志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

ジョージ・オーウェルの【1984年】:日本語に訳された小説はネットで読める!

2011-10-02 19:02:51 | グローカルな文化現象
         
          (天女の優雅さと海とA Chinaman's Chance of Success!)


19:13 (つぶやき)

若者と話していたら、つまり彼は見つけられなかったため、改めて「博士の愛した数式」をBOOK OFFでまた買ってきたのである。彼がいうには村上春樹の「IQ84]はライトノーベルだね、あまり深みはないよ、とのことだった。IQ84の一巻、二巻を買って手渡したのは確かで全部読んだかどうか知らなかった。彼は以前携帯電話のライトノーベルも読みまくっていた。そしてネットの青空文庫の名作も読んでいたが、あれはやはり似たような構造で今思えばつまらないね。村上も文章はよく書けているけど、中身はね、「河童」とか「人間失格」と比べられない軽さだね、と言ってのけた。そこでへぇー君はわたしより賢いんだね、と感心した。

村上がドストエフスキーがやはり凄いと言ってはいるね。私もそう思うなー。【カラマーゾフ兄弟】とか【罪と罰】とか【白痴】はやはりいいよ。「地下生活者の手記」などはよく昔は読み返していたけどーーー。カミュの【異邦人】もいいね、カフカの【変身】もーー。

【1984年】の方が【IQ84】よりお薦めだね!でもそれでノーベル賞だとすると、ライトノーベルだと考えている人たちは世界文学の質も落ちたと嘆くのだろうか?オカルト、宗教と人間の係わりが大きいね、宗教は売れるのよね、つまり世界の人間が生存のコアに持っているもの、共通体験の裾野が広いほど、受け入れられる、若者たちが云う世界系ということばがある。つまり日常のささやかな出来事が世界を変えるような感じの小説だろう?とNが言っていたよーー、なるほど!

<つぶやき>

さて今から可愛いお嬢さんを送り届けなければ!

最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
教えてください (kat)
2011-11-07 07:53:34
こんにちは。
初めまして。
いくら探しても見つかりません。
ネットで1984が読めるリンクをおしえていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
返信する
簡単です!多くの人に読んでほしい! (なさき)
2011-11-07 09:24:04
Googleさんにただ「1984年」を打ち込むと1984年(小説)-Wikipediaがトップで紹介されます。

そのWikipediaはオーウェルの小説を詳しく紹介しています。そのサイトの一番下に外部リンクがあり、一九八四年(Nineteen Eighty-Four,1984)日本語訳≪オンライン無料≫とあります。

そこをクリックしたら読めます!

http://open-shelf.appspot.com/1984/part1/chapter1.html/

一九八四年ジョージ・オーウェル

も確かめてみてください!

今の全体主義国家体制はもっと怖くなったのかどうか?透明な全体主義国家になっているのかな?という印象ですね!
返信する
URLが間違っていました! (なさき)
2011-11-07 09:30:16
http://open-shelf.appspot.com/1984/part1/chapter1.html

でいけるかな?
返信する
お礼申し上げます (kat)
2011-11-14 06:47:55
教えていただいて本当にありがとうございました。
フランス語版と英語版でしか読んだことがなかったので、ぜひ、母語の日本語版で読んでみたいとずっと思っていたのです。また、海外に在住しており、日本語書籍がなかなか手に入らないところのため、どうにかネットで読めないかと模索していた折のご回答で大変助かりました。
返信する
お役にたてて良かったです! (なさき)
2011-11-14 18:12:59
正直なところ、なぜ見つけられないか、不思議に思っていました。でも海外在住だと知り納得しました。去年の夏ミュンヘンの国際学会に参加したのですが、そこでも英語バージョン以外の日本語サイトはホテルが設置したPCからアクセスできませんでした。

『1984』と村上春樹の『IQ84』を比べてどうでしょうか?世界は限りなく透明な全体主義体制に入っているようで空恐ろしい昨今でもありますね。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。