♪ 奈良マンドリンギター合奏団 スタッフ・ブログ ♪

  合奏団のスタッフが、奈良マンの素顔、音楽に関係あること無いこと、どーでもいいこと、真面目な話、いろいろ語ります。

2020.8.30.練習記録

2020年08月31日 | 練習記録

今回もコロナ対策はバッチリ。いつも通りに、入り口でアルコール消毒と体温測定。記入表に名前と体温を書き入れます。あらら、なんとなんと奇跡! ○○加奈子に△△加奈子に◇◇加奈子の三行連続。3人目の加奈子さんは気づいたらしく、名前は「〃」と、省略していました(笑)。同名人、3人も居られたんですね。新発見です。

それはともかく、今回もうだる暑さの中、29人が集まりました。カンカン照りの中、生駒図書館までは日影もほとんどない歩道を徒歩10分。練習にも夏休みが欲しいと思うのは私だけでしょうか? 皆様ほんとにご苦労さまです。

今回も、新譜が8曲も登場です。

Dal様は、まずは、組曲「くるみ割り人形」から 第4曲トレパーク(ロシアの踊り)。ゆっくりならまだしも、だんだん速度upされ、まじめに弾こうとして撃沈でした(笑)。今度は「下」で地味に頑張ろ。

次は、初めてお目にかかるアマデイの作品で、1910年、ミラノの“Lo Spettacolo”紙が主催したオペレッタの作曲コンクールに於いて第1等に選ばれた「La favola della Principessa」(譜面表紙添付)。岡村光玉氏によると、このコンクールでは、応募者は同一の台本、つまりGiovanni Drovettiの作になる≪La favola della Principessa≫に、作曲しなければならないことになっていたようだ。ちなみにこの時の第2等はファルボの作品。このアマデイの作品は、アマデイらしさを感じさせる曲調でした。

次は邦人作曲家水野真人氏(1959~)の「マンドリンオーケストラの為の4章」の中から第一曲行進曲。もともとは富山大学MCの委嘱作品。「楽しく、にこにこ顔で」と言われても、リズム,音を外すまいと、作り笑いもできず、楽譜と睨めっこでした。バタバタ感のあったというドラさん頑張ってね。初見だものドンマイドンマイ。

つづいて、カンナの「Joyeux Carillon(喜びの鐘)」。学生さん向けということで、技術的には難しさはなく、感じのよい小品でした。

トーチャン氏は、あらたにミラネージの「主題と変奏」をご準備。細かい音の流れを、いかに美しく弾くか。宿題がまた一つ増えました。

TG様は、6月亡くなった服部克久氏への追悼を込めて?「ル・ローヌ」。実に綺麗なメロディーです。うまく弾きこなさないと・・・。

続いてTG様の今回の本命・カペレッティの「劇的序曲」登場。1912年のイル・プレットロ主宰の第5回作曲コンクールで金賞を受賞した曲とあって、最初から緊張感みなぎる作りは魅力的で秀逸。名曲とあって、演奏経験者も多く、懐かしく弾きましたね。次回も練習とのことで、皆様、きっちりご準備を。

本日の〆は、なぜか服部良一の「銀座カンカン娘」。たまたま配布された楽譜にくっついていたのでリクエストが出てしまった・・・。私は笠置シヅ子の歌の印象が強いが、最初は、高峰秀子らしい。どっちも、平成生れの人は知らないだろうなぁ・・・

次回は、Dal氏はお休みとのこと、あと6日間、「主題と変奏」「劇的序曲」をしっかり予習せねば・・・

さてさて、今回の練習曲は次の通り(●は新登場)

<井上さん>

○願いの叶う本 丸本大吾

●Nutcracker Suite Ⅳ.Trepak  P.Tchaikovsky/Joh.B.Kok

●Il solletico GHIRI GHIRI  Amedeo Amadei

  da “La Favola della Principessa”

●マンドリンオーケストラの為の4章  水野真人

 Ⅰ.行進曲

●Joyeux Carillon  Camille Cannas

<土谷さん>

○Cavalleria rusticana P.Mascani/G.F.Poli

  Preludio e Siciliana

●TEMA CON VARIAZIONI  G.Sirlen Milanesi

  (主題と変奏)

<田中さん>

●ル・ローヌ  服部克久/TG

  Le Rhône:ローヌ川

●OUVERTURE DRAMTIQUE  Arrigo Cappeletti

●銀座カンカン娘  服部良一(作詞:佐伯孝夫)

以上

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2020.8.16.練習記録

2020年08月17日 | 練習記録

今回は今年最高と思われる猛暑日下の練習。コロナ禍とお盆休みとあって、参加者は24名と、近年稀に見る少なさ。

しかし、このうだるような暑さの中、拍手の起こるできごとも。本人は欠席でしたが、某パートリーダーからメンバーのNさんのHappy Weddingのご報告がありました。どんな苗字になるのかなぁ・・?

今回から、しばらくの間は合奏練習を楽しむ活動のスタートです。今回は、8曲も新しい楽譜が登場です。指揮者様にはご負担をおかけしますm(_ _ )m

TG様は、まずは、シベリウスの「Andante festivo」。もともとは弦楽四重奏で、後に弦楽合奏用に編曲。シベリウスは、プログラムやアンコールに取り上げるなど、お気に入りの曲だったようです。

そして、私の好きなケテルビーワールドから「修道院の庭にて」。しょっぱなから吸い込まれる哀愁のあるメロディー、うまく歌えるようになるといいなぁと思いますね。

次は、ロッシーニの「ウイリアムテル序曲」。以前にも練習実績はありましたが、今回も指を加えて見てるだけぇ~~でしたね。数年ほど前、4人のアンサンブルによる演奏を見たことがありますが、感動ものでしたね。とても真似はできず、あっぱれでしたね。爪の垢でも煎じて飲んでみたいですね。私にとっては永遠の憧れで終わる「ウイリアムテル序曲」ですね。次回も練習するのかなぁ・・・?

つづくトーチャンさんは歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲かと思いきや、今回は「前奏曲とシチリアーナ」。第13回定期演奏会で、「前奏曲」はTG様指揮で演奏していますね。トーチャン氏、リベンジ?したかった思い出の曲のようです。二拍三連の練習にもなりそうな曲です。1stは、一箇所だけ死にそうなシンコペ(個人的ですが)があり、リズムオンチを克服せねばと、大きな宿題です(笑)。

そして、若手のホープ?dal氏は、ついに丸本大悟作品を準備。奈良マン初登場でしょうか。若者に人気?の「願いの叶う本」。メロディーはいいにしても、欠点はオールトレモロで、疲れるんですよね、年寄りには・・・(笑)。

このコーナーをご覧の団員以外の皆様、ヴィヴァルディから丸本大悟まで、幅広い作品を楽しむ奈良マンです、老若男女問わず、奮ってご入団下さいませ。

ついで、メニケッティの「Recuerdo de Corrida」は初めて耳にしましたね。なかなか軽快で楽しい曲です。

そして、イタリアの作曲家August Cesare De Moriの「Souvenir de Roanne」、マンドリニストRoannaisesに捧げた作品のようです。中野譜庫にもない掘り出し物かもしれないとのこと。軽快で、プレクトラムらしい作品です。よくぞ見つけたものです。この作曲家には、「Piccola sonata per un grande cuore」という作品もあるようです。

最後は、サルベッティの「セビノ湖上で」。オザキ譜庫の解説によると、“セビノ湖はイセオ湖とも呼ばれ、北部イタリア・ロンバルディア州にある小さな湖。スコアの左上段に、「麗しい夕べ、淡い月あかりの下、銀色にかがやく穏やかで魅惑的な湖は、あなたを舟遊びに誘う」と記されている”。

サルベッティは、アルプスの麓のイタリアブレノ生まれ。10年ほど前、演奏旅行で訪れたことがあり、サルベッティ氏の生家(写真添付)の前で、ご子息ともお会いしました。多くの作品を生み出す自然いっぱいののどかなよい街でした。懐かしく思い出しましたね。

今回の練習曲は次の通り(●は新登場)  

<田中さん>

 ●Andante festivo Jean Siberius

 ●DANS LE JARDIN D’UN MONASTÈRE A.W.KETELBEY/MARTEAU

 ●Guillaume Tell;Ouverture Gioacchino Rossini/Tanaka Akihico

<土谷さん>

 ●Cavalleria rusticana P.Mascani/G.F.Poli

  Preludio e Siciliana

<井上さん>

 ○恋  星野源/Dal Dreen 

   テレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』主題歌

 ●Recuerdo de Corrida François Menichetti/Dal Green

  Paso Doble

 ●願いの叶う本 丸本大悟

 ●Souvenir de Roanne August Cesare De Mori

  A “Les Mandolinistes Roannaises” dedico

  Composiziione per il complesso Mandolinistico “Raffaella” diretto da Marinella Martini

 ●Sul Lago Sebino Simone Salvetti

  REMIGATA

コメント (2)
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2020.8.2.練習記録

2020年08月04日 | 練習記録

今回は、幹部会の関係で、練習開始は少し遅らせて13時30分からでした。

今回の練習会場も、前回と同じく生駒図書館の広い会議室。梅雨も明け、前回よりも気温も上がり、窓も扉も開放、クーラーの効き目は半分以下の感じ。たまらんばい。参加人数は、前回同様30人ほど。暑さにもめげず、合奏練習を楽しみました。

TG様は、学生時代に、中野先生から同志社に紹介されたというスカンジナヴィア組曲をご準備。1966年の演奏旅行・山形演奏会で、後輩の指揮で演奏されたという懐かしい曲とか。

当時は、作曲者,編曲者ともに詳細不明だったようですが、作曲者フレデリクソン(1873~1950)はデンマークの作曲家で、1912年に作曲された管弦楽が原曲とか。スカンジナヴィア半島の海と山、歴史と伝説を物語る作品。美しいメロディーと軽快な踊りや勇ましいリズムの出てくる弾いていても楽しくなる曲です。でも、ちょっと練習しないとね。

トーチャンさんは、練習曲「イタリアの第二楽章」をおさらい。確かに意識して弾かないと、8分音符は、我先にと前へ前へですね。体内メトロノームの必要な曲です。

Dal氏は、テレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』主題歌の「恋」とやらをご準備。もちろん当世の歌謡曲やドラマ音痴の私は知りません。シンコペの練習には最適。乗れれば楽しい軽快な曲です、頑張ります! 次回も練習しますぞ!

演奏会もままならないこのご時世、しばらくは演奏会目的を持たずに、練習をエンジョイする中野先生の感覚で臨みましょう。

次回からは、トーチャン氏は思い出の曲、やりたかった曲をご準備、若手のDal氏は新しい曲,新感覚?の曲をご準備、俺は?と仰るTG様は、さてさて? いつも通りのTG様好みの曲でよいのではないでしょうか。しばらくは初見弾きが続きそうで、悩ましいですが、新しい譜面を音にするのも楽しいもの。

さてさて、今回練習した曲は次の通りです(●初お目見え)

<田中さん>

●Skandinavische Suite  Emil Juel-Frederiksen/Hermann Erdlen

○Secret

<土谷さん>

○SYMPONY No.4(イタリア)より第2楽章 F.Mendelssohn Bartholdy Op.90/Tsuciya

<井上さん>

●恋  星野源/Dal Dreen 

 テレビドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』主題歌

○Duende 宍戸秀明

 スペイン風4つの小品

○La Musica Notturna delle Strade de Madrid Luigi Boccherini/中野二郎

 マドリッドの夜の音楽 

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