ハワイ紀行②・・・世界一のハロウィンナイト

異国での楽しみの一つは異文化に触れることだ。今年は狙ったわけではないが、偶然ハロ



ウィンナイトを見ることが出来た。最近では日本でもハロウィンはお菓子メーカーが仕掛

けて、徐々に浸透してきている。小生も言葉を知ってはいるが、歴史的な背景はまったく

の無知だ。後で知ったことだが、ハワイ・ワイキキのハロウィンナイトは世界の中でも

一、二位を争い仮装ナイトらしい。小生は幸運なことにそのものすごい怪奇な夜に出会え



た。言葉では表現できないようなすごいさだ。アメリカ人のユニークさと自分たちで楽し

もうとするエネルギーを堪能させてもらった。「見る阿保に踊る阿保、同じ阿保なら踊ら

にゃそんそん」。そんな感じだ。

　




ワイキキのメインストリートのカラカウ通りは午後６時ころからなんだか怪しげな格好

をした人たちが歩き始める。世界一のハロウィンナイトの幕開けだ。小生も食事を早々に

済ませて見学のために街に繰り出した。所々で奇声が聞こえる。人との塊が見える。カメ



ラのフラッシュで「悪魔たち」が光っている。そばに早く近づこうと人と人が揉まれ、波

のようにうねる。小生もカメラに収めようと必死になる。仮装人といっしょに写真に撮っ

てもらおうと、大騒ぎだ。始めは遠目で見ていた小生もなんだか仮装をして見たくなるほ

どの熱気と雰囲気だ。「同じ阿保なら踊らにゃそんそん」まさに。もちろん日本人もい

る。でもちょっと仮装のレベルが低い。その衣装どこで売ってんの？自分で作った？そん

な衣装がある。衣装というレベルを超えているものもある。夜が更けるとともに仮装レベ

ルが上がってくる。仮装しているのは歩いている人たちばかりではない。車を運転してい



る人も仮装している。なんだか映画を見ているかのようなシーンだ。笑ったり、怖がった

り。







　ハロウィン・・・楽しまなきゃソンソン。えらやっちゃえらやっちゃ・・・よいよ

い・・・。