仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

仁左衛門賞 / 2015年

2015年12月14日 | 映画サークル
年末の恒例となっている【仁左衛門賞】は、今年でナント11回目。
この賞は、"ましけ映画サークル"の例会で1年間に取り上げた映画の中から一番面白かったと思われる作品に対して贈られる賞で、あくまでも仁左衛門の独断で決定する賞である。
(^_^)
さて、2015(平成27)年の例会で取り上げられた映画作品は、
【1月/忠○企画】『ファントム・オブ・パラダイス(原題Phantom of the Paradise)』(1974年/ブライアン・デ・パルマ監督/アメリカ)
【2月/仁左衛門企画】『塀の中のジュリアス・シーザー(原題Cesare deve morire)』(2012年/パオロ・タヴィアーニ&ヴィットリオ・タヴィアーニ監督/イタリア)
【3月/小○企画】『LIFE!(原題The Secret Life of Walter Mitty)』(2013年/ベン・スティラー監督/アメリカ)
【4月/中止】
【5月/中止】
【6月/中止】
【7月/忠○企画】『バーン・アフター・リーディング(原題Burn After Reading)』(2008年/イーサン・コーエン&ジョエル・コーエン監督/アメリカ)
【8月/長○企画】『アイデン&ティティ』(2003年/田口トモロヲ監督)
【9月/仁左衛門企画】『宇宙人ポール(原題Paul)』(2011年/グレッグ・モットーラ監督/イギリス・アメリカ)
【10月/小○企画】『ルーシー(原題LUCY)』(2014年/リュック・ベッソン監督/フランス)
【11月/守○企画】『THE GREY 凍える太陽(原題The Grey)』(2012年/ジョー・カーナハン監督/アメリカ)
【12月/忠○企画】『プライマー』(2005年/シェーン・カルース監督/アメリカ)
といった9作品。
この中から第1次選考を行うと、『ファントム・オブ・パラダイス』、『塀の中のジュリアス・シーザー』、『宇宙人ポール』、『THE GREY 凍える太陽』といった4作品が候補作品か。
そして、その候補作品の中から栄えある【ましけ映画サークル・仁左衛門賞/2015年】に選ばれたのは、【9月/仁左衛門企画】『宇宙人ポール(原題Paul)』(2011年/グレッグ・モットーラ監督/イギリス・アメリカ)。
おめでとう!!グレッグ・モットーラ監督!!
2015年の仁左衛門賞・灰色のモアイ像はあなたに進呈しよう!!
全編にパロディーを散りばめながらもオリジナリティーあふれる作品作りが素晴らしい!!
この作品以降は映画製作から遠ざかっているようであるが、再び楽しい作品を世に送り出していただきたいものである。
(^_^)
と、2015(平成27)年の仁左衛門賞は2年連続で仁左衛門企画の受賞に決定したのだが、過去の仁左衛門賞については、
第1回【2005年】『デイ・アフター・トゥモロー(原題The Day After Tomorrow)』(2004年/ローランド・エメリッヒ監督/アメリカ)=守○企画(初)、
第2回【2006年】『ショーシャンクの空に(原題The Shawshank Redemption)』(1994年/フランク・ダラボン監督/アメリカ)=守○企画(2回目)、
第3回【2007年】『トム・ヤム・クン!(原題Tom-Yum-Goong)』(2005年/プラッチャヤ・ピンゲーオ監督/タイ)=小○企画(初)、
第4回【2008年】『地獄のモーテル(原題Motel Hell)』(1980年/ケヴィン・コナー監督/アメリカ)=忠○企画(初)、
第5回【2009年】『アイアンマン(原題Iron Man)』(2008年/ジョン・ファヴロー監督/アメリカ)=長○見企画(初)、
第6回【2010年】『画家と庭師とカンパーニュ(原題Dialogue avec mon jardinier)』(2007年/ジャン・ベッケル監督/フランス)=小○企画(2回目)、
第7回【2011年】『クモ男の復讐(原題『EARTH VS. THE SPIDER)』(2001年/スコット・ジール監督/アメリカ)=忠○企画(2回目)、
第8回【2012年】『リミット(原題Buried)』(2010年/ロドリゴ・コルテス監督/スペイン)=忠○企画(3回目)、
第9回【2013年】『ロンドンゾンビ紀行(原題Cockneys vs Zombies)』(2012年/マティアス・ハーネー監督/イギリス)=忠○企画(4回目)、
第10回【2014年】『スモール・アパートメント/ワケアリ物件の隣人たち(原題Small Apartments)』(2012年/ジョナス・アカーランド監督/アメリカ)=仁左衛門企画(初)
となっている。
未だ日本映画の受賞が一作品もないのが残念であるのだが、長編作品というのはどうにも例会では取り上げにくい。
長時間楽しめる作品も良いのだが、100分前後でサクッと楽しめる日本映画の増加に期待したいところである。
さぁ、来たる2016(平成28)年も、素晴らしいエンターテインメント作品を"ましけ映画サークル"例会で楽しもう。
(^_^)

仁左衛門賞 / 2014年

2014年12月31日 | 映画サークル
年末恒例の"仁左衛門賞"。
この賞は、"ましけ映画サークル"で1年間に取り上げた映画の中から一番面白かったと思われる作品に対して贈られる賞で、あくまでも仁左衛門の独断で決定するものである。
そして、本年はナント、10回目にもなるのが驚きだ。
(^_^)
さて、2014(平成26)年の例会で取り上げられた映画作品は、
【1月/守○企画】『推理作家ポー 最期の5日間(原題The Raven)』(2012年/ジェームズ・マクティーグ監督/アメリカ)
【2月/忠○企画】『サンタが殺しにやってくる(原題Christmas Evil)』(1980年/ルイス・ジャクソン監督)
【3月/中止】
【4月/仁左衛門企画】『スモール・アパートメント/ワケアリ物件の隣人たち(原題Small Apartments)』(2012年/ジョナス・アカーランド監督/アメリカ)
【5月/小○企画】『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(原題The Hangover)』(2009年/トッド・フィリップス監督/アメリカ)
【6月/長○企画】『少年メリケンサック』(2009年/宮藤官九郎監督)
【7月/守○企画】『ザ・イースト(原題The East)』(2013年/ザル・バトマングリッジ監督/アメリカ)
【8月/忠○企画】『狼男(原題The Wolf Man)』(1941年/ジョージ・ワグナー監督/アメリカ)
【9月/仁左衛門企画】『サンキュー・スモーキング(原題Thank You for Smoking)』(2005年/ジェイソン・ライトマン監督/アメリカ)
【10月/小○企画】『アイアンマン3(原題Iron Man 3)』(2013年/シェーン・ブラック監督/アメリカ)
【11月/長○企画】『真夜中の弥次さん喜多さん』(2005年/宮藤官九郎監督)
【12月/守○企画】『ジャッキー・コーガン(原題Killing Them Softly)』(2012年/アンドリュー・ドミニク監督/アメリカ)
といった11作品。
これらの中から第1次選考を行うとすると、『スモール・アパートメント / ワケアリ物件の隣人たち(原題Small Apartments)』、『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(原題The Hangover)』、『少年メリケンサック』の3作品が候補作品といったところか。
そして、その候補作の中から栄えある【ましけ映画サークル・仁左衛門賞/2014年】に選ばれたのは、【4月/仁左衛門企画】の『スモール・アパートメント/ワケアリ物件の隣人たち(原題Small Apartments)』(2012年/ジョナス・アカーランド監督/アメリカ)。
おめでとう!!ジョナス・アカーランド監督!!記念すべき第10回目の仁左衛門賞・灰色のモアイ像はあなたに進呈しよう!!
これからも何ともいえない雰囲気のコメディ映画を沢山作っていただきたいものである。
ちなみに、過去の仁左衛門賞受賞作は、
第1回【2005年】『デイ・アフター・トゥモロー(原題The Day After Tomorrow)』(2004年/ローランド・エメリッヒ監督/アメリカ)=守○企画(初)、
第2回【2006年】『ショーシャンクの空に(原題The Shawshank Redemption)』(1994年/フランク・ダラボン監督/アメリカ)=守○企画(2回目)、
第3回【2007年】『トム・ヤム・クン!(原題Tom-Yum-Goong)』(2005年/プラッチャヤ・ピンゲーオ監督/タイ)=小○企画(初)、
第4回【2008年】『地獄のモーテル(原題Motel Hell)』(1980年/ケヴィン・コナー監督/アメリカ)=忠○企画(初)、
第5回【2009年】『アイアンマン(原題Iron Man)』(2008年/ジョン・ファヴロー監督/アメリカ)=長○見企画(初)、
第6回【2010年】『画家と庭師とカンパーニュ(原題Dialogue avec mon jardinier)』(2007年/ジャン・ベッケル監督/フランス)=小○企画(2回目)、
第7回【2011年】『クモ男の復讐(原題『EARTH VS. THE SPIDER)』(2001年/スコット・ジール監督/アメリカ)=忠○企画(2回目)、
第8回【2012年】『リミット(原題Buried)』(2010年/ロドリゴ・コルテス監督/スペイン)=忠○企画(3回目)、
第9回【2013年】『ロンドンゾンビ紀行(原題Cockneys vs Zombies)』(2012年/マティアス・ハーネー監督/イギリス)=忠○企画(4回目)、
といった映画作品で、第10回目にしてようやく仁左衛門企画の作品が受賞作となったのだった。
来たる2015(平成27)年も、楽しいエンターテインメント作品を"ましけ映画サークル"例会で企画したいものである。
(^_^)

仁左衛門賞 / 2013年

2013年12月25日 | 映画サークル
2013(平成25)年のましけ映画サークル例会は、
【1月/守○企画】『みえない雲(原題Die Wolke)』(2006年/グレゴール・シュニッツラー監督/ドイツ)
【2月/忠○企画】『大アマゾンの半魚人(原題Creature from the Black Lagoon)』(1954年/ジャック・アーノルド監督/アメリカ)
【3月/小○企画】『アンノウン(原題Unknown)』(2006年/サイモン・ブランド監督/アメリカ)
【4月/中止】
【5月/中止】
【6月/中止】
【7月/小○企画】『崖っぷちの男(原題Man on a Ledge)』(2012年/アスガー・レス監督/アメリカ)
【8月/仁左衛門企画】『ロボジー』(2012年/矢口史靖監督)
【9月/守○企画】『デンジャラス・ラン(原題Safe House)』(2012年/ダニエル・エスピノーサ監督/アメリカ・南アフリカ共和国)
【10月/忠○企画】『ロンドンゾンビ紀行(原題Cockneys vs Zombies)』(2012年/マティアス・ハーネー監督/イギリス)
【11月/小○企画】『宇宙人王さんとの遭遇(原題L'ARRIVO DI WANG/THE ARRIVAL OF WANG)』(2011年/アントニオ・マネッティ、マルコ・マネッティ監督/イタリア)
【12月/仁左衛門企画】『ジャズ大名』(1986年/岡本喜八監督)
と、以上の9作品を楽しんだ。
これらの中から恒例の"仁左衛門賞"を選考しようというわけだが、まず候補作品としてノミネートされるのは、『アンノウン(原題Unknown)』、『崖っぷちの男(原題Man on a Ledge)』、『ロボジー』、『ロンドンゾンビ紀行(原題Cockneys vs Zombies)』、『宇宙人王さんとの遭遇(原題L'ARRIVO DI WANG/THE ARRIVAL OF WANG)』の5作品といったところか。
そして、その候補作の中から栄えある【ましけ映画サークル・仁左衛門賞/2013年】に選ばれたのは、【10月/忠○企画】『ロンドンゾンビ紀行(原題Cockneys vs Zombies)』(2012年/マティアス・ハーネー監督/イギリス)。
おめでとう!!マティアス・ハーネー監督!!今年はあなたに"灰色のモアイ像"を進呈しよう!!
老人とゾンビが繰り広げるデッドヒートの場面は最高だった。
観衆はハラハラしたり笑ったり、これ以上ないほどの葛藤を体験することができたのではないだろうか。
これからも小説を忠実になぞるだけではない楽しいイギリス映画を世界に提供していただきたい。
ちなみに、これまでの仁左衛門賞受賞作は、
【2005年】『デイ・アフター・トゥモロー』(2004年/ローランド・エメリッヒ監督/アメリカ)=守○企画
【2006年】『ショーシャンクの空に』(1994年/フランク・ダラボン監督/アメリカ)=守○企画
【2007年】『トム・ヤム・クン!』(2005年/プラッチャヤ・ピンゲーオ監督/タイ)=小○企画
【2008年】『地獄のモーテル』(1980年/ケヴィン・コナー監督/アメリカ)=忠○企画
【2009年】『アイアンマン』(2008年/ジョン・ファヴロー監督/アメリカ)=長○見企画
【2010年】『画家と庭師とカンパーニュ(原題Dialogue avec mon jardinier)』(2007年/ジャン・ベッケル監督/フランス)=小○企画
【2011年】『クモ男の復讐(原題『EARTH VS. THE SPIDER)』(2001年/スコット・ジール監督/アメリカ)=忠○企画
【2012年】『リミット(原題Buried)』(2010年/ロドリゴ・コルテス監督/スペイン)=忠○企画
というよな映画だったのだが、忠○企画は今年で3年連続の受賞となった。
仁左衛門も来年こそは"仁左衛門賞"を受賞できるような楽しいエンターテインメント作品を"ましけ映画サークル"例会で企画したいものである。
(^_^)

ロンドンゾンビ紀行

2013年10月31日 | 映画サークル
ましけ映画サークル10月例会は忠○企画の『ロンドンゾンビ紀行(原題Cockneys vs Zombies)』(2012年/マティアス・ハーネー監督/イギリス)だった。
物語は、「ロンドンの下町。建設工事現場で地下の古い墓が見つかった。作業員が興味本位から中に入ってみたところ、突然動き出した死体に噛みつかれ襲われてしまう。同じ頃、テリー(ラスムス・ハーディカー)とアンディ(ハリー・トレッダウェイ)の兄弟は、祖父レイ(アラン・フォード)が入居している老人ホームを救うため、集めた仲間とともに銀行強盗を実行した。大金をせしめ、逃げようとしたテリー達を警察が待ち構えていたのだが、何か雰囲気が違う。やがて辺りの様子は一変し、銀行前の道路には沢山のゾンビが押し寄せてきて・・・」という内容。
イギリスが舞台の恐怖話というと、ロンドンの暗闇にまぎれナイフで人を襲う連続殺人鬼や、スコットランドやウェールズの古城に憑依する悪霊の類いが登場する物語が思い浮かぶのだが、古い歴史を持つヨーロッパの国で"ゾンビ"というのも何か新鮮に思えた。
(^_^)
ゾンビが登場する映画とあってグロテスクな描写が多いものの、コメディーの要素もあることから、歩行器の老人がゾンビとデッドヒートを繰り広げる場面や、ペギー(オナー・ブラックマン)がやたらと銃器に詳しいことなど笑える場面も沢山ある。
話の展開も早く、最後まで飽きずに見られた面白い映画だった。