志情(しなさき)の海へ

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国連人種差別撤廃委員会→「沖縄の民意尊重を」言語・文化保護も!

2014-08-31 15:58:00 | 沖縄の過去・現在・未来

                                  (琉球新報2014年8月30日)

学校教育の場で琉球・沖縄独自の歴史や言語を学べない教育体制はおかしい。EUの言語政策、文化多様性への取り組みを見習うべきかもしれない。独自のカリキュラムを作成し、取り入れるシステムが好ましい。自治州≪500年の琉球王国の現在≫として、独自の文化を継承するスタンスが問われている。政界・財界・教育界TOPのセンスが悪すぎるのかもしれない。日本の中の沖縄のスタンスだけではもう充足されないものが溜まっているのかもしれないね。文化、言語は自決権意識と関わっている。日本の画一的教育システムの良さと弊害があるようだ。琉球・沖縄独自の文化・教育制度が施行されていい柔軟さが望ましい。

沖縄のアイデンティティーを問う声が聞こえてきたのはいいね、翁長那覇市長さんやかりゆしグループの平良さんたち。また世界WUBの沖縄系の財界ネット網も沖縄独自のアイデンティティー構築を継承している。かなたとここは繋がっている。こことかなたも繋がっている。

下の新垣さんのレポートを読むと、基地問題に関して、日本による沖縄への構造的差別だとする論がうまく伝わっていないということである。仲井真弘多知事が辺野古埋め立て承認をした事実が、盾になっていると推定できる。県民が選出した知事が自ら新基地建設・増強の後押しをしたのだから、国連の委員会としては、沖縄の民意に反する知事の反動的スタンスに対して、様子見という結論かもしれない。先住民族権が施行されると、先祖からの土地を無理強いに利用している現在の米軍基地に対する異議申し立てもしやすくなると、その権利に詳しいかたからお聞きしたことがある。独自の歴史・文化・教育の制度化が可能である。日本語と琉球・沖縄語の両方の言語活動に多言語を利用する方向性は十分可能だ。135年間に失われたものを修復し、取り戻す文化運動が展開されていい。辺野古移設なし!普天間は即時閉鎖返還へ。当然の要求を実現させたい。おかしい沖縄の戦後69年が通り過ぎていく今日という日。

 
 
 

 

 


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