧(きぬた)ばやし太鼓同好会」の演奏です。

明けて翌28日は本祭典。

午後3時より八幡東区鎮座の枝光八幡宮の宮司さんと中間市上底井野鎮座の月瀬八幡宮の禰宜さんの御助勤をいただき宮司さんと私の計4名の奉仕にて滞りなく祭典執り納めました。

祭典後、境内では地元、吉田小学校の生徒たちによる奉納相撲。

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手に汗にぎる熱戦が繰り広げられました。

その後、昨日に引き続き奉納演芸。

吹奏楽(水巻南中学校ブラスバンド部)やフラダンス、歌や舞踊の奉納が続き、また夜の更けるまで賑わいは続きました。

河守神社の総代のみなさん、奉納演芸等の関係者のみなさん、この度の御奉仕誠にお疲れ様でした。

また来年もよろしくお願いいたします。 禰宜

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湊天満宮放生会

2008年09月26日 14時28分04秒 | 年中行事

4日振りの更新です。

このブログも先日まで半年間毎日欠かさず更新してまいりましたが、ちょっとした手違いで21日の更新分が削除されてしまいました

まぁよくあることです(当神社では…)。

あまりのショックに数日間更新をお休みしておりましたが、また本日から心機一転再開いたしたいと思います。

     

さて本題ですが、当神社の境内社(本社とは別に境内に祀られている神社)の一社であります湊天満宮の放生会(ほうじょうえ)が昨日執り行われました。

正午から岡田宮社殿にて祭典を執り行い、御神輿に天満宮の神様、菅原道真公の御霊を遷し奉り、午後1時から氏子区域を御神幸いたしました。

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全17ヵ所の御旅所にてお祓いを斎行し、地域毎の安寧と繁栄を玉串に込めて御祈念していただきました。

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さて放生会とは本来は八幡宮のお祭りで、読んで字のごとく、生類を大切にし殺生を諌める趣旨にて、生き物を解き放つために行うお祭りです。

ちなみに養老4年(720)に宇佐神宮にて初めて執り行われました。

しかしここら辺地域では八幡宮以外の神社でも秋祭りの祭儀を指して放生会という習わしが何時ごろからか流行り出し、当神社の放生会も本来の放生会の祭儀とは全く趣旨を異にしているのですが、名称のみ放生会と名乗っております。

それが何時ごろから何故そうなったか、放生が豊穣と読みが同じなので収穫感謝祭としての秋祭りの名称に縁起がいいからかな、などと勝手に想像しておりますが、また調べて分かりましたらお伝えしたいと思います。

とにかく総代・関係者の皆様昨日はお疲れ様でした。

御旅所にて御接待いただきました皆様、誠にありがとうございました。

また来年もよろしくお願い申し上げます。 禰宜

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御神木だより~その五~

2008年09月22日 11時43分04秒 | 四季折々

20日振りの御神木だよりです。

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昨日撮影の御神木(今日は私お休みなので)。

少しだけ色づいてきたように見えませんか?

画像では分かりにくいのですが実際にはぼんやりと黄色がかっているように見えます。

さらにぎんなんがだいぶ色づいてまいりました。

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この時期に台風が来ると半分くらい落ちてしまうのですが、今年はまだそんな被害もなく健やかに熟しております。

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たわわに実る

2008年09月20日 11時42分28秒 | 四季折々

本日も昨日に引き続きたいへん蒸し暑い一日。

気付けば本日は彼岸の入りで、これから一週間が秋のお彼岸になります。

暑さ寒さも彼岸まで、もうそろそろ秋らしく涼しくなってくることと思います。

皆様におかれましては季節の変わり目、体調にはくれぐれもお気を付けいただきたく思います。

さて本年、当神社の境内に生えている柿の木に例年になくたくさんの実が生っております。

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まだまだあおく収穫にはあと2か月くらい必要でしょうか。

それにしてもたくさん実ったものです。

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この柿の実はたいへん渋いので干さない限りは食べられませんが、赤く熟すと紅葉した葉っぱと相まって秋らしい風情を醸し出してくれます。

今回の台風13号は北部九州には接近せず通り過ぎましたが、これからも風雨の被害なく七五三時期には立派に熟して境内に彩りを与えてほしいものですね。 禰宜

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懐かしい遊び

2008年09月19日 11時46分50秒 | 神職所感

今朝、出社すると社殿の石台に小さなみの虫が張り付いていました。

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そういえば20、30年ほど前まではみの虫なんてどこにでもいたと思うのですが最近ここら辺ではめっきり見なくなりましたね。

昔、子供のころはよくみの虫を捕まえてはおしりの方から押し出して、みのから虫を抜き出して遊んでいました。

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↑こんな風に頭が出たら頭をつまんで抜き出してました(このみの虫はちゃんとみのつきのままで山に帰してあげました)。

また当神社の東側道路沿いにはおしろいばなが生えています(別に神社で植えたわけではないのですが)。

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このおしろいばなの種を割ると中に白い粉が入ってますが、昔の女の子たちはその粉を白粉(おしろい)にみたててお化粧遊びをしていました(おしろいばなの名前の由来でもあります)。

H209194jpgH209196jpg おしろいばなの種(左画像)と中の白い粉(右画像)。

     

私達の子供だったころはゲーム機なんてまだそれほどありませんでしたのでみの虫でも植物の種でも何でも遊び道具にして、いろいろ遊びを発明しながら遊んでました。    

今の子供たちはみの虫で遊んだりはしないのでしょうね(しているのかも知れませんが見たことがありません)。

今の子供たちといえば最近は学校が終わる頃になってもあまり外で遊んでいる子供たちに会うことがありません。

彼らはいったいどこで遊んでいるのでしょうか?

やはり最近子供を巻きこんだ物騒な事件が全国的に多発して、安心して外で遊べないということもあるのでしょうね。

それに最近はわざわざ会わなくても携帯電話で友達と連絡をとれるし、外に出なくてもゲーム機で遊べるし、調べたいこともパソコンで済んでしまうし、子供でも特に外に出ずに用事が済んでしまいます。

便利な世の中です。

しかしその分、子供たちが実体験する機会が減ってしまっていますよね。

実物を自分の目で見たり、匂ったり、味わったり、話したり、感じたりする。

子供たちの健やかな成長にはそういった実体験からくる刺激がとても重要だと思います。

疑似体験はあくまで疑似体験です。

親としては子供が子供のうちにどれだけ実体験をさせてあげるか考えることが重要ではないかと思います。

そして大人の勤めとして子供たちが安心して外で遊べるような社会にしていくことがとても重要ではないかと思う今日この頃でした。 禰宜

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