二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

「お散歩写真」のすすめ

2011年03月30日 | Blog & Photo
半径50kmの日常
街角スナップ
街撮り
メモカメラ
スナップショット

遠方へ旅をしなくても、素材はそこいらにいくらでもころがっている。
大げさにいえば、わたしにとってカメラは、ファッションの延長ではなく、現実認識のための道具。
なぜそうなのかはわからないが、わたしがピックアップしているものは、「もう一度、あとでその光景、被写体をゆっくりと眺めていたい・・・」と感じるものばかり。
視神経が敏感になっている。そんなとき、足許にひろがる外界はワンダーランド!

足、手、眼。そして、記録するためのカメラ。ほんとうは肉眼にカメラ機能があれば最高だけれど、そうはいかない。だから小型軽量で俊敏なレスポンスをもつカメラが必須。
CX4はたいへんお買い得なカメラだが、つぎの3点で不満がある。

<1.デザインがどうも・・・>
現行機種でデザインがいちばん気に入っているのは、ソニー・サイバーショットのこれ。DSC-HX7V。色は白かブルーだけれど、どちらかといえば、ブルー。ラバーのついたグリップが扱いやすく、デザインはきわめてオーソドックスながら、高級感がある。ただし、3:2のアスペクト比の設定がないこと、トイカメラなどの「遊べる」機能がないことは致命的。
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-HX7V/image.html

<2.電池の耐久性>
1回の充電で、ニコンD7000は約1,000枚、LX5は約400枚撮影可能。それに比較して、200枚少々はチト物足りない(^^;) 年がら年中充電している。

<3.レスポンス>
コントラスト検出型のオートフォーカスのため、タイムラグがかなり大きい。起動時間ももっとはやいほうがいい。この数日の撮影で、シャッターチャンスを何回か逃している(=_=) 通り過ぎるハーレー軍団を撮ったのに、意図した写真とはまるで違ったものに・・・。夜間昏い場所でのフォーカスにも難がある。モノクロ編では「夜撮り」が多いからだ。CX5ではこのレスポンスがある程度改善されているらしいが・・・。





以前も書いたように、写真にはタブローという概念は通用しない。だから、大量に撮って、それを塊として見てもらうことになる。「中途半端なコンセプトは捨てて、とにかく撮れ!」と森山さんが常々いっている。
「わたしのイメージ」といえるようなものが、この広漠とした現実のなかから取り出せるとしたら、そんな行為の向こう側から立ち上がってくるなにものかだろう。







ドキュメンタリーであり、散歩写真であり、街角スナップであり、夜撮りである写真。
真の意味で「理想的なカメラ」とはまだめぐりあってはいないけれど、いましばらくは、LX5やCX4などのコンデジに大ハマリとなるんだろうなぁ~。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 虫の眼になる ~広角レンズ... | トップ | 白い炎 ハクモクレンが咲く... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Blog & Photo」カテゴリの最新記事