鼠丼

神の言葉を鼠が語る

<803> 240201 旧友からの手紙は嬉しいものである

2024-02-01 19:36:11 | 日記

 毎度!ねずみだ。

 学生時代の旧友から会社のアドレス宛にメールが来た。

 以前属していた職場の後輩が旧友の会社に訪問した際に、〇〇会社なら(私の)名前を知っているかな?と聞かれたらしい。よせばいいのに後輩は「知ってます!めちゃくちゃお世話になりました!」と言ってしまったらしく、旧友から私の会社アドレスにメールが届く、という運びに。

 学生時代。当時はバブル期だったこともあって、将来に対する不安などというものとは無縁な4年間を過ごした。就職なんてなんとかなるだろ、というノリだった。
 その友人が山形から出てきてワンルームマンションに住んでいたこともあって、あっという間にたまり場になっていた。私達はしょっちゅう遊びに行き、夜中まで(というか明け方まで)麻雀を打ったりビリヤードに行ったりギターをつま弾いたり。

 あれから35年が過ぎ去り身体は衰えてしまった。しかし気持ちはいつまでも歳をとらないので、あっという間に当時に引き戻される。 

 いや、懐かしい。本当に懐かしいの一言に尽きる。

 仲間でもなく同士でもなく、親友でもなく。
 「ただの友達」という響きが良い。関心と無関心の間、しがらみの有る無しのちょうど間。つかず離れずの、本当にちょうど良い距離に居てくれるのが「友達」である。

 この歳になると友達があらたにできる事は少ない。(友達という関係になるにはある程度エネルギーが必要なのかもしれない。)別に大事にしてもしなくても奴は友達である。何年も会わずとも友達である。それはこれまでもこれからも変わる事はない。おそらく彼も同様に思っているだろう。

 今はお互い忙しい身体だし家族の事もあるので、なかなか時間を共有する事はできないのが実態だが、ギターが共通の趣味である。(なんでも電子ピアノを購入したらしい。)
 引退したら、ギターを担いでそのへんの公園で再会して「歌本(歌詞とコード進行だけの簡単な譜面のようなもの)」を手に懐かしのフォークソングや歌謡曲をハモってみたい。

 その後でそのあたりの居酒屋で再会を祝すのだ。

 話す内容はあの頃と同じレベル。
 くだらない話と、下ネタと、サークルの女の子の話と、中学生レベルのダジャレ。そしてまたくだらない話。

 誰も仕事や家族の話なんか一切しないのだ。普段の生活にぶら下がったヘビーな話は必要ない。

 それが、ただの友達。

 じゃ、また。


1 コメント

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Unknown (さとも)
2024-02-03 07:23:53
旧友、、、、それは俺だ俺だ俺だあ!(笑)

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