ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

そろそろ巻きを

2015-07-29 09:41:46 | Weblog
 瞑想の旅から帰って1週間、何となくぼんやりと社会復帰に時間がかかり。ジムに行っても力が入らず、まだ経験の浅い若者とのスパーリングに、相手は新人だから手加減しようと思っていたら、逆にぼこぼこにされ。

 仕事にも今ひとつのりが戻らないが。週末にこの地域の親切事業者と焼き鳥屋で交流、がんばっているみなさんの熱意にこちらの胸も熱くなった。

 保育園から受け入れを拒否されている幼児の問題、重症の弟の都合で保育園を制限されている姉のケース、解決していない課題は山積み、そろそろ巻きを入れなければ。
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瞑想の旅

2015-07-22 12:10:33 | Weblog
 難しい行動障害の方たちへの関わりに役立つに違いないと直観して出かけた瞑想修業の旅。集まった人々は国籍も職業も多種多様。

 集中しようとすればするほど雑念がわいてくるが、その雑念はアベンジャーズばかりで。並々ならぬわけあり風の人も多数参加している中、悩みのない人間が来るところではなかったかも、と場違い感も感じつつ、終わってみれば深く感動。

 自己を見つめ、内にある濁りが消えていく感覚を体験し、この感覚を障害のある人にどのように提供し役立てていくか。新たな研修プログラムの開発へ大きなヒントを得た。
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待ちに待った続編

2015-07-09 13:18:16 | Weblog
3年前熱狂したアベンジャーズ、待ちに待った続編は、情報が流れすぎてあらすじが大体分かってしまうという残念な状況。怖そうな予告だったが、それほど残酷なシーンはなくて安心。しかし、感動も楽しさも1作目のほうが良かった多くのシリーズものと同様、やや複雑にうねり過ぎて、分かりやすさと痛快さは前作に及ばない感があり。

しかし、もはや芸術の域と評論されていた通り、クライマックスは強烈に引き込まれ。ひとりひとりのキャラ立ちが相変わらず素晴らしく、やはりもう一度観ておこうと思った。
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名もない支援者の中に

2015-07-07 21:25:58 | Weblog
 入職から1年ですっかりベテランと変わらない動きを見せる若いスタッフに今夜も頼もしさを感じながら、宿泊利用者の就寝を整えて、今ひと休み。20年前、24時間年中無休のレスパイトを全国で初めて実現した師匠のもとで、一軒家で当たり前に寝泊りする経験を積んだ自分には、24時間の支援は最初から当たり前だった。今ここで経験を積んでいるスタッフたちが、同じようにこの形を当たり前と思ってくれたら。そしてそんな人材をたくさん世に送り出すことが出来たなら、どんな要望にも24時間答える小規模多機能な事業所の増加に貢献できるかもしれない。

 今回の研修に集まったみなさんは口数が少なくて盛り上がりに欠ける感があり、どうしようかと思いましたが、心のケアの最後の話では、真剣なまなざしで強く感じ入ってくれた様子。この話を出来るだけ多くの現場職員へ届けたいという想いをまた深めた一日でした。本にしたいという相談にのって見学に来られた出版社の社長から「今日は勉強になりました」と言われ。これから執筆の方向で話がまとまり、さらに忙しくなるのがまた楽しみ。

 今日は、2才で初めて在宅生活をスタートさせた重症児の支援に、この地域の親切ヘルパーを3軒集めて、ぞろぞろと連れ立って初訪問。「この難しいケースに、いとも簡単に連携を作るなんて」と感激しきりの熱血ヘルパーさんから、「気合が入りました。やります」とメールが来て、こちらのほうが感激。

 経験も短く、名もない支援者の中に、こんなにも感動的な人材がいることを、多くの人に知ってもらいたい。
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現場の困り感の最たる課題

2015-07-02 22:59:13 | Weblog
ずいぶん前に録ったカンブリアをやっと視聴。人が気づかない少しの工夫で、廃れてゆく伝統技術を売れる商品に変えて成功ビジネスを次々と創出する若き天才は、町に活気を取り戻したいという心から立ち上がった福祉人。成功者はやはりわれわれの仲間と実感。心だけは同じ、しかしあのビジネスセンスは福祉一筋の人間にはないが。

大変な人を断らずにケアホームで支える誠実な団体から呼ばれ、悩みに答える形でおこなった研修。前回は最近の様子と出来事をお聴きし、その情報から心の課題を推測して方針を助言。その後少しづつ改善に向かっているとの報告に、この団体の想いと潜在力に感心。

そして今日は、パニックを起こして暴れているかたを、安全に止める方法が知りたいという要望に答え、柔道場を借りて格闘技の教室の様相。しかしこれこそ、どんなに高尚な理論を聴かされても解決出来ない、現場の困り感の最たる課題。止めて鎮静し穏やかに締めくくる一連の流れを体験していただき。このテーマだけで2時間を構成したのは初めての試みでしたが、みなさんの学ぶ意欲、利用者の方たちへの想いが結晶した素晴らしい時間でした。
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