著作権法の保護期間が満了すれば、著作物は公共の財産として、複製も利用も自由になります。音楽録音の場合、著作隣接権というのでしょうか、その保護期間が満了して、公共の財産の仲間入りをするものの中に、ついに1960年のステレオ録音の数々が加わりはじめました。その中に、私が好きで聴いてきた、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団の正規録音が含まれています。たとえば、以下のようなものです。
これまでも、ハイドンの交響曲第97番や第99番、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番に、R.シューマンの交響曲第1番「春」、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」など、多くの1950年代末のステレオ録音が公開(*)されてきました。おそらく、今後も続々と加わっていくことでしょう。
今まで、噂には聞いていたが入手するには至らなかったタイトルが、今度は実際に聴くことができ、精妙なリズムと推進力に富む優れた演奏を、自分の耳で確かめることができます。ありがたい時代になったものです。
(*):たとえば「クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~」など
ドヴォルザーク 交響曲第7番
シューマン ピアノ協奏曲 レオン・フライシャー(Pf)
グリーグ ピアノ協奏曲 レオン・フライシャー(Pf)
チャイコフスキー 交響曲第5番
これまでも、ハイドンの交響曲第97番や第99番、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番に、R.シューマンの交響曲第1番「春」、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」など、多くの1950年代末のステレオ録音が公開(*)されてきました。おそらく、今後も続々と加わっていくことでしょう。
今まで、噂には聞いていたが入手するには至らなかったタイトルが、今度は実際に聴くことができ、精妙なリズムと推進力に富む優れた演奏を、自分の耳で確かめることができます。ありがたい時代になったものです。
(*):たとえば「クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~」など
セルの録音はあまり持っていないのでありがたいです。
逆に、愛好家が古い無料の録音だけを聴くようになるのも困りものかもしれません。若い演奏家を応援する意味でも、地元の演奏会に客演してくれた演奏家の方々のCDを、意識して購入するようにしています。