体温よりも高い最高気温38℃越えが聞かれる中、皆さんよく集まりました。今回の練習には、賛助の方々はじめ、遠路組、お久しぶり組も揃い、定演モード一色。
10月14日(土)の定期演奏会に向けて、諸準備も開始。チラシは9月初めの練習には配布される見込みです。通常練習は今回限りで、9月からは終日練習(10時~17時)に。最後の楽譜も今回配布され、あとは練習あるのみ。
個人課題、全体課題満載ですが、少しづつ克服に向けて挑戦です。
▼まずはトーチャンさんの「ナポリの風景」から。軽く通るはずでしたが、怪しいのがフェルマータ明けの入り、続いて「他のパートの旋律を聴き音量をセーブするように」とのご指摘。
「神秘の街・ヴェネチア」の第1曲「サン・マルコの謝肉祭」は、最初の9小節はテンポは速くしないとのこと。32音符の後は何故か速くなってしまうようです。8分の速度感が失われてしまう感じですね。練習番号Fのフェルマータのあとの入りは、まだ探りながら組もチラホラ。指揮の振り方を覚え、カウントを意識して入りましょう。早く慣れたいところです。
第2曲「黄金の館にて」は、セロのソロ箇所は、たっぷりとした音、広がりが欲しいと、セロ全体での演奏に変更されました。今回は5本のセロ。しびれますねぇ・・・・・。練習番号Dに突っ込んでいき45小節目に向かうところは、前回は吹っ切れたように勢いよく行ったイメージでしたが、今回は、指揮者と奏者、どの位のスピートで行くのかな?と、なにやらお互いを伺う状態でしたね。全員の合意形成がまだできていない感じでしたね。プロの合奏団なら、どのような指揮にも対応できるでしょうが、素人合奏団は、やはり練習による慣れと体得が必要。次回は三回目、指揮者様の期待に応え、一発でうまくいって欲しいものです。
第3曲、第4曲の相変わらずの課題は持ち越し。第4曲は永遠の課題かも(×_×)。
第5曲「ラグーナの夜」の終わりのほうで、オケ譜との比較で、松本氏編曲譜に臨時記号漏れが発見され、1stの音が修正されました。確かにオケ譜のほうが、前後の雰囲気をうまく繋いでくれる音の流れでしたね。大切な音だったようです。
▼つづいてKiri様。4週間ぶりの「Vishunu」。慣れないリズムの多々展開するこの曲。今回は、練習番号C前後を集中練習。少しづつ、揃っていく感じはありますが、まだまだでしたね。自信をもって弾けるように、まずはしっかりと個人練習が必要なところです。時間なく最後まで到達できず、次の曲「Adagietto」にスイッチ。ゆったりしたテンポなれど、弦指定や♭が6つもあったりで、音外れもしばしばで、意外にたいへんな曲。練習していないことがバレてしまいますね。しっかりポジションを確定しておきたいとろです。
▼TG様は、新たにユリウス・フチーク作曲の「連隊の子供たち」をご準備、これも定演曲です。元は吹奏楽行進曲。フチークの曲としては「ドナウ伝説」を、2020年1月に練習しています。新型コロナが世界的に話題になり出した頃です。フチーク(1872-1916、チェコ)は、マンドリンではほとんど知られていない作曲家ですが、吹奏楽の世界では、300曲以上の行進曲やポルカ、ウィンナ・ワルツを作曲、軍楽隊指揮者。有名な曲に「剣闘士の入場」(ピエロ登場のテーマ曲)があります(当時のスタッフブログから)。
「連隊の子供たち」は、初見では弾きづらいところもありますが、軽快なマーチで、個人練習でも楽しめそうです。二箇所、超ritが要注意ですね。今回は譜面の音譜に釘付けでブレーキ効かず、突っ込んで行きました(笑)。
続いて「マリターナ」。行進曲のあとのせいか、いつもより速めのテンポの箇所が多かったですが、乱れがちで、これ以上にはならないことを願いたいところですね。
そして、最後はアンコールで、練習を終えました。
▼今回の練習曲は次の通り(●は新登場)
<土谷さん>
○Canzone a Posillipo Illuminato Culotta/石村隆行
組曲「ナポリの風景」より ポジリポ地方の唄
○VENEZIA MISTERIOSA Silvio Travaglia/Y. Matsumoto
神秘の街 ヴェネチア
<桐山さん>
○Vishunu-Times of Struggle für Zupforchester Oliver Kälberer
○Adagietto from Symphony No.5 in C-sharpminor G.Mahler/Kiri
<田中さん>
●連隊の子供たち Julius E.W.Fučik/TG
○Maritana;ouverture Wallace,William Vincent/Nara Mandolin Guitar Orchestra
○アンコール曲