のら猫の三文小説

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新しい子猫たち No.1242

2017-08-24 00:00:10 | 新しい子猫たち 

人の言葉は発せられると、もう元には戻れない、言わなかった事には出来ないものだった


 


コイツの発言は、ジブの管理、香奈総合には直ちに報告された。ジフでは常務の所まで、香奈総合は政則、そしてもう一つの大きな銀行の役員クラスまで知る所となった。正人にも報告された、


 


神太郎の所まで直ぐに届いた。一族の銀行の教育がなっていない、神一はそんな考え方をしているのかという評論までついていた


 


神太郎は細かい事を注意する人ではないが、この時は、神一に直ぐに連絡した。


 


オマエの送り込んだ奴の言動は、オマエが言った事、やった事になるんだよ、自分自身で確認してみな


 


一方 一族の銀行の役員にも、直ぐに判り、送り込んだ奴の表面的上司とも言えた、常務は、直ぐにコイツに今後軽率な発言はしないようにとの電話をしていた


 


神一は、詳細に調査する事にした。神一の調査方法は独特かつ徹底的なものだった。今までのコイツの言動全てが調査対象となる。一族の銀行では、神一の調査が始まると みんな観念すると言われていた。