よろしくお願いします。
今日はかねてから楽しみにしていた観心寺如意輪観音菩薩(国法)の御開帳日。
朝一番に有酸素運動(エアロビクス)で汗を流し、(先日、伺った時、御開帳両日とも比較的午後からのほうがゆっくり拝顔出来ると聞いていたので)午後一(って言葉ある?笑)、きちんと着替えて出かけてきた。
参道の両側にお饅頭、河内野菜・・・お餅、タケノコ弁当等々・・・お店がいっぱい出店していて今日は愉しい境内になっていた。参拝客もたくさん!金堂にも五色幕が張られている。
大きな観光バスもはいってきてるみたいで・・・ツアーバッジをつけられてる方々を多く見た。
ウマノアシガタ (キンポウゲ)
梅林がこの5日間で・・・見違えるほどに新葉が芽吹いて、きらきらしてる。足下にはシャガがいっぱい。
あたりの桜に花姿は、ほぼ見えなくなってしまっていたけど、季節のうつりがほんまにはっきりくっきりで、すがすがしい御開帳日です!
図録のお写真を見つけて・・・こちらが七星如意輪観音菩薩坐像です。
観心寺、金堂の中、須弥壇(しゅみだん)に扉が三つ。向かって右手に「不動明王」左手に「愛染明王」。
右手、左手の重厚な扉は閉じられたままで、いつ開けられるのかはどなたにもわからないとの事。
愛染明王は見事な「あかいろ(あかねいろ?)」をされていると。
中央の開かれた扉の中に、秘仏の如意輪観音菩薩が静かにお座りになられていました。
蝋燭の灯りにその姿は、はっきりと見てとれ、美しいお顔はもちろんのこと、その表情、肌の質感は、さわれば体温が伝わるのではないかと思えるほどの艶めかしさだった。柔肌様のしなやかな六つもの手(腕)を躯体に沿わせておられる菩薩様に人の姿を(というのはおかしいのかもしれないけれど)見てしまって・・・いえ、見えてしまっても、六つの腕を持つお姿に幾ばくの違和感も覚えないという不思議感にかられた。七星如意輪観音菩薩こそ、人間界に生きる、我々を救うためのありとあらゆる強いメッセージを六臂如意を通し我々に送り続けてくださっているということだった。それはそれは何百年もの間頑張っておられるのだと。私たちは何かを成し遂げた時に自分ひとりの力で出来たと思うのではなく、神様仏様からの見えないチカラに守られているということに気づきたいのです。
七星如意輪観音菩薩
右の第一手は思唯せる。第二手は如意宝珠(願いが思いのままに成就できる)を持し、第三手は念珠(畜生界を救う)を持す。左の第一手は山(地)をおさえる。第二手は蓮花(泥に生まれ泥に染まらず花と実が同時に生る。不老不死への思い)を持し、第三手は輪(輪棒)が天を指す。
御開帳の二日間に合わせ公開されていたのが後村上天皇の念持仏と伝えられる「厨子入愛染明王坐像」↑
観心寺 インスタグラムより↑
厨子の高さ・・・約30~40?センチくらいだったかなあ・・・霊宝館に展示されていた。
愛染明王は蓮台を含めても15センチから20センチもなかったと思う(はっきりしないな)。
とても小さな「愛染明王」。「可愛らしい厨子」の中の「愛染明王坐像」。
可愛らしいのは「厨子のサイズ、カタチ」。
後村上天皇(後醍醐天皇の息子)が終生大切にされたという↑の愛染明王のお姿。白い歯をカッと見せたお顔。それは恐い憤怒の形相。こんなに小さくともド迫力!お不動さまのような厳しさにあふれていた。
恐いお顔の、その造りがあまりに素晴らしすぎて!細部にわたる仏像彫刻の緻密さに呆然。仏師の魂に圧倒される。目に焼き付けて帰宅したら、お寺のインスタにアップされていて驚いた。実物をもう一度見てみたい。
愛染明王。大日如来の化身。人間の愛欲をそのままに悟りに導く明王。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
千年以上前から、「如意輪観音菩薩像」は、造仏されているようです。こちらの本尊「七星如意輪観音坐像」は、空海の影武者のようだった弟子の一人「実恵(じちえ)」により、空海の意を受け空海入定後、貞観(じょうがん)時代に造られた貞観彫刻(834-847)の傑作の一つ。
胎蔵界曼荼羅に如意輪観音菩薩のお姿が描かれているそうです。
鬼子母神に今日もお参りしてきました。
西日が照るころ・・・
人影もまばらに・・・
御開帳は午後四時までです。
平成時代の観心寺に咲く最後の一本かもしれません。夕日を受けソメイヨシノが愛らしく咲いていました。きれいね~~~。
イロハモミジも綺麗です。ああ夏が来る!(まだ早いか!笑)
雲南黄梅
河内長野 高野山真言宗 遺跡(ゆいせき)本山 観心寺
過去を追うな 未来を願うな 過去はすでに捨てられた
そして未来はまだやってこない ただ 今日なすべきことを熱心になせ
(釈尊のことば)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本尊 ご開帳 毎年4月17日、18日のみ を目前に祖母の命日の今日、観心寺へ。
本尊 如意輪観音菩薩
手が六本の観音様。 如意宝珠を持つので如意輪観音という。六本の手があるのは六道で苦しむ衆生を救うため。
平安時代の密教美術の最高の仏像といわれる。旧国宝では日本で5番目に国宝に指定された。
真言宗を開いた弘法大師空海が北斗七星の力を境内に求め、815年42歳の時、国家の安泰と人々の厄除けのため如意輪観音菩薩を刻み本尊とされたのだとか。
空海の壮絶な人生の中、空海は仏像までいくつも刻まれるとは。
この日、私は御本尊の周りを配置された北斗七星の星塚を一巡し、一年の厄除けになりますようにと遊んできた。
星塚めぐり 1200年前に弘法大師空海が「国法」如意輪観音の周りに配置した北斗七星の塚。一巡することで一年の厄除けになります。(所要時間約10分)
①貪狼星(とんろうしょう)②巨門星(こもんしょう)③禄存星(ろくぞんしょう)④文曲星(もんこくしょう)⑤廉貞星(れんじょうしょう)⑥武曲星(むこくしょう)⑦破軍星(はぐんしょう)と山道様の塚を一つ一つめぐるのです!
七番目の破軍星の次、南位置に鎮座しているにこちらへ↑ 訶梨帝母天(かりていもてん)。
子宝、安産、育児の神様。天女、小鳥、美しい花が舞う美しい鎮守堂。
こちらまでの一巡で立体の七星如意輪曼荼羅が構成されるらしい。
この日、建掛塔(まだ建てかけということで、そのまま建掛塔って、面白い。楠正成が三重の塔を建立しようとしていた。途中で湊川で亡くなり建てかけのままになった)の扉が開かれていて大日如来を拝顔できた。境内はどこを見回してもそれは美しい春の訪れで、調子に乗った私は四国88ヵ所霊場、そして四国別格20ヵ所霊場と、お砂踏み道場を2ヵ所踏破。高野山まで到着した。苦笑
春蘭満観心寺
今年こそ如意輪観音に会いに行く。
今日こそ龍雲寺と市内地図も手にしてウォーキング出発!
309号線沿いの桜並木
歩くこと約30分 智福山 龍雲寺に辿り着く。
昨日とほぼ同じ道を来た。あと一歩というところで引き返していたようだった。
昨日はお釈迦様のお誕生日 花まつりでした。
お釈迦様はお誕生後すぐ、東西南北にそれぞれ7歩ずつ歩き、立ち止まって右手で天を左手で地を指さし「天上天下唯独尊」と叫ばれたとされています。(まあそのようなことはないとは思われます)ここまでの伝説?になると笑ってしまいますが。。。
七歩の意味があるのです。
仏教では六つの世界があるとされます。地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人間界、天上界。 いずれも悩み苦しみの絶えない世界なので、この迷いの世界から一歩出て幸せの世界へ往くことを六道出離と言ってそれが七歩とされているのです。 ますます楽しめる解釈です!
そしてすべての人の命には等しく価値があるということを教えられた言葉が天上天下唯我独尊。
かわいらしいです!こちらのお誕生仏ももれなくお誕生時の姿をしています。うちの子供たちが成田幼稚園に通っていたうん十年前、花まつりにはお誕生仏に甘茶をかけ、お加持をして頂きハスの葉を模った花びらを頂いてお誕生のお祝いをしたものです。
懐かしいなあ。以来四月八日には心の中で毎年お釈迦生お誕生日おめでとうございますと思うものの・・・花まつり行事に参加することなく来てしまいました。
こちらのお寺では古代ハスが見られるということなのですが・・・まだ季節ではありません。
覗き込むも中にはなにもみえなかったのですが夏には美しいハスの花を咲かせるようです。
今日やるべきこと 今やるべきことを しているだろうか
お利口そうな鹿です。
ほがらかに!生きたい!
境内にも日本たんぽぽ見つけました!
うちの近くには・・・こっそりと咲く日本たんぽぽが見つかります・・・道路脇にも・・・こんなとこにいてたん~~って♪
気をつけて見てみれば、辺りに咲くたんぽぽは、ほぼ西洋タンポポです。夏にむかえばたんぽぽに似た「ブタナ」(かわいそうなネーミング)に咲き誇られるし。みんな可愛いのですけど、自然界には大きな変化が起きているということです。
ハス池の後ろの広大な土地・・・苦行を積まれるお釈迦様の坐像の後ろの土地、お釈迦様の誕生仏の後ろの土地。。。
ほんの数年前まで、古木含め100本強の梅の木が季節には美しい・・・梅林だったのです。
龍雲寺行くのに迷った~~って龍雲寺近くに住む友人に話をしたら、あ、梅の木が切られたお寺やねとの返事が。
それで理解できたのです。この広い土地。なんとも違和感があって、ここは一体何だったんだろうと思いながら蓮池を眺めていたのです。うしろに広がる広大な地。梅が伐採されてしまった悲しい元梅林だったとは。
去年一昨年と(おそらく現在も)富田林では「梅の木の病気にご注意ください」という御触れ書きが出回り、ウメ、モモの苗などは市外に持ち出さないで下さいと言われてきました。
その病気というのが「ウメ錀紋ウイルスによる病気」らしいのです。
人に被害が起こることではなさそうなのですが、ウメの産地にはウイルスは絶対に持ち込ませないということで、徹底しての対策が取られているようで・・・こちらの龍雲寺の梅。100本ほどが順次伐採されたらしいよと友人が教えてくれました。残念なことです。本堂の前の2本の木、あと数本だけ助かった梅もあるようです。
無常、非情、決めごととはいえ悲しい伐採です。
古代ハス・・・観賞できる日が楽しみです。
帰途、ぶらぶら歩いていると!なあんと!小学校の石垣一面の雑草(失礼)が!あの愛らしすぎる「キュウリグサ」だった!
え~~~~~~っ!!
100メートル?いや、もっと!ず~~~~っとず~~~っと石垣の間から見えているのが数本ずつ咲く全部「キュウリグサ」。すっごい!
道行く人に気づいてもらってるかな?喜んでるの私だけ?!
うんうんほんまにかわいい。キュウリグサ・・・なんか・・・もっと可愛い名前付けてほしいわ~~~!笑
日々、ウォーキングコースを変えてのわがまち散策。
市内地図を広げ行って帰って(当たり前です・・・)の距離に見当をつけ、これまでに出かけたことのない路?町?へとウォーキング♪
この日は加太にある龍雲寺を目指すも・・・頭に叩き込んで出発したはずの龍雲寺にたどり着けず。
すぐ近くまで辿り着いていたと思われるのにお寺らしきものが見えなくて。
ほんまの方向音痴と来てる。情けない・・・それと・・・気づいたの。そのあたりほんまに人通りも少なくて街を何かを探しながら歩き回っておられる方などほぼ居ないのだ。探しながら歩いている私は「見かけない人」になっていそうで。。。
観光地でもないふつ~の住宅街にある龍雲寺を目指すのいったん止めてこの日は帰宅。
近所の遊歩道まで戻ってこられて、ほ。
桜がほんまに綺麗に今日も咲いていた。昨日は日曜で、お花見のひとであふれていたけど、今日は静か。
入学式帰りの真新しい制服を身に付けた学生さんがまぶしく見えた。新学期スタートです!
うちの杏もピカピカの小学一年生になりました!おめでとう!
------------------------------------------------------------------------------------------------------
蔦にからまれて・・・蔦にからまれて・・・
ものすごい蔦。蔦蔦蔦・・・葛の蔦に絡まれて・・・桜が咲いていた。
桜は咲く。
日本たんぽぽ。にほんたんぽぽ。たんぽぽたんぽぽ。楚々と咲く。
オオイヌノフグリ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつもおなじときにさいていたすぐちかくにあるさくらのき・・・あれ?さいていない・・・めをこらしてみあげてみる。
ちっちゃなつぼみはびっしりむすうにあるのだ。ある。
ただ・・・
ちいさなちいさなそのつぼみのどれもこれもが・・・
ひらきそうにおもえないくらい・・まだちいさくて・・・かたまっていた。はないろがまったくみえていない。
つぼみたちにいったい・・・・・
なにがおきているの・・・
なにがおきていないの・・・
ましろな菫を見つけた。まっしろ。
さいてほしいな。ゆっくりでいいから。さくらさん。
※4月11日追記 この桜に虫がついたとか何やらの病気で今年の開花は望めないのだと友人に聞いた。もう一度見に行ったらやっぱり全く咲いていなかった。大木の足下に葉っぱを付けた新しい10センチほどの枝がいっぱい出てきてて・・・病気になっていないとこは足元だけ?市で管理している公園の桜なのです。まだばっさりとは切られていなかったけど・・・この先どうされるのでしょうか・・・
春が来て桜が咲くってこと。当たり前のように思っていたけど、当たり前ではなかったのです。
可愛い桜の木