ねがいのいえ理事長 藤本真二のブログ

障害を持つ方たちに寄り添い支援する日々の中で感じたこと、そのほか伝えたい話題などを、思いのまま日記風に綴ります。

#あちこちのすずさん

2022-08-12 20:59:25 | Weblog
 従軍慰安婦の記事を朝日新聞が特集したのは35年前。それを機に戦争の記憶を自分の中に集めたいと思い、戦争体験の語り部を招いて学習会を開いたりしたが。
やがて悲惨な話を聞くことから離れたくなり、この数年は8月の戦争ドキュメンタリーもあまり見なくなっていた。しかし・・・

 この夏はいつもと違う夏であることを誰もが感じていることだろう。核の使用は今後の世界史に二度とあり得ないと世界中が認識していたはずなのに、新たな世界大戦の危機、核の使用も辞さないヒトラー以上の独裁者の出現を危惧しているこの夏。

#あちこちのすずさん

 思わず見入ってしまった。そして。

 どんなに重度な障害のある人でも、内面は私たちと同じ想いを持っていると信じて、読み聞かせや学習会をおこなっている日々。
 国家に有事が起きた時に、社会的に弱い人たちがどんな生き方を強いられたか、利用者の方たちに伝え、一緒に考える時間を持ちたい。その時間を提供するのは私たちの役割である。

 そんなことを切に考えた。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新米理事長のぼやき

2022-08-11 21:33:22 | Weblog
 初代「相棒」の復活が決まってから、10月を待ちわびるあまり、こんな時間にやっても見れないじゃないかと思っていた夕方の再放送を録画して夜に見るのが毎日の楽しみになったこの夏。改めて見直すと、人の優しさがあふれる秀作が目白押し。ミステリー作家に転身した太田愛の脚本がやはり傑出、屈指の名作と感嘆。

 〆切から2週間も遅れて処遇改善の報告書がまとまり、ようやく今日メールで提出。あまりにも複雑で細かい数字の算出は、うつになるほど大変な作業。福祉職員の所得を上げるために経営者はこんなにも過酷な負担を強いられなければならないのか、そうこうするうちに今年度の申請をまた来週〆切でやらなければならず。これでは新たな特例交付金も、事務負担が重すぎてもらえなくなるのではないかと懸念。

 そして、社会福祉法人の事務負担のなんと重いことか。本当は現場の改善のため、全部署を見て回りたいのに、朝から晩まで終わることのない提出書類に追われ、ひとつ終わったらまた次の通知が届き、これが永遠に続くのだろうか?
こんなはずじゃなかった、馬鹿げている、と思う毎日。

 みんな、管理本部を整えてうまくやっているのだろう。生まれたて法人の新米理事長、苦労がしばらく続きそう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする