のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1835

2021-04-25 00:35:06 | 新しい子猫たち 
息子たち は 苦しみながらも ある安らぎを得ていた。あのアイドルグループ の片割れ 2人 がこの二人を尊敬の目で見ていた。周りのオッサン、ジイサンたちは 小難しい事を話して 質問したら より難しくなる説明を返す。ただこの息子たちは 判りやすく説明しようとしてくれた。


聞いていたオッサン、ジイサンたちは それはちょっと違う とか言い出したり、違う人たちは それはそうと こうすれば 違う事にも使えるとか言いだして 社内にそれとなく 対話とか 検討の気風が広がった


政則とか勝 は これを見て みんなで考える 事 の大切さを知り 今までとは違い 下からの意見に 耳を貸す ようになった。


彼らの頑張る 姿 に姉ちゃんたちも 尊敬の目で見てくれていた。周囲も 理解を見せてくれる ようになった。


徹 は言った

変わったのはあの二人ではなく むしろ 勝さんと 政則君だったね。独断専行とはまでは言わないが 勝さんと政則君の権威で押さられていた少数意見が 声として出てくるようになった。 対話と検討の気風 と もう少し考えてみよう とする 気持ちが生まれたのは あの二人の存在ではなく 君たち二人 が変わったからだろうね 


と云っても むしろ 大きく変わったのはむしろ 徹と云うか未来エネルギーの組織の方であった。それは 勝と政則もやんわり指摘して 徹 自身も認めざるを得なかった