昨日(2/12)、レイカディア大学米原校の「根上がり菊」に取り組むグループへの2回目の支援に出掛けた。
根上がり菊の小菊盆栽では石付けと木付けという手法が大事となる。今回は、その石付けとなるべく“岩づくり”の実技勉強会である。
この岩づくりは、直方体の発泡スチロールをのこぎり・半田鏝・墨汁等を使って造形・加工していくが個々人の個性が発揮されてなかなかに面白い作品「岩」が出来上がる。「岩」といえども軽いので重宝する手づくり技法と言えよう。
一方、木付けとなるべき古木(琵琶湖で拾った流木)を切断加工して墨汁を吹き付けて完成だ。
小菊盆栽の事前準備は、一歩一歩着実に前進している。
さて、
我々が支援する前に、グループ員らが先生の指導の下で“ひらたけ栽培”の勉強会が開催されていた。ホダ木をチェーンソーで切断し、種菌・米ぬか・オガコとを混合して切断したホダ木の片面に塗り付け2個のホダ木を重ねて紐で縛って1対として「仮伏せ」は完成だ。この状態でグループ員は家に持ち帰って栽培することになっているそうだ。私も3セットを頂き“ひらたけ栽培”に挑戦することになった。勿論、初体験だけに事前調査が必要になりそうだ。勉強せねばならないが楽しみが増えた。秋の収穫が今から楽しみだ。(写真をクリックして拡大)