ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ニューカレドニア行:カルチェ・アジアティック

2016-09-12 | 旅行
朝市と長距離バスのターミナルを抜けたところで見つけた

コレ~
ベトナムの生春巻きを揚げた、ネム
皮が春巻きの皮ではなくライスペーパー。


中身は生春巻きでも中華風のでもない、もっと重量級。
揚げ物好きの夫が見逃すわけはないもの


春巻きに誘われるように足を踏み入れた一角は

なーんと
中華街


知らなくても自然に呼ばれちゃう

中華圏在住20年の私


初めての場所でも、ある意味心のふるさと

カルチェ・アジアティック
かなり中華系ベトナム人が多いとみました。
パリに住んでいたときも中華系ベトナム食に助けられました。
このド中華でないところが、さらに好き


雑貨屋の多いこと



アジアから仕入れていそうなこまごました生活雑貨や衣料多数。

NZもそうですが、ここも製造業はないに等しいのでは?


そこでフラ~っと立ち寄った店。

雑貨屋というより、毛布やベビーカーを売っていた日用品屋。
工具っぽいものが並んでいて、まぁいわば何でも屋(笑)


この店の前で夫が突然、
「こういう店ならアダプターがあるんじゃないか?」
と言い出しました。なかなかいい勘
例のアダプタ問題は一夜明けても解決しておらず、
それがないことにはノートパソコンの充電ができない


奥に深く長~い店にスタスタ入って行くと中華系の人が4、5人いて
車座になって2歳ぐらいの男の子の相手をしていました。
アジア系の店にありがちな、店頭のような居間のような雰囲気(笑)


「旅行者で、アダプターを捜してるんだけど。」
と中国語で言うと、年配の老板(ラオパン=ご主人)も中国語で
「うちでは売ってないよ。」
撃沈


その時、男の子のパパ風の若い男性が
「どこの国のだ?」
「ニュージーランド」
「ちょっと待ってろ。」
と行って奥に引っ込みました。


すぐに戻ってきて
「これか?」
と言って差し出したのは、まさにNZの型のプラグ
「そうそう、これこれ。」
「やるよ!」


えぇぇぇえ


「か、買うわ。」
「いいよ。中古品だ。売り物じゃないんだ。」
と言って、すぐに車座に戻っておしゃべりと男の子の相手を再開。


中華系のこの手の懐深さには慣れているつもりでも、心にしみます。
丁寧にお礼を言うのが精一杯でしたが、
みんなで(男の子も)手を振ってくれてバイバーイ

SUNNYという店でした。


前日に往復10km近く歩いても手に入らなかったものが、
今日は飛び込みの店でタダでもらってしまうという
まるで押してもダメなら引いてみなというような話


運は果敢につかみに行かなくてはいけないときと
ふとチカラを抜いたときに棚ボタでもたらされるときと
ありますよね?
今回は完全に後者でした。
ありがとうSUNNYの皆さん


この後、博物館などを見て回り、けっきょく戻って来ました

ネムの店(笑)


夫はこの地ビールも飲み



フランス語のドラマを流すテレビを観ながら(←やっぱり中華系)

ランチ
バゲット付きのサラダって正しい!


そしてお目当てはもちろん

フォー
めっちゃ美味しかったです


夜もやっていたら戻ってきたいほどでしたが、営業は日中のみ。



長距離バスのターミナルの横で

ちょっと治安が気になる場所。夜は閉めて正解かな?


スナック・アンリ

粋なママとその娘夫婦(多分)で切り盛りしている店でした。
ヌメアに行くときは必ず再訪します


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