鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

減水でも釣れます、広瀬川

2017-07-17 16:34:51 | 広瀬川

 聞いていますか?NHK FM「今日は一日超絶ギタリスト三昧」です。 暑いですけどこのサウンドはすっきりさせてくれます。前半が1215-1850で、後半は1920-2245となっています。今午後4時40分。さっき聞いた「マーティ・フリードマン」の演奏よかったですね。はじめて聞きましたけど、まだこういうギターバンドが残っているんだと嬉しくなりました。私にとってはいわゆるヘビメタに属します。完全防音装置の付いた部屋で思いっきりボリュームを上げて聞き惚れたいものです。

       

 きょうも30度を超える暑い日が続いています。きのう午後から雨が降りましたが、まったくの焼け石に水の状態で、広瀬川の水量にはいささかの変化も与えませんでした。 午後からやや曇りがちの天気となっています。午前中ややつよかった風もいまはさほどでもないようです。

 

 そういう広瀬川の状況ではありますが、きょうも牛越橋と澱橋の間の広瀬川にはたくさんの釣り人が、鮎釣り師が入っています。夏です、鮎釣りの季節です、広瀬川には鮎が居ます、この時期くらいは広瀬川を我々鮎釣り師が盛り上げようじゃないですか。“広瀬川ここにあり”と、広瀬川という存在を広く市民に訴えかけましょう。

             

 釣りをして鮎が掛かればそれに越したことはなく、とっても楽しいのですが、竿を出さなくても釣り人を見ているだけでも嬉しいものです。鮎が掛かって、必死にこらえて無事タモにキャッチした時の感動をともに味わうことができるのはいいことじゃないでしょうか。

 

 欲を言えば、休日等の広瀬川にはもっと若い人、若い釣人が集まってくれればいいのですが、その道のりは遠いようです。遠いというよりも、現段階ではもう不可能かもしれないと言わざるをえないのではないでしょうか、残念ながら。後継者というか、後から続く若い鮎釣り世代の育成、若い人もすんなりと鮎釣りを楽しめるような環境をつくることは大切なのですが、とっても難しいことです。

      

 それこそ地方創生の一環としていろんな事業を展開していけないものか、みんなで考える必要があるでしょう。山形県の小国川のような河川環境が整備されれば、地域の経済の活性化にもつながるでしょうし、いろんなメリットが生じてくるのではないかとも思いますが。

 そのためにも、小中高校生の竿による釣りは完全無料として、学校教育と連携して子どもたちが小さい時から、彼らの親も巻き込んで楽しい“親水事業”を展開していくことができれば最高なのですが、稚鮎の放流やサケの稚魚の放流だけでは近い将来の川での釣を楽しむということにはならないでしょう。子どものうちから何とかして川での竿を使っての釣りを楽しませること、これが肝心ではないでしょうか。

 

 (親子連れで河原が賑わうのはいいですね。どんどん川に親しみを持っていただければ嬉しいです。)

 

 何かあったらどうする?完全に安全か?責任体制はしっかりしているのか?という安心・安全最優先という考え方自体はいいのですが、それを突き詰めていくと何もしないほうがいいとなりかねないので、そこのところの兼ね合いがむずかしいですね。何かとってもくどくなってしまいました。暑いのにますます暑くなってしまいかねません。

 

 

 

 

 (以上4枚の写真は牛越橋下流です。)

 午前10時頃には、両橋の間に10人以上の鮎釣り師が入っていました。大半は友釣り師です。ガラガケをしている人もいますが、何割かはオトリ鮎を確保するためのガラガケのようです。オトリ鮎は1匹@600円で、決して安くはないです。毎日川に入る人は毎回オトリ鮎を買うというわけにはなかなかいかないでしょう。でも友釣り師が増えてくれることは嬉しいことです。

 

 

 (この2枚はさらに下流です。)

 話しはまたすっかり変わりまして、きのう16日の話しです。きのうの暑い午前中は家の中で久し振りに、いや今年初めて複合メタルの仕掛けを作りました。大鮎にも対応できるようにと、メタマグナムの0.08号と乱スペシャル0.1号です。

 午後になり雨が降り出しました。この時期い雨降りは”待望”という形容詞をつけてもいいくらいの雨です。雨降りなら川に入ろうかとなぜか思った次第です。雨が、本降りみたいな雨が降ってくれればそれまで竿を出していた釣り人も諦めて納竿してくれるんではないか?なんて勝手に虫のいい思いをしたわけです。

 

 雨故、カッパを着用しまして、今回はデジカメも忘れないようにしました。しかし、そこはどこか何かが抜けているようです、玄関先に用意しておいたペットボトルを忘れました。川に入って竿を出してから、この辺で早目の水分補給とするかとベルトに付けているボトルキーパーに手をやったら何もありません。空洞でした。馬鹿ですね。幸い雨降りの天気で暑くはなかったのでなんとか我慢することができましたが、これが30度を超える炎天下ではそうはいかなかったでしょう。要注意です。

 

 用意して向かった先はおとといと同じ牛越橋下流の急瀬からその開きとなるやや深いところとしました。まあ結局は午後2時から4時15分まで急瀬の上流からその上流の瀬や瀬の頭で竿を出すことになりました。私としては意に沿わない場所選びとなってしまったのですが・・・。

 

 その場所の少し下流にはガラガケの先行者がいました。いわゆる仙台方式の懐かしいスタイルでのガラガケです。ちゃんとあいさつして、優に竿2本分は開けて彼の上流へ入りました。嬉しいことにすぐ掛かりました。雨のために鮎は用心深くなくなったのかなんて勝手に思ったりしましたが。

 

 その後ですね、彼からもっと上に行ってくれと言われましたので、どのくらい?と聞き返して竿1本分くらい上流へ移りました。ここでもいい型の鮎が掛かりました。やはり深いところにいるのかと内心ほくそえんでしたのですが、・・・・・。

 

 そしたらかれは竿1本分もないくらいに近付いて来て、私の水中糸の目印がある付近までガラガケの仕掛けを、おもりを投げ入れるのです。目印から1メートルも離れていません。これは明らかに嫌がらせでしょう。下は一杯空いているのにわざわざ近寄ってきて、オトリ鮎が居る付近を狙ってガラガケの仕掛けを投げ入れてくるのです。

 

 あまりにひどいもので、仕掛けが絡まないかと心配になり引き寄せて石に座り、オトリ鮎のチェック等をしていたら、あろうことか今度は私の真正面にまでやってきて、つまり背中を見せる形でガラガケの仕掛けを急瀬に投げ入れているのです。

 

 こちらは非力貧弱な体型、気も弱いしとてもじゃないけど太刀打ちできない相手です。悔しいけど情けないけど文句も言えずに上流側へ移動する羽目になりました。 つまり彼は体を張って「ここは俺の場所だから入ってくるな、出ていけ!」と言っているわけです。そのときはずっと上流には釣り人が数人いましたが、ここには二人だけでした。

 

 急瀬の開きを中心に前後50メートル以上は俺の川だ、おれのナワバリだ、近付くなというようなことをいっているのです。昔はといっても昔むかしですがこういう人は老人にいないことはなかったです。ここの瀬は俺のものだと言い張る人が。荷物を置いておけば、そこは俺の支配地だ、と言う人が。 でも平成の世になって30年近くも経つというのにまだこういう人がいるようです。

 

 気持ちよく雨に打たれて暑さを忘れて鮎釣りをしようと思って川に入ったのですが、不愉快極まりない状況を経験しました。 でもその嫌な気分もその後の掛かり鮎が解消してくれました。

 

 (こういう瀬で追ってくれました。瀬にも十分鮎はついているようです。ただまだ小型の鮎が多い感じです。)

 

 18センチから21センチくらいまで14匹も掛かってくれました。鮎に感謝です。

 

           

 愚痴となってしまいました。


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