♪ 奈良マンドリンギター合奏団 スタッフ・ブログ ♪

  合奏団のスタッフが、奈良マンの素顔、音楽に関係あること無いこと、どーでもいいこと、真面目な話、いろいろ語ります。

練習記録 7/29

2018年07月30日 | 練習記録

7/22、部内発表会・BBQ大会があったため、4週間ぶりの練習となりました。定演候補曲の楽譜が、今回の練習でほぼほぼ勢揃いです。

初登場のヴェネチア風小詩の2曲目「広場の賑わい」は、ヴェネチアの唯一の広場・サンマルコ広場での人々の憩いの場であり、賑わいの場を表現したもの。

この広場は、ヴェネチアの守護聖人サンマルコを祀ったサンマルコ寺院やヴェネチア共和国の政治の中心地ドゥカーレ宮殿、世界最古のカフェ・フローリアンに囲まれたところで、現在は、観光客で賑わう広場。カフェ・フローリアンの前では、いつも生バンドが演奏しており、つくづく音楽好きの国民性を感じます(2010年旅行時の写真添付)。

この曲の作られた当時(1924年)は、地元の人々の憩いの場所だったんでしょうね。弾いていてとても楽しく感じる曲です。当時の賑わいぶりをお届けできればと思います。

作曲したジュディチ(50歳の頃)は、ヴェネチアから200数十キロ西のベルガモで、マンドリン合奏団「エストゥディアンティーナ ベルガマスカ」の指揮をしていて、ギタートップはマッツォーラ37歳、名誉会長アマデイ58歳という、作曲家が3人も集まっている中で活動していたようです。曲作りに、お互いに切磋琢磨されたのでしょうか?

続いて初登場の「巫術師」のⅢ.呪(RONDO)、理想テンポ138、許容テンポ120という、ゆっくりするところのない、ちょぃと疾風的な曲で少しヒビリ。とはいえ、「リズミカルに」の指示もあるので、気持ち安心か?

いよいよ練習開始。はじめ、60位のゆったりテンポで初見弾き。少しづつテンポアップして、最後は120程度に挑戦。弾いてみれば、う~ん、なんとかなるかと一安心。たいへんなのが、16分と8分のリズムがところどころ入れ替わるところ。いずれ弾きこなせば、懸念は払拭されるでしょうが、しばらくは緊張が続きそう。指揮者様の雷(音は外してもリズム外しには雷なのだ!)が落ちないように、しっかり練習せねば・・・(^_-)☆

田中さんも、そろそろ定演曲をしぼられたようで、今回は5曲を一通り練習。な、な、な、なんと暑いからか、25分も練習時間を残して、早めに終わってしまいました。ブーイングもちらほら、じゃあ練習続けますか? いやいやこれにもブーイングちらほら。どっちやねん! 結局今回の練習は早めに終わりました、ラッキー! 少しでも早く生ビールを飲みたい輩には、嬉しい早引きでした。ほんとは田中さんが一番飲みたがっていた?

今回の練習曲は次の通り(○印は初登場)。

<土谷さん>

§Bozzetti Veneziani ヴェネチア風小詩  E.Giudici

  ●Ⅰ.Sotto el ponte el funeralet(橋の下を死者の舟が行く)

  ○Ⅱ.Dovete che ciacola in piazzeta(広場の賑わい)

●ネリーアルバム Carlo Munier/中野二郎

<桐山さん>

§「巫術師」 大栗 裕

  ●Ⅰ.祈

  ●Ⅱ.巫

  ○Ⅲ.呪(RONDO)

<田中さん>

●Serenata elegante  Giulio De Micheli/田中昭彦

●Valzer della Sirene  Dino Berruti/田中昭彦

●Minuetto civettuolo  Amedeo Amadei/田中昭彦

●「Burattini in marcia」Intermezzo caratteristico

  マリオネットの行進 Amedeo Amadei/田中昭彦

●L'Impresario in angustie(Le Directeur dans I'embarras)

  「みじめな劇場支配人」序曲  Domenico Cimarosa/田中昭彦

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バーベキュー写真

2018年07月25日 | イベント

バーベキュー大会の写真のご案内です。

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7/22部内発表会&バーベキュー

2018年07月25日 | イベント

7/22(日)は、この猛暑の中、奈良マンの恒例行事「部内発表会」と「バーベキュー大会」が行われました。

午前中行われた「部内発表会」には17組が出演し、この日のために練習を続けてきた成果を披露。バッハから久石譲まで、それぞれ思い入れの曲を演奏。合奏あり、デュオあり、独奏あり、みなさん熱演でしたね。

演奏を楽しみながら、お互いに刺激し合い、切磋琢磨、これぞ奈良マンが誇る?底力!と、言っても過言ではありません。ふだんお目にかかることのない奈良マンメンバーの一面を垣間見ることのできた部内発表会でした。

そして、午後からは場所を変えて森の中の某別荘の庭で「バーベキュー大会」。猛暑の中、生ビールのおいしいこと(かく言う私はノンアルコール)、そして、食べきれないほどの肉たち。お腹が膨らめば、次は四方山話に花が咲き、暑さも忘れる楽しいひと時でした。親睦がさらに深まったことでしょう。

「部内発表会」と「バーベキュー大会」、段取り,準備,ご協力くださいました関係者の皆様に心から感謝です。ありがとうございました。

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7/1 練習記録

2018年07月02日 | 練習記録

熱い夏がいよいよやってまいりました。奈良マンにとっては、恒例の部内発表会とバーベキュー大会(7/22)が待っています。部内発表会には多くのエントリーがあったようです。7/1の練習の前(午前中)には、部内発表会出演組の練習もあったようで、皆さんの発表会にかける熱意には敬服せざるを得ません。

さてさて、今回の桐山さんの練習では、「巫術師」のⅡ.巫が初登場。「巫」は、なんと読むのでしょう? 漢字辞典オンラインでは、音よみ:フ,ブ 訓読み:かんなぎ,みこ とあります。意味は神に仕える人。とくに女性を「巫(ふ)」、男性を「覡(げき)」と言うらしいです。「覡(げき)」の字は、巫を見ると書くんですね、男性は神に仕える女性(巫)を見ていたんでしょうかね? 練習は「祈」を、前回と同様、桐山さんによる楽譜解釈説明付きで繰り返しでみっちり。さながら全体パート練習。この練習スタイル、理解も増し、効果的で好評。

土谷さんの練習では、2曲構成のヴェネチア風小詩のうち、1曲目「橋の下を死者の舟が行く」が初登場。土谷さんは「味わいがある」といたくお気に入り。「こういうコメントがでるときは、きっと演奏会でやることになるやろ」とご本人の談。次回は、陽気な2曲目が登場するようです。

そして、お約束の「ルスランとリュドミラ」も練習。今回の練習くらいのテンポぐらいだったら、本格的に練習すれば、演奏会でやれそうだなぁ・・、とのご印象(お気遣い100%)。ひょっとすると将来あるかもしれませんが、平均年齢60歳を超えないうちにお願いしたいなぁ・・。

田中さんは、本邦初演の作品のオンパーレード。チマローザの「みじめな劇場支配人」序曲は、オケでは有名のようですが、斯界の演奏履歴はネットでは見あたらず、本邦初演かもしれませんね。多くの初演候補作品があり、今秋、果たしてどの曲がデビューするのでしょうか? 斯界の皆様、お楽しみに。ぜひ演奏会にお越しくださいませ。

今回の練習曲は次の通り(○印は新登場)。

<桐山さん>

●「巫術師」Ⅰ.祈 大栗 裕

○「巫術師」Ⅱ.巫 大栗 裕

<田中さん>

●Valzer della Sirene  Dino Berruti/田中昭彦

●Minuetto civettuolo  Amedeo Amadei/田中昭彦

●「Burattini in marcia」Intermezzo caratteristico

  マリオネットの行進 Amedeo Amadei/田中昭彦

●L'Impresario in angustie(Le Directeur dans I'embarras)

  「みじめな劇場支配人」序曲  Domenico Cimarosa/田中昭彦

<土谷さん>

●Ruslan and Ludmila Ouverture

  歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲 M.J.Glinka/中野二郎

○Bozzetti Veneziani ヴェネチア風小詩  E.Giudici

  Ⅰ.Sotto el ponte el funeralet(橋の下を死者の舟が行く)

●ネリーアルバム Carlo Munier/中野二郎

以上

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