野武士のわがままひとりごと

気ままに焦らずたゆまずのんびりと趣味を楽しんでいます
(中溝喜慶/滋賀県)

老人とミシン

2022年02月09日 | 日記・エッセイ・コラム
ふとしたことからミシンにハマってしまう。
 動作不良のコンパクトミシンの修理に取り掛かったのが始まりで緻密な構造を勉強した。結果的にはモーターのトルク不足と判断し、新規にミシンを買うことにした。
 ミシンの使用頻度は、奥さんが趣味で小物を縫うぐらいで少ないこともあってカタログから性能・価格等を総合的に判断してネットで購入することにした。
 勿論、自分で使うのではなくミシン選定の手伝いをするつもりがミシンの魅力に引き込まれたと云えそうだ。
 ネットで注文していたミシンが届くと取扱説明書に目を通し理解することから始めた。説明書は、初心者にとってもわかりやすく書かれている。
 老眼であることから購入の際の絶対条件とした上糸の通しが簡単であることだった。
 初めてミシンを取り扱う素人でも第1作が写真に示すような持ち運びに便利なようにトレーに入れたノートパソコンのカバーだ。模様選択など簡単に試し縫いができた。さすがに“コンピューターミシン”と唸らせる出来栄えだ。縫い模様といい素人・初心者にとっては高機能といって過言ではなさそうだ。
第2作目は、購入したミシンのカバーである。
100円ショップで買った端切れの布を繋ぎ合わせて作ってみた。出来映えは素人感丸出しだが作る過程が楽しかっただけに満足だ。
 今では、80に手が届きそうな老人だが小学校の頃、学校では雑巾作りなど“運針競技会”なる大会が開かれていて好成績だったのを思い出す。手先は器用だったかも知れない。
 ミシンの使い方を勉強をして『創作の楽しみ方を味わってみたい』と思うここ数日である。