のら猫の三文小説

のら猫が書いている、小説です。
質問があれば
gmailのnaosukikan
まで連絡ください

新しい子猫たち No.1827

2021-04-17 00:50:54 | 新しい子猫たち 
その時 旦那は 奥さんに聞いた。ウチの息子たちも問題があるのかい。


奥さんは 私がなかなか転勤にいい返事をしなかったでしょう。ジブシティーは住みやすいし、エンゼルホープ病院は有名だし こうは言ってはいけないが大阪の田舎町に引っ越すのは気が進まなかったのよ、息子たちと話をしているとあの子たちは損得勘定しかしないのよ、ある時 ゾ~ としたのよ、息子たちは私を見て育った。息子たちの態度は私を見ていてからかもしれない。これが私かも と思ったのよ と言った


旦那 は 息子たちは本物をしらない、東大だからと云っても ナカナカ本物がいつも身近にはいない、自分程賢い奴はいないと思っているのだろう。僕もそうだったからね、本物をしれば あの子たちも変わってくるよ。


猫に向かって アイツらが吃驚するような人にあって 思わず自分を見つめ直すような人はいないかね


猫は そうですな 考えてみます と言った