電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

震災報道番組の中の音楽

2011年03月23日 06時02分01秒 | Weblog
毎日、ラジオのNHK第1放送を聴いています。様々なニュースや聴取者の感想意見などの番組の合間に、ちょこっと音楽が流れます。その選曲が、実に感心してしまうほどです。震災直後には、音楽も控えていたようですが、翌々日あたりから、とくにあまり賑やかでなく、かといってあまり沈んだ雰囲気でもなく、しっとりとしているのだけれど、どこかに一本、芯の強いものが通っているような、そんな音楽が選ばれていました。選曲をしている人は、きっといろいろな音楽にふれて、心に感じるものをふだんから蓄えていて、そのストックをこんなときに出しているのでしょう。一週間ほど経過し、民放テレビではバラエティ番組も再開したとのこと。ラジオ番組中の音楽も、少しずつ明るいものが増えてきているようです。

では、私の場合は?厚着をして、暖房温度も低く設定して、今日はベートーヴェンの「ピアノ協奏曲第4番」を聴いておりました。ことに第2楽章が、心に沁みます。当方の定番、レオン・フライシャーのピアノ、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団です。ガソリンは無給油ですが、まだもう少しあります。こんなときに、冬場でリッター17キロ超という実走行燃費がありがたい。

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