のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1828

2021-04-18 00:53:36 | 新しい子猫たち 
聞いていた バアサン は 深く 感じる所があった。息子たちに 文句を言っていたが そもそも 息子たちがそうなったのに 私が無関係ではある筈がない と思った。もう 遅いかもしれないが 私が変わらず、息子たちを非難する事が出来ない。私が残せるものは、金だけではないかも知れない と思った。


それはそうとして 猫はココと かなり関係が深かった。 (ここでは言えないと云うか まだ考えていないのです。)


香奈ファイナンシャル は ある問題を抱えていた。若い奴が少なすぎた。 本社組織は 高齢の年齢層に偏りすぎていた。実はこれはひょんな事から 香奈ファイナンシャルとか香奈ハイテクの首脳部が実感していた。元々 いわば 年寄りの道楽仕事が発祥とも言えるので 高齢層が多いのは当然なのだ。ところが香奈ハイテクは香奈ファイナンシャルが出資したり 香奈総合保証が融資していた中小企業と取引していく内に 仕事が増え、関係する企業が増え、企業連合としては大きくはなった。関係する企業の年齢層は若い のに 肝心の香奈ハイテク本社組織の年齢層は高いのだ。関係する企業群の若い力を取り入れるために香奈ハイテクの中枢の高齢者との橋渡しをする若い人たちを養成していく必要があるのではないかと思いだした。


ココは それをボヤいている 徹彦、勝 そして政則の話を聞いていた。それをナントナク、 この猫に話をしたのだ。