♪ 奈良マンドリンギター合奏団 スタッフ・ブログ ♪

  合奏団のスタッフが、奈良マンの素顔、音楽に関係あること無いこと、どーでもいいこと、真面目な話、いろいろ語ります。

8月20日 練習記録

2023年08月20日 | 練習記録

体温よりも高い最高気温38℃越えが聞かれる中、皆さんよく集まりました。今回の練習には、賛助の方々はじめ、遠路組、お久しぶり組も揃い、定演モード一色。

10月14日(土)の定期演奏会に向けて、諸準備も開始。チラシは9月初めの練習には配布される見込みです。通常練習は今回限りで、9月からは終日練習(10時~17時)に。最後の楽譜も今回配布され、あとは練習あるのみ。

個人課題、全体課題満載ですが、少しづつ克服に向けて挑戦です。

▼まずはトーチャンさんの「ナポリの風景」から。軽く通るはずでしたが、怪しいのがフェルマータ明けの入り、続いて「他のパートの旋律を聴き音量をセーブするように」とのご指摘。

「神秘の街・ヴェネチア」の第1曲「サン・マルコの謝肉祭」は、最初の9小節はテンポは速くしないとのこと。32音符の後は何故か速くなってしまうようです。8分の速度感が失われてしまう感じですね。練習番号Fのフェルマータのあとの入りは、まだ探りながら組もチラホラ。指揮の振り方を覚え、カウントを意識して入りましょう。早く慣れたいところです。

第2曲「黄金の館にて」は、セロのソロ箇所は、たっぷりとした音、広がりが欲しいと、セロ全体での演奏に変更されました。今回は5本のセロ。しびれますねぇ・・・・・。練習番号Dに突っ込んでいき45小節目に向かうところは、前回は吹っ切れたように勢いよく行ったイメージでしたが、今回は、指揮者と奏者、どの位のスピートで行くのかな?と、なにやらお互いを伺う状態でしたね。全員の合意形成がまだできていない感じでしたね。プロの合奏団なら、どのような指揮にも対応できるでしょうが、素人合奏団は、やはり練習による慣れと体得が必要。次回は三回目、指揮者様の期待に応え、一発でうまくいって欲しいものです。

第3曲、第4曲の相変わらずの課題は持ち越し。第4曲は永遠の課題かも(×_×)。

第5曲「ラグーナの夜」の終わりのほうで、オケ譜との比較で、松本氏編曲譜に臨時記号漏れが発見され、1stの音が修正されました。確かにオケ譜のほうが、前後の雰囲気をうまく繋いでくれる音の流れでしたね。大切な音だったようです。

▼つづいてKiri様。4週間ぶりの「Vishunu」。慣れないリズムの多々展開するこの曲。今回は、練習番号C前後を集中練習。少しづつ、揃っていく感じはありますが、まだまだでしたね。自信をもって弾けるように、まずはしっかりと個人練習が必要なところです。時間なく最後まで到達できず、次の曲「Adagietto」にスイッチ。ゆったりしたテンポなれど、弦指定や♭が6つもあったりで、音外れもしばしばで、意外にたいへんな曲。練習していないことがバレてしまいますね。しっかりポジションを確定しておきたいとろです。

▼TG様は、新たにユリウス・フチーク作曲の「連隊の子供たち」をご準備、これも定演曲です。元は吹奏楽行進曲。フチークの曲としては「ドナウ伝説」を、2020年1月に練習しています。新型コロナが世界的に話題になり出した頃です。フチーク(1872-1916、チェコ)は、マンドリンではほとんど知られていない作曲家ですが、吹奏楽の世界では、300曲以上の行進曲やポルカ、ウィンナ・ワルツを作曲、軍楽隊指揮者。有名な曲に「剣闘士の入場」(ピエロ登場のテーマ曲)があります(当時のスタッフブログから)。

「連隊の子供たち」は、初見では弾きづらいところもありますが、軽快なマーチで、個人練習でも楽しめそうです。二箇所、超ritが要注意ですね。今回は譜面の音譜に釘付けでブレーキ効かず、突っ込んで行きました(笑)。

続いて「マリターナ」。行進曲のあとのせいか、いつもより速めのテンポの箇所が多かったですが、乱れがちで、これ以上にはならないことを願いたいところですね。

そして、最後はアンコールで、練習を終えました。

▼今回の練習曲は次の通り(は新登場)

<土谷さん>

○Canzone a Posillipo  Illuminato Culotta/石村隆行

 組曲「ナポリの風景」より ポジリポ地方の唄

○VENEZIA MISTERIOSA  Silvio Travaglia/Y. Matsumoto

 神秘の街 ヴェネチア

<桐山さん>

○Vishunu-Times of Struggle für Zupforchester Oliver Kälberer

○Adagietto from Symphony No.5 in C-sharpminor  G.Mahler/Kiri

<田中さん>

連隊の子供たち  Julius E.W.Fučik/TG

○Maritana;ouverture  Wallace,William Vincent/Nara Mandolin Guitar Orchestra

○アンコール曲

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8月6日 練習記録

2023年08月06日 | 練習記録

不要不急の外出は避けて下さいと叫ばれる猛暑の中、元気な仲間たちは予定通り練習会場に集まりました。

午前中には幹部会が開かれ、10月14日の第41回定期演奏会に向けての諸打ち合わせが行われました。演奏曲は、もう少し追加されるようです。

今回の練習は、Kiri様がお休みで、TG様とトーチャンさんの曲に集中でした。少しづつ課題潰しに入ってきましたね。

▼まずはTG様の「マリターナ」から。最初の2小節目から3小節目は、音を外さないように指板を見ながら、かつ指揮を見ないけないという意外に神経を遣う箇所で、乱れが露呈、まだ不安を感じさせる状況でしたね。安心できるようになってきたのは、最後のPrestoへの突入。しかし、最後の5小節は、一発で成功したためしなく、早く、テンポに慣れたいところです。1stの課題は、1stだけ動く音のある中盤のピッキング箇所。簡単な音なれど、なかなか揃わない。メトロノーム特訓がいいかもしれませんね、やってみよっ。

続いてはアンコール曲。あまり見かけない復付点四分音符のあとに、装飾音符のような三連符、指揮者様と奏者との間に音符の長さの理解に違いのあることが発覚。長~いクレッシェンドの扱いの確認、次回はバッチリでしょう。

▼トーチャンさんは、「ポジリポ地方の唄」から。今回はセロは2本。セロの音が聴こえるように、意識して音量調整を! そして、Pの音が大きすぎる。終わりの再現メロディーのテンポが遅くなっている等々、ご指摘をいただきました。

続いては「神秘の街、ヴェネチア」。指揮者様泣かせは、さまざまなフェルマータ明けの入り方。ゴルフ行かんと指揮の練習しとくわ(どっと笑い)、と仰っておられましたが、日焼けでバレそう・・・。それぞれ決まった振り方で、繰り返しの練習で、早く体得したいところです。

第1曲「サン・マルコの謝肉祭」では、テンポの変更の確認。10小節目のanimandoのところからは少し速めに、90小節目のGrandiosoはゆったりと。そして、ゴルフ日焼け談義で小休止・・・・(笑)。

第2曲「黄金の館にて」は、出だしのソロで繰り返し練習。ソロ譜を初めて見ましたが、数えにくそうな音符の並び。練習と慣れで乗り切るしかなさそう、頑張って下さい。セロの聴かせどころは、ギターは配慮をとのこと。これまでと大きく変化のあったところはCからの動き。39小節目あたりから45小節目に向けて、トレモロもピッキングに変えてでも、46小節目のPを際立たせるべく、勢いよく突っ込むこと。今回の感覚を忘れないようにしましょう。

第3曲「リアルト橋へ」の入りは、まだ慣れていない印象。指揮の振り方は必ずメモ等して、自信をもって入るようにしましょう。Dのめんどくさい音の並びの1stのところ、案の定乗り遅れ、置いてけぼりを食らいました(笑)。しっかり練習せねば・・・。

第4曲「監獄のそばで」。サン・マルコ広場に面したドゥカーレ宮殿の中に監獄のみならず、拷問部屋や処刑場があったなんて信じられませんが、不気味な音が随所に登場するこの曲、雰囲気満載で、ゾクゾクしちゃいます。「神秘の街」とタイトル付けした一つの要素でしょうか。例の超速を要求される3小節の歴史的難所、in3で、多少の温情テンポダウンがあるも、やっぱり見てるだけぇ~でしたね。私以外にもいたような・・・。拍の頭弾きすら合わなかった・・・なんとかせねば。

第5曲「ラグーナの夜」。実にロマンチックなメロディーの登場する曲です。Gからはin3ではなく、in2に変更になって、しかも2拍目からの振りとなりました。ここも早く安定させたいところ。次回は止まらないようにしましょう。

トーチャンさんから、ヴェネチア観光案内mapのご紹介がありましたね。皆さんいただけるようです。ヴェネチアにも斜塔があるそうな。ネットには多くの写真が公開されていますね。ほんまや~~。サン・ジョルジョ・デイ・グレーチ教会の鐘楼とか。水位の上昇や、地盤沈下により傾いたとか。

キョンキョンこと小泉今日子プロデュースの舞台「ピエタ」の上演が、始まりましたが、ピエタ養育院で永年仕事をしていたヴィヴァルディの住んだ街でもあるヴェネチア、もう一度行ってみたいなぁ・・・

 

▼今回の練習曲は次の通り(新登場の曲はありません)

<田中さん>

○Maritana;ouverture  Wallace,William Vincent/Nara Mandolin Guitar Orchestra

○アンコール曲

<土谷さん>

○Canzone a Posillipo  Illuminato Culotta/石村隆行

 組曲「ナポリの風景」より ポジリポ地方の唄

○VENEZIA MISTERIOSA  Silvio Travaglia/Y. Matsumoto

 神秘の街 ヴェネチア

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