志情(しなさき)の海へ

かなたとこなた、どこにいてもつながりあう21世紀!世界は劇場、この島も心も劇場!貴方も私も劇場の主人公!

古典にあふれる叙情は今も変わらないね!

2012-09-26 23:53:55 | グローカルな文化現象

何せうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂え

(んん、100歳生きても短い線香花火のような人生24歳で死んでも長い人生)

くすむ人は見られぬ 夢の夢の夢の世を うつつ顔して

(これは人を恋し愛を大切にできない頑なな人へのメッセージかな?わたしは思うこころのままに生きたい!)

梅花は雨に 柳絮は風に 世はただ嘘に揉まれる

(柳絮は柳の実が熟して綿毛の種が風に飛び散るもの、の意味だが、昔も今も嘘に満ちる浮世らしい。柳絮は定めし現在のメディアかな)
 
人は嘘にて暮らす世に 何ぞ燕子が実相を談じ顔になる
 
(若者たちが好んで言葉にする衆愚政治を思い出す。なるほど、嘘は世間の習いで、どの嘘を信じて生きていくのか?真実の果実は掴みにくいかな)
 
 花見れば袖濡れぬ 月見れば袖濡れぬ 何の心ぞ
 
(恋ゆえに微妙に揺れ動く心を顧みての嘆辞の小歌。古今東西誰かを慕い涙する人間の感性は同じかな?)
16世紀初頭の『閑吟集』は色艶がいっぱい詰まっていて琉歌の恋の歌や狂歌を彷彿させる。

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